ホーム最新ニュース仮想通貨のボラティリティ問題に解決の兆し?!仮想通貨実用化の未来はどうなる?
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
研修生

仮想通貨のボラティリティ問題に解決の兆し?!仮想通貨実用化の未来はどうなる?

仮想通貨,ボラティリティ

注目を集めながら、課題も多くある仮想通貨。特にボラティリティが高いことにより、仮想通貨の実用化が不安視されています。でも最近、この問題の解決に向けた動きが出ているのです。今回は仮想通貨のボラティリティの今とこれからを見ていこうと思います。

記事上「コメントボタン」

こんにちは。研修生です。

仮想通貨について世間でも注目が集まってますね。

大手銀行も仮想通貨を活用しようと動いていたり、
私の周りにも仮想通貨を運用している人や関心がある人が増えています。

そんな仮想通貨なんですけど、
やっぱりまだまだ実用化に向けて課題があるみたいです。

特に多くの方が心配されているのが、
「仮想通貨のボラティリティの大きさ」についての問題です。

この問題によって、仮想通貨の実用化に
歯止めがかかってしまっている状態なんです


しかしボラティリティの問題について、その解決に向けた動きが出てきたんです。

仮想通貨が実用化されれば、運用している私にとってもめっちゃ嬉しいですし、
今後の仮想通貨市場も大きく変わるかもしれません。

問題解決に向けて何が起こっているのかをぜひ知っておきましょう。

ボラティリティって何?

仮想通貨,ボラティリティ

そもそもいきなりボラティリティって言われても
「なんだそれは?」
となる人が多いと思います。

ボラティリティ(Volatility)とは、価格変動の度合いを示す言葉です。

価格変動が大きいことを「ボラティリティが大きい」、
逆に、価格変動が小さいことを「ボラティリティが小さい」と表します。

このボラティリティですが、
ボラティリティが大きい=リスクが高い」と捉えられるのが一般的です。

昨日100円で買ったものが、次の日50円に下がっていたら絶対嫌ですよね。

ですから価値を保存する目的で購入する人は、
ボラティリティの高いものは避けます。

現在の仮想通貨でも同じことが言えます。

仮想通貨の価格は去年から急激に高騰していて、
明日の価格を予想することさえ難しい状況です。

やっぱり損をしたくはないですから、
大きな資産を持っている投資家などは
リスクの高い仮想通貨を避けているのが現状なのです。

仮想通貨を通貨として実用化するためには、このボラティリティの高さをどうにかしなければなりません。

明日には価値が変わっているかもしれないものなんて、通貨として持っておきたくないですものね。

ボラティリティの高さについての現場の声

仮想通貨,ボラティリティ

実際に仮想通貨のボラティリティの高さを不安視する声はたくさんあります。

各方面からの色々な声を聞いてみましょう。

①SBIグループ主導の邦銀仮想通貨連合から地銀が一斉に離脱したとき

大手のSBIグループが主導して、
61の銀行が加盟していた「内外為替一元化コンソーシアム」。

現在急速に伸びてきている仮想通貨XRP(リップル)のリップル社のxCurrentというシステムを使って、
安価で高速に送金ができるプラットフォームを開発するのがこの連合の目的です。

その連合ですが、3月末に千葉銀行や伊予銀行といった
11の銀行が連合から離脱していたことがわかりました。

当初は会費が高いといったことがその理由と考えられていましたが、
銀行の幹部に話を聞いてみたところ別の点が指摘されました。

幹部は口を揃えて

仮想通貨は価格変動が大きく、銀行送金に使われては困る

と話していたようなのです。

詳しくはこちら
SBI主導の邦銀仮想通貨連合から地銀が一斉離脱した理由

海外への送金には時間とコストがかかるため、
プラットフォームができることで簡単に送金できると大きな期待が寄せられていました。

しか実際はこのプラットフォームで仮想通貨は使わないとはいえ、
このような形で仮想通貨のボラティリティの高さがネックとなっている実情が見えているのは注目するべきでしょう。

②ゴールドマンサックスがビットコインの先物取引の開始を決めたとき


世界の金融の中心の一つであるウォール街にて、
知らない人はいないゴールドマンサックスも、最近仮想通貨に関わり始めています。

そんなゴールドマンサックスが、
ビットコインの先物取引を開始することを決定しました。

既成の金融機関でこういったサービスを始める最初の事例です。

このサービスの開始によって、
世間の仮想通貨やデジタル通貨への信頼が高まることが期待されています。

しかし、本来ゴールドマンサックスはビットコインの取引をするつもりはなく、
ビットコインといった仮想通貨に対して慎重な動きを見せていました。

ですから、社員の中にはビットコインに対して懐疑的な人もいて、
ビットコインに全面的な信頼を寄せているというわけではなさそうです

どうしてゴールドマンサックスはビットコインに慎重な姿勢なのか?

