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2018.07.18 最終更新
さおりん

マネックスグループがコインチェック社を買収 買収劇の背景に迫る!!

マネックスグループ,コインチェック

マネックスグループがコインチェックを買収しました。どうして、マイナスのイメージが付いたコインチェックを買収したのでしょうか?その背景に迫りました。

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どーも、さおりんです!!

さおりんさおりん

マネックスグループが、仮想通貨NEMの流出事件を起こしたコインチェック社を買収しました。

 

今後の経営に大きな不安を抱えていたコインチェック社にとっては、マネックスグループからの買収提案は本当にありがたい話だったでしょうね!!

大きなお荷物にもなりかねないコインチェック社をマネックスグループは、どうして買収したのでしょうか?

それは買収することによって得られるとっても大きなメリットが、マネックスグループにあるからなんです!!

当時の状況を詳しく知りたい方はコチラの市況記事をどうぞ!

マネックスグループがコインチェック社を買収

2018年4月6日、マネックスグループコインチェック社の全株式177万5267株を36億円で買収することを発表。

この買収によってコインチェック社は4月16日をもって、マネックスグループの完全子会社となりました。

コインチェックの子会社をもって東証一部上場企業のマネックスグループが、仮想通貨市場へ参入を決めたのでした。

新しいコインチェック社の主な経営体制は以下の通りです。

  • コインチェック社 代表取締役 勝屋敏彦(元マネックスグループCOO(最高執行責任者))
  • コインチェック社 取締役   松本大(マネックスグループCEO(最高経営責任者))

マネックスグループとしても、経営幹部の勝屋敏彦氏や松本大氏を経営陣に据えたことからも本腰を入れてコインチェック社の立て直しを行うことが見て取れます。

コインチェックは、2017年3月期の経営状態が素晴らしく、右肩上がりに成長を遂げていた企業であったため、今回の失態は大きな代償となりました。

マネックスグループのお知らせでも、

「当社(マネックスウループ)がオンライン証券業界で創業以来培ってきた経営管理やシステムリスク管理のノウハウや人材および、顧客資産保護の体制を最大限活用することにより、お客様が安心して利用することができ、社会的に有用な仮想通貨交換業者として、コインチェックが今後とも持続的に成長できるようサポートしてまいります。」
引用:「株式取得によるコインチェック株式会社の完全子会社化に関するお知らせ 」
https://file.swcms.net/file/monexgroup/jp/news_release/auto_20180405405861/pdfFile.pdf

と書かれており、今後への強い意気込みが述べられています。

マネックスグループの概要


マネックスグループ(マネックスグループ株式会社)は、東証一部上場で子会社に証券会社のマネックス証券を持っています。
ソニーの共同出資で創業したマネックス証券株式会社と日興コーディアルグループ子会社の日興ビーンズ証券株式会社が2004年に経営統合されてできたのが、現在のマネックスグループです。

  • 資本金 103億9300万円
  • 発行済株式総数 2億8768万株
  • 総資産 9294億3100万円(グループ全体)
  • 従業員数 992人(グループ全体)

マネックスグループは東証一部上場企業ですが、2014年3月期の営業収益「547億2200万円」から伸び悩んでおり、2017年3月期は営業収益「458億3100万円」でした。

コインチェック社のNEM流出事件の概要

2018年1月、コインチェックは580億円相当の仮想通貨NEMを流出させてしまいました。
NEMの流出に伴うコインチェックが行った補償内容は、以下の通りで合計466億円を補填しました。

  • 補償日時:2018年3月12日中
  • 補償金額:88.549円 × 日本時間2018年1月26日 23:59:59時点での保有数
  • 補償対象:日本時間2018年1月26日 23:59:59時点でNEMを保有していたお客様

コインチェックは、NEM流出事件の後一時的に営業を停止していましたが、2月13日に日本円の出金を再開すると401億円の出金があったこともありました。

コインチェックは、流出に対する補填と日本円の出金とのダブルパンチで、今後の経営を不安視されていました。
そんな中で訪れたマネックスグループの買収提案によって、コインチェックは何とか首の皮一枚のところで助かったといえるでしょう。

ただ、補償金額が466億円であったのに対して被害額は580億円であったことや補償が2ヵ月後になってしまったことから、コインチェックは現在訴訟を起こされることになるでしょう。

コインチェックの和田元代表取締役は、「NEMの補償はすでに自己資金から賄い、終わっている」と述べていますが問題解決までは多少の時間を要することになるでしょう。

マネックスグループは、コインチェックをどうして買収をしたのか?

