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ゆかり

ビットコインキャッシュのハードフォークってなに?初心者でもわかるように徹底解説!

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

ビットコインキャッシュと深い関係のあるハードフォークについて、きちんと理解していますか?ハードフォークは仮想通貨において、非常に重要なキーワードです。今回はハードフォークについての解説と、ビットコインキャッシュとの関係について、できるだけわかりやすくお話していきたいと思います!

ゆかりゆかり

こんにちはー!
久しぶりに服を買いました!ゆかりです(*’ω’*)

先日、夏休みということもあって、久しぶりに友達とショッピングモールに買い物に行きました♪

ジェラート食べてお洋服買って、スムージー飲んで・・・楽しかったです(*´з`)

 

さて今日は、ビットコインキャッシュ関連のお話でよく出てくる「ハードフォーク」についてです。

ビットコインキャッシュを理解するためには、必ずハードフォークの知識が必要!というほど重要なキーワードです。

今回は、そもそもハードフォークとは何か?ということから、ビットコインキャッシュとハードフォークの関係など、仮想通貨初心者でもわかるように、できるだけわかりやすく解説をしていきたいと思います!

ビットコインキャッシュとハードフォークの関係について

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

まずはめっちゃ簡単に、ビットコインキャッシュとハードフォークの関係について解説しておきたいと思います!ハードフォークについての詳しい解説は、あとできちんとするので焦らないでくださいね(*´з`)

まず、みなさんもご存知の通り、ビットコインという通貨から「仮想通貨」が始まりました。元祖仮想通貨ですね!

そのあといろんな仮想通貨が誕生するのですが、それらはすべてインターネット上のデータとして扱われる通貨です。

もちろん、その通貨を管理するシステムがあって、その上で成り立っているものです。

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このシステムは非常に素晴らしい仕組みになっているので、今では仮想通貨以外にも利用されています(*^^)

ここで本題ですが、ビットコインキャッシュは、ビットコインのシステムからハードフォークで誕生した仮想通貨だということです。

これが今日お伝えしたいことのすべてですが、これだけでは何もわからないと思うので、ひとつずつ詳しく解説していきますね(=゚ω゚)ノ

仮想通貨のブロックチェーンについての基礎知識

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

ビットコインキャッシュのハードフォークについて解説をする前に、仮想通貨を管理する「ブロックチェーン」についてのお話をしておきたいと思います。

ビットコインキャッシュを管理するブロックチェーンとは

そもそもブロックチェーンとは、ナカモトサトシと呼ばれる人物が開発した、インターネット上でデータを管理するシステムの名称です。ナカモトって日本人のような名前ですが、国籍から性別まで、どんな人物なのか何ひとつわかっていません。

ブロックチェーンは仮想通貨だけでなく、いろいろなデータを管理できるシステムだと考えておいてください。ただ2018年現在では、仮想通貨以外の利用法はそこまで発展しておらず、一部の企業が利用しているにすぎません。

ゆかりゆかり

でも本当に画期的なシステムなので、今後世界中で普及してくることが予想されています。

いろいろなデータを管理できると言いましたが、ビットコインキャッシュならビットコインキャッシュのブロックチェーン、ビットコインならビットコインのブロックチェーンがあります。

ブロックチェーンの中にビットコインキャッシュやビットコインがあるわけではなく、それぞれ独立したシステムだということです。

ブロックチェーンを支えるP2Pシステムとは

インターネット上でデータを管理するシステムはいろいろありますが、その中でブロックチェーンが注目されているのは、P2P(ピア・ツー・ピア)を採用しているからです。

P2Pはデータをやり取りする方法の一種で、サーバを通さず端末同士でデータのやり取りができるシステムです。

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まだちょっとわかりにくいですね。もう少しかみ砕いてお話します。

サーバというのは、データを保管しているパソコンのことです。メールサーバにはメールが保管されていますし、WEBサーバにはWEBサイトのデータが保管されています。

私たちは、自分のパソコンを使ってWEBサーバにアクセス(接続)し、WEBサイトを見ています。直接そのWEBサイトを作った人のデータを覗いているわけではありません。