ここにもボラティリティの高さが影響しています。

今回のゴールドマンサックスのサービスの開始によって、
今後の仮想通貨市場に大きな進展がみられそうですが、
やはりボラティリティを小さくして機関投資家を取り込まないと
まだまだ仮想通貨への信頼は高まりそうにないですね

③G20首脳会議での各国の仮想通貨に対する見方

仮想通貨,ボラティリティ

3/19からG20首脳会議が行われ、仮想通貨の世界的な規制に向けて
話し合いが行われましたが、規制への合意は少なかったようです。

今回の首脳会議について、各国の代表は次のようにコメントしています。

(1)マーク・カーニー氏(イングランド銀行総裁/FSB議長)

カーニー氏は当初、3月のスピーチにおいて
仮想通貨に対する規制への支持を表明していました。

しかし、今回のG20では

「仮想通貨が現時点では世界的な財産の安定性にリスクをもたらさない」

と仮想通貨に対して肯定的なコメントを残しています。

ただ、「消費者と投資家の保護」、「脱税」、
「市場の完全性」、「マネーロンダリング」、「テロ資金調達」
といったことについては不安視するコメントを次のように残しています。

「暗号資産には、主権の主要な属性が欠けています。
ある時点では、財政の安全性に影響を及ぼす可能性があります。

我々は、暗号資産に適用する金融活動タスクフォース(FATF)基準を実施し、
その基準のFATFレビューを楽しみにし、FATFにグローバル実施を進めるよう呼びかけている。

我々は、国際基準設定期間(SSBs)に対し、
仮想通貨に関連する資産とそのリスクを引き続き監督し、
必要に応じて多国間対応を評価するよう求めている。」



その他の各国の代表者のコメントは以下のようになっています。

(2)クラース・クノット氏(オランダ中央銀行総裁/FSB会長)

「クリプト・アセット(仮想・資産)と呼ぼうが、
クリプト・トークン(仮想・トークン)と呼ぼうが構わないが、
私に言わせれば『クリプト(仮想)通貨では絶対にない』ということははっきり申し上げておく。

どんな仮想通貨も経済における通貨の3つの役割を果たしているとは思えない。


(3)イラン・ゴールドファイン氏(ブラジルの中央銀行総裁)

「仮想通貨には通貨を特徴付ける安定性と支払いの容易性がない。
それは資産よりもトークン資産の方が多い。」

(4)黒田東彦氏(日本銀行総裁)

「消費者や投資家の保護、マネーロンダリングなどの
不適切な取引を防ぐ方法を検討することは非常に重要です。

一方、ブロックチェーンのような新技術は、金融システムにプラスの効果をもたらします。」

(5)ブルノ・ル・マイレ氏(フランス副大統領)

「仮想通貨は通貨よりも資産だ。
市民をどんな種類の投機やマネーロンダリングやテロ資金から守り、
保護したいのであれば、ルールが必要だ。」

(6)サウジアラビアの金融監督当局

「通貨の第一の機能は、安定した取引所の役割を果たすことであり、
今日の様々な暗号資産を使った今日の経験は、この点では満足できるものではない。」




一部では肯定的な意見もみられますが、
やっぱり仮想通貨に対する目はまだまだ厳しいものがありますね

通貨の3つの役割とは?

仮想通貨,ボラティリティ

⑵のクラース・クノット氏のコメントの中で
「仮想通貨は通貨の3つの役割を果たしているとは思えない」
という指摘がありました。

では、ここで言われている「通貨の3つの役割」とは何なのでしょうか?
ここからは、通貨(お金)の3つの役割について補足しておきます。

①価値の交換・支払い手段

あなたが何か欲しいと思った時には、
お金を使ってモノやサービスを交換しますよね?

このようにモノやサービスを交換したり、
それらの価値に対して報酬を支払ったりする役割が通貨にはあります。

②価値の尺度

モノやサービスには必ず値段があって、
それを元に私たちは買い物をしたりしますよね?

これらの値段は言い換えれば、
「それがどれだけの価値を持っているか」を示すものさしになっています。

通貨によって価値の大きさが測れるのが2つ目の通貨の役割です。

③価値の蓄積・保存

お金は野菜のように腐ったり価値が下がったりしません。
1万円は10年後でも1万円ですし、100円も10年後では100円の価値です。

こういう特徴があるので、私たちはお金を貯金したりすることができます。
また、好きな時にそれを引き出して使うことができます。


これが3つ目の通貨の役割の、価値の蓄積・保存です。

ここで仮想通貨のことについて話を戻してみましょう。

①の「価値の交換・支払い手段」については、
前に比べると仮想通貨が支払い手段として使えるところも増えました。

しかし、現金と比べるとまだまだ仮想通貨が使えるところは限られています

②は「価値の尺度」の役割です。

この記事でもお話ししてますが、
やっぱり仮想通貨はまだまだボラティリティが高いものです。

ですから、その時々でその仮想通貨の価値も違ってきます
こうなると仮想通貨の価値を測るのはなかなか難しいですよね。

③の「価値の蓄積・保存」についても同じことが言えます。

あなたが仮に100万円分の仮想通貨を持っていたとしても、
次の日その仮想通貨に100万円分の価値があるかは怪しいです。

ですから、仮想通貨を価値を安定して蓄積・保存することはするのはなかなか難しいです

こうした貨幣の3つの役割の機能を
仮想通貨がちゃんと果たせているとはまだまだ言えません

こうした現状から、クノット氏はあのような発言をしたと考えられます。

なぜボラティリティが高いのか?