コインチェックは、補償金を巡って訴訟を起こされるでしょうし、NEMの流出によってマイナスイメージを拭うことはなかなか難しいタスクになります。
そのようなリスクを背負ったとしても、それ以上のメリットがあると考えたからマネックスグループはコインチェックの買収に踏み切りました。
一体、どのようなメリットがコインチェック買収にはあるのでしょうか?

マネックスグループがコインチェックを買収する理由1 みなし仮想通貨交換業者になれる

日本で仮想通貨交換業者に登録されている株式会社は16社のみです。
有名な仮想通貨交換業者としては、bitFlyer(ビットフライヤー)、Zaif(ザイフ)、BITPoint(ビットポイント)などがあります。
コインチェックは、仮想通貨交換業者ではなくみなし仮想通貨交換業者でした。

現在、100社を超える事業者が仮想通貨交換業者登録の申請を行っていることを考えると、コインチェックを買収してみなし仮想通貨交換業者になれることはマネックスグループとしては大きなメリットがあるといえるでしょう。

みなし仮想通貨交換業者といっても、コインチェックはbitFlyer(ビットフライヤー)などの他の仮想通貨交換業者と同様の業務を行っていました。
コインチェックは、NEMの流出で登録者数は減ってしまいましたが、イメージキャラクターに芸人の出川哲郎を採用するなどマーケティング戦略が見事にハマり、100万人以上の登録者を抱えていたのでした。

コインチェックほど大きな仮想通貨交換所を潰してしまうのは、非常にもったいない話です。
金融庁もコインチェックをつぶさずに残している所から推測するに、どこかが買収することを待っていたため、流出事件を起こしたとしてもみなし仮想通貨交換業者をつぶさなかったのでしょう。

マネックスグループがコインチェックを買収する理由2 仮想通貨交換業者の高い利益率

仮想通貨売買の手数料は取引高の数%~10%程度といわれており、高い利益率を誇ります。

コインチェックの2017年12月期の取引高は3兆9000億円を考えると、年間で最大4000億円程が利益となる計算になります。
コインチェックが、流出に伴う補償金400億円を支払うことができたのもこのような高い利益率に支えられていたのでしょう。

業績が下降しているマネックスグループとしては、36億円でこのようなビジネスモデルを買収できるというのは大きなメリットがあるといえるでしょう。

マネックスグループがコインチェックを買収する理由3 ブロックチェーン技術の活用

AI、IoT、ロボット技術と共にこれからの新しい時代を築いていく技術としてブロックチェーンが挙げられます。
金融、医療、食料、運送業など、さまざまな分野でのブロックチェーン技術の応用が期待されています。
コインチェックのブロックチェーン技術に関しての知識やノウハウが他のビジネス分野で応用できる可能性もあります。

コインチェック買収後の市場の反応

マネックスグループのコインチェック買収について、株式市場では非常にプラスに捉えているようです。
2018年3月、マネックスグループは、1株=340円近辺でした。

それが、コインチェックとの買収を発表した2018年4月6日には、1株=480円と一気に高騰しました。
現在、5月7日は、1株=710円まで上昇しています。(3月からの上昇幅は208%!!)
マネックスグループは、自社の株価も上昇させ、新しいビジネスを手に入れるなど、たくさんのプラスがありました。

マネックスグループがコインチェック社を買収のまとめ

今回は、マネックスグループコインチェック社を買収 買収劇の背景に迫る!!」というテーマで、コインチェックの買収劇を分析してみました。

主な内容は、以下の通りです。

マネックスグループがコインチェック社を買収劇の概要
-マネックスグループの概要-
コインチェック社のNEM流出事件の概要
マネックスグループは、コインチェックをどうして買収をしたのか?
-マネックスグループがコインチェックを買収する理由1 みなし仮想通貨交換業者になれる-
-マネックスグループがコインチェックを買収する理由2 仮想通貨交換業者の高い利益率-
-マネックスグループがコインチェックを買収する理由3 ブロックチェーン技術の活用-
コインチェック買収後の市場の反応

いかがだったでしょうか!!

さおりんさおりん

マネックスグループは、証券会社を傘下に持つだけあってセキュリティシステムを構築することには長けています。

きっとコインチェックのセキュリティも流出事件があったとき以上の高いレベルのシステムを構築することができるでしょう。
これからのマネックスグループの活動に注目です。

最終更新日:2018年07月18日

【この記事を書いた女子会メンバー】

さおりん
いつも暴走するゆいに手を焼かされてるゆいの相方のさおりんです。大変だけどおかげで仮想通貨を早く始められたし良い友達です(๑•᎑•๑)今はけっこう真面目に仮想通貨に取り組んでます。
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