WEBサイトを作った人も、WEB上に公開するためには、WEBサーバにサイトのデータをアップロードしなければいけません。

メールも同じで、私たちが送ったメールは一度メールサーバに保管され、それを受信する人に届けられる仕組みになっています。メールを送った人から、直接受けとる人に送られているわけではありません。

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ちなみに、このサーバを通してデータのやり取りをする方法を、サーバ・クライアント方式と言います。

それに対しP2Pは、サーバを通さずに個々のパソコン同士でデータのやり取りができる画期的なシステムなんです。ビットコインキャッシュのブロックチェーンも、もちろんP2Pを採用しています。

たとえば、私たちがよく利用しているLINE(ライン)やSKYPE(スカイプ)は、P2Pを利用した連絡ツールです。知らないところで、このような素晴らしい技術は発展しているのです(*‘∀‘)

ブロックチェーンには決まったサーバがなく、世界中のコンピュータでデータの共有・管理をしていることから、分散型台帳と呼ばれることもあります。

ビットコインキャッシュのブロックチェーンは取引データを管理している

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

さて、ビットコインキャッシュのブロックチェーンはP2Pで成り立っていますが、どのようなデータのやり取りをしているかが重要なポイントです。

ビットコインキャッシュのブロックチェーンではビットコインキャッシュのデータをやり取りしているのですが、「誰がいくら持っている」という、これまでの銀行のようなデータ管理方法とは異なります。

銀行では、利用者ひとりひとりに口座を付与し、その口座にいくらのお金が入っているか、またどのようなお金の動きがあったかをすべて管理しています。その人の住所や電話番号なんかの個人情報も、きちんと管理していますよね。

ビットコインキャッシュのブロックチェーンはもっとシンプルで、「誰が誰にいくら送ったか」というデータのみ管理しています。つまり、ビットコインキャッシュのブロックチェーンで個人の管理はしていないということです。

ビットコインキャッシュの取引には、アドレス(口座のようなもの)が利用されます。

アドレスAからアドレスBに10ビットコインキャッシュ、アドレスBからアドレスCに3ビットコインキャッシュ、さらにアドレスXからアドレスYに20ビットコインキャッシュを送金した、というような取引が世界中で行われていますが、そのデータだけが保管されています。

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このアドレスAやBを誰が管理しているのか(誰の口座か)、ということまではブロックチェーン上には記載されていないということなんです(`・ω・´)

ビットコインキャッシュのブロックチェーンでは、これらの取引データを一定量集め、ひとつのデータとしてブロックにしてしまいます。さらにそのブロックを時系列につなげていきます。

時系列でつなげて保管することで、ブロックデータの改ざんができないようにしています。

たとえば、ブロックA→ブロックB→ブロックCとつながっているところを、誰かが不正をしてブロックBのデータを書き換えてしまったとします。

この場合、ブロックチェーンでは、ブロックA→ブロックD→ブロックCとなり、そのブロックDは不正ブロックとすぐに判明してしまうということです。

このように、ブロックがチェーン状になって管理されていることから、ブロックチェーンという名称がつけられたそうです。

ビットコインキャッシュのブロックは分岐することがある

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

ビットコインキャッシュなどの仮想通貨では、ブロックチェーンのブロックが分岐することもあります。

あ、このブロックの分岐についてはハードフォークとも関係があるので、今日の大事なところですよ(*‘ω‘ *)

本来ブロックチェーンは、1本の線状ですべてつながっているのですが、いくつかの原因によって分岐が発生します。

ブロックが分岐する主な原因は以下の2つ。

・ブロックが同時に生成されたとき
・システムのアップデート(ハードフォークなど)をしたとき

ビットコインキャッシュの場合、約10分ごとに新しいブロックが生成されます。

基本的には、10分間に1つのブロックしか生成されませんが、まれに同時に2つのブロックが生成されてしまうこともあります。このような場合、ひとまず両方のブロックが新しいブロックとしてチェーンに繋げられます。