仮想通貨,ボラティリティ

仮想通貨の普及や実用化に向けて大きな壁となっているボラティリティ

では、どうして仮想通貨のボラティリティは高いのでしょうか?

「投機目的の売買が原因だ!」という意見をよく聞きます。

しかし、考えてみてください。
例えばFXは、円やドル自体の取引によって利益を得ています。

実際に円やドルといった、
いわゆる法定通貨の取引量の大半はこういった投機によるものです。

ですから、「投機目的の売買」が本質的な原因とは思えません。

では、本当の原因はなんなのか?
それはやはり仮想通貨の取引量が少ないことだと考えられます。

もっとも知られているビットコインでも、誕生してから10年も経っていません。

ですから、仮想通貨の市場そのものが成熟しておらず、
投じられる資金量も小さく、売り買いの値段が出回っているお金よりも「相対的」に大きいため、
結果的にボラティリティが高くなると考えられます。

具体的には、機関投資家が本格的に参入していないのが大きいと思います。

やっぱり投資家の方は「投資するからには利益をあげたい!」と考えています。

しかし、仮想通貨のボラティリティの高さが原因で
なかなか仮想通貨の投資に踏み切れない人が多いのが現状です。

また巨額の資産を持っている機関投資家、は投資するとしたら、
一気にたくさんの資産を購入してそれを回したいというのが普通です。

しかし、現在の仮想通貨取引所はオークション形式のものが主流です。

オークション形式というのは、
買い手と売り手が「値段」と「数量」を提示して、「板」というものを作ります。

板によって作られた取引によって、
一番高く買いたい人と一番安く売りたい人がマッチングすると取引完了です。

例えば、1BTCを100万円で買いたい人がいたとします。
しかし、1BTC=150万円の時ではこの取引はマッチングしませんよね?

そこで、買い手が1BTC=150万円で注文を出せば
現在価格が150万円の1BTCを売りたい人とマッチングして取引ができます。

これがオークション形式でのやり方です。

しかしこのオークション形式では、
大口での売買ができるほどの大きな取引を行うことができません

買い手側の投資家が買いたい値段を提示しても
売り手側がそれに乗ってくれるかは怪しいですよね?

こういった現状があることで、市場に機関投資家がなかなか参入せず、
結果として仮想通貨の取引量が少なくなってしまうといわれています。

ボラティリティ問題解決に新しい兆しが!?

仮想通貨,ボラティリティ

仮想通貨のより良い発展に向けて障害となっているボラティリティ

しかし、最近になっていいニュースが飛び込んできました。

ゴールドマンサックスニューヨーク証券取引所(NYSE)、
さらにはナスダックといった超大手金融資本が
仮想通貨の取引に乗り出す可能性
が出てきました。

ゴールドマンサックスはさっきも言いましたが、
ビットコインの先物取引を金融機関で初めて開始することを決めました

ニューヨーク証券取引所(NYSE)でも、
その親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が
大口の投資家向けにビットコイン取引のプラットフォームの
立ち上げを計画している
ことがわかっています。

ナスダックに至っては、ナスダックのシステムを使った取引所、
DX」が来月にもオープンする
というニュースも入っています。

スカウランスキCEOによると、
このDXはナスダックのマッチングエンジンなどの
インフラを利用した初めての取引所となるそうです。

またDXは、法定通貨や仮想通貨の交換や保有、
ウォレットサービスなどの提供をする総合金融機関となる計画です。

まずは主要なビットコイン( BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、
イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)などの6通貨を扱う予定です。

今後は20〜25種類にまで取り扱う通貨の数を増やす予定で、これからが楽しみです。

こういった大手の金融機関の参入により取引がうまく始まれば、
今の金融市場にある莫大な資本が仮想通貨市場に流れ込んで
市場の取引量が今よりも上がる可能性が出てきます。

資本家にとっても大手の参入によって、
仮想通貨への信頼が高まって、より投資する量が増加する可能性も出てきます。

となれば、さらに取引量は底上げされて
ボラティリティの高さも抑えられると考えられます。

結果として、仮想通貨についての金融機関のこうした動きによって、
仮想通貨市場は大きく変わるかもしれません

ボラティリティ問題についてのまとめ

仮想通貨,ボラティリティ

仮想通貨の世界には今大きな動きが起きています。

この流れは今後の仮想通貨の世界を変えるかもしれません。

仮想通貨に関するニュースについても
注意してみておくこと
が大切になると思います。

お読みいただきありがとうございました。

記事下「GMOコインコンバ」

【この記事を書いた女子会メンバー】

研修生
研修生の他の記事を読む

フォローする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ランキングも応援してね♡

関連記事

SPサイド「ランキングここを押してください」

人気記事ランキング

  • Weekly
  • Monthly
  • Total

コインガールズ記事も配信中!

サイド「NEWS APP」

ランキングに参加してね♡

PCサイド「ブログランキング」 PCサイド「ブログ村」