そこでチェーンは分岐し、それぞれのブロックに新しいブロックが繋げられていきます。

そして、最終的に長く繋がったほうのチェーンを採用し、短かったほうが消えることになります。

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このチェーンが短いほうのブロックを、孤立ブロック(オーファンブロック)と言います。

消えたブロックに含まれていたビットコインキャッシュの取引は「未確認取引」に戻され、また新しいブロックに入れられるのを待つという流れになります。

また、ブロックチェーンのシステムをアップデートした場合も、ブロックは分岐します。つまり、アップデート前のブロックと、アップデート後のブロックに分岐するということです。

あとで詳しく解説しますが、このアップデートのことを、ソフトフォークやハードフォークと言います。

基本的には、ブロックの同時生成と同じように、孤立ブロックは消えてしまいますが、条件が揃えばそのまま分岐し続け、別の通貨として扱うこともあります。

ビットコインキャッシュのブロックチェーンは誰が管理している?

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

ビットコインキャッシュのブロックチェーンには、銀行のように特定の管理者はいません。

P2Pシステムによって、世界中のコンピュータが情報を共有・管理しています。

ブロックチェーンを管理するには、専用のソフトウェアをコンピュータにインストールすることで行います。

ビットコインキャッシュであれば、ビットコインキャッシュのブロックチェーンのデータをコンピュータにダウンロードし、システムを動かすソフトをインストールすれば参加することができます。

ビットコインキャッシュのブロックチェーンは、BitcoinABCがソフトウェアを公開しているので、興味のある方は以下のリンクからダウンロードしてみてください(*’ω’*)

Bitcoin ABC – Bitcoin ABC – Software for Bitcoin Cash nodes

ブロックチェーンのシステムを導入しているコンピュータのことを「ノード」と言います。ノードはもともと複数の端末をつなぐ「接点」という意味を表します。

システムの一部をインストールしているコンピュータを「ノード」、すべてをインストールしているコンピュータを「フルノード」と呼ぶこともあるので覚えておきましょう(*^^)

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フルノードはかなり高性能なパソコンじゃないと動かないので要注意です(。-`ω-)

ビットコインキャッシュのブロックチェーン管理は、何もボランティアで行うわけではありません。新しいブロックが生成できた人に対して、報酬が与えられるのです。

その報酬は、新しい通貨の発行です。ビットコインキャッシュのブロックチェーンであれば、新規ビットコインキャッシュが発行され、それが報酬となります。

ちなみに、2018年現在のブロック報酬は12.5BCH(ビットコインキャッシュの単位)となっています。

新しいブロックを生成するために、ノードは膨大な計算を行います。この計算が総当たり方式で解を見つけていくやり方のため、「新しい通貨を掘る」ように見えることから、「マイニング(採掘)」と呼ばれます

そして、マイニングをする人やそのコンピュータのことを「マイナー(採掘者)」と呼びます。

マイニングの知識と相応のパソコンさえあれば、私たち個人でもマイニングをすることは可能です。

ただ、ビットコインキャッシュなどの有名コインはすでに多くの企業が大規模なマイニングを行っているため、なかなか入る隙はないかもしれません。

ゆかりゆかり

私もビットコインキャッシュのマイニングをやろうと思ったことはありますが、パソコンの性能がしょぼしょぼなのでやめました(*´Д`)きっと、電気代で赤字です。

ハードフォークはシステムの根本的なアップデートのこと

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

ハードフォークがビットコインキャッシュの誕生と深く関係していると言われても、まだピンとこないかと思います。

めっちゃ簡単に言ってしまうと、ハードフォークは仮想通貨を管理するブロックチェーンの根本的なアップデートのことです。ちょっとまだわからないと思うので、詳しく解説していきますね。

ビットコインキャッシュのブロックチェーンは更新される

ビットコインキャッシュのブロックチェーンは、複雑なプログラムで動いています。ほかのソフトウェアと同じように不具合もありますし、新しい機能を追加するときはシステムのアップデート(更新)を行います。

このアップデートを行うことを「フォーク」と言ったりします。アップデートを行うことでブロックが分岐することから、食器のフォークの先端のようになるという意味で名づけられたそうです。

このアップデートには2種類あって、アップデート後のシステムとアップデート前のシステムの間で互換性があるかどうかで分類されます。

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互換性というのは、置き換えても問題なく動作する性質のことです(*’ω’*)

マイナーはブロックチェーンを管理するソフトウェアを使ってマイニングをしているということは、先ほど説明した通りです。

互換性があれば、今まで使っていたソフトウェアをアップデートしなくても問題なく使えますし、もちろんソフトウェア自体を対応させるためにアップデートしても使えます。

でも互換性のないアップデートが実行された場合、ソフトウェアをアップデートしなければ使えなくなってしまいます。もし使ったとしたら、まったく別のブロックが生まれてしまうことになります。

互換性のあるアップデートを「ソフトフォーク」、そして互換性のないアップデートを「ハードフォーク」と言います。

今あなたの目の前にパソコンがあるかと思いますが、そこに入っているソフトウェアをイメージすればわかりやすいかもしれません。

ワードでもエクセルでもどんなソフトウェアでもいいですが、機能改善や不具合の修正でアップデートが行われることがありますよね?

そのアップデートが行われたあとでも、同じパソコンで同じように使えるなら、互換性のあるアップデート(仮想通貨で言うとソフトフォーク)ということになります。

もしそのアップデートのせいで、同じパソコンで使えなくなることもあります。「このソフトウェアはwindows10にアップデートしないと使えません!」というような場合です。この場合、そのアップデートは互換性のないアップデート(仮想通貨で言うとハードフォーク)ということなんです。

たかしま編集長がゲームでわかりやすく例えていたので、よければこちらの記事も参考にしてみてくださいね♪

ハードフォークで通貨が分裂することもある

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

システムのアップデート、つまりソフトフォークやハードフォークを行った場合、ブロックチェーン上のブロックは枝分かれすることになります。

アップデート前のシステムでブロックを生成する人と、アップデート後のシステムでブロックを生成する人がいて、それぞれのチェーンができてしまうのです。

それでもほとんどの場合は、先ほどと同じように、短いほうのブロックは消えてなくなってしまいます。

どういうことかというと、大多数のマイナーがアップデート後のシステムに移行した場合、アップデート前のシステムで生成されたブロックは孤立ブロックとなり、そのまま消えてしまいます。

反対にアップデート前のシステムでブロックを生成するマイナーが多数いた場合、そのチェーンもそのまま残ってしまうことになります。

つまり、ブロックは分岐したまま続いていくことになり、別の通貨として扱われることになるのです。

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みんながそのアップデートに賛成していれば、通貨が分裂することはほとんどないということです(‘ω’)

ビットコインキャッシュがまさにこのパターンで、ビットコインのハードフォークによってブロックチェーンが分岐。そして分岐したブロックの両方に支持者がいたため、ビットコイン(旧システム)とビットコインキャッシュ(新システム)に分裂することになったのです。

ここで知っておいてほしいのは、ハードフォーク=通貨の分裂ではないということです。

ハードフォークはあくまでもシステムアップデートの一種なので、分裂しないことももちろんあります(*‘ω‘ *)

ビットコインキャッシュはハードフォークによって誕生

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

これまで仮想通貨の世界では、さまざまな通貨でハードフォークが行われてきました。その中でもやっぱり一番有名なのは、ビットコインキャッシュの誕生ではないでしょうか。

ビットコインのスケーラビリティ問題

ビットコインのスケーラビリティ問題は、ビットコインキャッシュが誕生することになった理由のひとつです。

ビットコインはブロックサイズが1MB(メガバイト)と決まっており、約3,000~4,000ほどの取引データを記録できるそうです。

ビットコインはビットコインキャッシュと同じで、ブロックの生成頻度は10分に1回と決まっています。

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つまり、10分の間に3,000~4,000ほどの取引しか処理できないということですね(。-`ω-)

それ以上の取引が行われると、取引の遅延や送料の高騰が起こってしまうのです。

スケーラビリティ問題とは、言い換えると「ブロックサイズを拡張できない」という問題です。スケーラビリティをちょっとカッコよくいうと、拡張性という言葉で言い表すこともできます。

つまり、ビットコインには拡張性がなく、この問題を解決するには根本的なアップデート、つまりハードフォークが必要になるということです。

しかし、そう簡単にハードフォークを行うことはできません。ハードフォークを行うということは、通貨分裂のリスクがあるということで、そうなれば通貨自体の信用がなくなり、価格の暴落などが起きてしまう可能性があるのです。

ブロックサイズを大きくすることで、処理能力の低いコンピュータでのマイニングの負担が大きくなってしまい、マイニングの一極化が進んでしまう可能性も示唆されていました。

すでにマイニングの一極化やパワーの集中は始まっており、主に電気代の安い中国にあるマイニング企業が大きな力を持ってしまっています。

ビットコインの開発者は、これ以上の権力集中を避けるために、ブロックサイズを大きくするハードフォークを避けてきました

ゆかりゆかり

スケーラビリティ問題は、「ブロックサイズの拡大ができない」のではなく、いろいろな理由があって「ブロックサイズを拡大したくない」ということでジレンマが発生しちゃってるということなんですね。

もうひとつの解決策はSegwitの導入

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

そこでもうひとつの解決策として挙げられたのが、Segwit(Segregated Witness)というシステムを導入する方法です。

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日本ではセグウィットとか、セグとか呼ばれることが多いですね(‘ω’)

Segwitは、取引データを圧縮することで、1MBのブロックの中にたくさんの取引データを詰め込んじゃおう!っていうシステムです。1MBのブロックで、これまでの約1.7MB分の取引データが入るそうです。

Segwitはハードフォークではなくソフトフォークになるので、通貨分裂のリスクはありません。また、ブロックサイズもそのままなので、処理能力の低いコンピュータの負担が大きくなることはありません。

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でも、このSegwitには2つの問題点があったんです。

ひとつは、結局スケーラビリティの問題は解決できていないということ。

取引データを圧縮することで、現時点では対応できるのかもしれません。しかし、将来的にさらに取引数が増えることも十分考えられるので、Segwitでは不十分だと指摘されています。

しかもSegwitを導入してしまうと、そのあとプログラムの大幅な変更ができなくなってしまうそうです。つまり、「取引数が増えたときにまたアップデートしたらいいや」というやり方はできないということです。

もうひとつの問題は、Segwitを導入することで、ASICが使えなくなるということです。ASICは、多くのマイナーが利用しているマイニング専用機器です。

特にマイニング大国の中国では、ASICを使った大規模なマイニングが行われています。Segwitを導入することでマイニングができなくなると、大きな被害が出てしまうことになります。

解決策をめぐり開発者とマイナーが対立

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

まとめると・・・
ビットコインはスケーラビリティ問題を抱えており、その解決策は2つ。
・ハードフォークでブロックサイズの拡大
・Segwitを導入して取引データを圧縮

ということでした。

この問題をめぐり、ビットコインの開発者とマイナーの間で対立が起きてしまいました。

開発者はハードフォークで通貨の分裂などのリスクを防ぎたいので、Segwitを導入したい。
マイナーはSegwitの導入でASICが使えなくなるから、ちゃちゃっとハードフォークを実施したい。
という対立です。

この対立が和解することはありませんでしたが、最終的に折衷案としてSegwit2xを導入することになりました。

Segwit2xとは、Segwitを導入し、さらにブロックサイズを2MBまで引き上げるという方法です。

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でもこれって結局Segwitを導入しちゃってるし、ハードフォークもしちゃうってことだから、何の解決にもなっていないんですよね。むしろ悪化?しているようにも見えますよね・・・。

仮想通貨は本来誰でも平等に扱うことができて、中央集権的な組織の介入を防ぐという理念があります。しかし、ふたつの組織が対立して妥協案をとって、ってこれじゃあまるでこれまでの中央集権的な政治とやっていることは変わりないですよね。

最終的にSegwit2xが導入されることはありませんでしたが、この問題でビットコインが多くの批判のまとになったのは言うまでもありません。

ハードフォークでビットコインキャッシュが誕生

そんなこんなで2017年8月になり、ビットコインのハードフォークが実施されることになりました。

解決策が見つからず、一時的に妥協案のSegwit2xが合意されたにもかかわらず、マイナー派がなかば無理やりハードフォークを実行してしまったんです。

そのハードフォークで誕生したのが、みなさまご存知のビットコインキャッシュです。

もし対立が起きていなければ、ビットコインにハードフォークが実施されたとしても、通貨が分裂することはなかったのかもしれません。

しかし開発者はビットコインを支持し、マイナーは新ビットコインを支持したため通貨が分裂。旧ビットコインはビットコイン、新ビットコインはビットコインキャッシュとなったのです。

このことから、旧ビットコインは「ビットコインコア」や「ビットコインクラシック」などと呼ばれることがあります。

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ビットコインキャッシュはアップデートされた新ビットコインなので、ビットコインキャッシュこそが本物のビットコインだと主張する人もいます。ややこしいですね(;´・ω・)

ちなみにこのハードフォークを主導したのは、中国の大手マイニングプールのViaBTC社です。

マイニングプールというのは、簡単にいうと大規模なマイニングを行う企業なんかのことです。その中でもViaBTC社はかなり力を持っているマイナーです。

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ビットコインキャッシュ関連のニュースでよく出てくる名前なので、よければ頭に入れておいてくださいね♪

このハードフォークでは、ビットコインのいくつかの機能がアップデートされました。

その中でも特に注目したいのは、やはりブロックサイズの拡大です。

ビットコインのブロックサイズは1MBでしたが、ビットコインキャッシュは8MBとなりました。

ブロックサイズが大幅に拡大したことで、取引量の増加にも余裕で対応できるようになったんです(*‘ω‘ *)

ビットコインキャッシュのハードフォークまとめ

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

ここからは、ビットコインキャッシュに対して行われたハードフォークの解説をしていきますね。

2017年11月のハードフォーク

ビットコインキャッシュは誕生当初、マイニングの計算難易度の調整がうまくいっていませんでした。

ビットコインキャッシュのマイニングは、ブロックの生成が約10分に1回になるように調整されるシステムです。

つまり、マイナーたちの計算速度が速ければ難易度が上がり、計算速度が遅ければ難易度が下がることで、ブロックの生成時間が自動的に調整されているのです。

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ちなみに、この計算速度のことを「ハッシュレート」と言ったりします(*^^)

ビットコインキャッシュ誕生当初、ビットコインキャッシュの難易度調整は、ビットコインと同じ「NDA(Normal Difficulty Adjustment)」を採用していました。

NDAはシンプルな調整システムで、2週間に1度調整するというものでした。マイナーがたくさんいるビットコインでは、NDAで上手くいっていました。

しかし誕生当初のビットコインキャッシュはマイナー数が少なく、ハッシュレートの変動が大きかったので、2週間に1回の調整では間に合いませんでした。

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計算難易度が高すぎると計算に時間がかかってしまう(電気代もかかる)ため、誰も計算しなくなり、長い時間ブロックが生成されないということもあったそうです。

また、わざと計算をせずに難易度を下げ、そのあと簡単な計算をして稼ぐこともできるというような状態でした。

そこで2017年11月、ビットコインキャッシュの難易度調整システムをNDAからDAAに変更するという内容のハードフォークが実施されました。

DAA(Difficulty Adjustment Algorithms)では、難易度調整の時間が600秒(10分)、つまり1ブロック生成されるごとに調整される仕組みです。

これにより、ハッシュレートの急激な変化にもすぐさま対応できるようになりました。

2018年1月のハードフォーク

2018年1月、ビットコインキャッシュの誕生を先導したViaBTC社は、また同じように通貨の分裂を目的としたハードフォークを行いました。

このハードフォークでは、ビットコインキャッシュのブロック生成時間の変更(10分→2分)や、総発行枚数の変更(2100万枚→210億枚)が行われました。

しかしこんな強引なアップデートが支持されるわけがなく、アップデート前のビットコインキャッシュはそのまま残っています。

そしてアップデート後の通貨は「ビットコインキャンディ」と名づけられ、イギリスのCoinExという取引所で取り扱われています。

このハードフォークは、ビットコインキャッシュをアップデートすることが目的ではなく、新しい通貨を生み出すことが目的でした。

ViaBTC社がビットコインキャンディを誕生させたのは、自分たちが運営する取引所(CoinEx)への客寄せのためだと言われています。

ビットコインキャンディについては、以下の記事で詳しく紹介しています♪

2018年5月のハードフォーク

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク

その後ビットコインキャッシュは順調にブロックを生成していき、今ではビットコインやイーサリアムに次ぐほどの人気通貨となりました。

そして2018年5月には、ブロックサイズの変更などを含む大幅なアップデート(ハードフォーク)が行われました。

このハードフォークでアップデートされたシステムは、以下の2点です。

・ブロックサイズの変更
・スマートコントラクトの導入

ブロックサイズは、8MBからさらに大きな32MBになっています。このことで取引の処理能力が大幅にアップし、ビットコインが抱えていたスケーラビリティの問題はほぼ解決できたと考えられています。

ただし先ほども触れたように、処理能力の低いコンピュータでは、ブロックをダウンロードするだけでも時間がかかってしまうため、企業などのマイニングに遅れを取ってしまうことになります。

ゆかりゆかり

そもそも個人と企業では規模が違うので、ブロックサイズなんて関係なく太刀打ちできないんですけどね(。-`ω-)

もうひとつのスマートコントラクトとは、ブロックチェーンに「契約」を組み込むことができる画期的なシステムです。「ビットコインキャッシュを送金したら自動的に〇〇する」というような条件を設定できるとイメージするとわかりやすいかもしれません。

まだまだ実用段階にはなっていませんが、今後ビットコインキャッシュのブロックチェーンを利用したさまざまなサービスの誕生が期待できますね(*’ω’*)

2018年11月のハードフォーク

ビットコインキャッシュは、2018年の11月にハードフォークを控えています。

またはっきりとした内容は発表されていませんが、8月15日までにはプログラムのコードが発表されるそうです。

あくまでも私の予想にはなりますが、スマートコントラクトの応用部分が導入されるんじゃないかな?と考えています。

前回のハードフォークで基礎部分の導入、そして次回のハードフォークで応用部分、もしくは基礎部分の修正などが入るんじゃないでしょうか。

ブロックの生成時間が短くなるなんていう噂もありますが、根拠のない噂ですし、今問題なく動作していることを考えると現実的ではないなーと私は思います。

ちなみに、次回のハードフォークの内容は、以下のリンクから確認することができます。

November Upgrade Timeline

ハードフォークはシステムのアップデート

今日は、ブロックチェーンの仕組みから、ハードフォークとは何かということまで、徹底的にお話をしました!

今日もいろいろ言いましたが、ハードフォークはブロックチェーンのアップデートなんだなーということだけ、頭に入れていただければ幸いです。

ハードフォーク=仮想通貨の分裂と思っている人も多いようですが、そうじゃないんだよーということを知っておいてください。

ビットコインキャッシュはハードフォークと何かしらの縁があるようで、どちらかを説明するときは、もう片方が必ず出てくるというような関係です。

ビットコインキャッシュのニュースなどを読むときは、そのようなことをちょっと考えながら読んでみると楽しいかもしれませんよ(*‘ω‘ *)

今日も長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございましたー!

【この記事を書いた女子会メンバー】

ゆかり
就活の到来から全力逃亡中。H〇NTER×HUNT〇Rのヒソカ好きな仮想通貨女子です。夢のハイパーニート生活のために全力で仮想通貨を勉強してます!
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