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2018.07.03 最終更新
研修生

個人決済向けの仮想通貨ステラの特徴や将来性を詳細解説

仮想通貨 ステラ

仮想通貨ステラのプラットフォームは、ボーダーレスな個人向け決済を円滑にするために開発されています。通貨の価格を安定させる仕組みや独自のアルゴリズムを採用し、開発のベースとしたリップルの問題点を改善しています。今後が楽しみな仮想通貨ですね。

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ここで解説いたします、仮想通貨ステラは、時価総額ランキングで10位以内に入っていても、日本では知名度は低く、興味を持っている人はかなり少ないかもしれませんね。

公開当初、ステラはStellarと書き、通貨単位は(STR)でしたが、2015年にアップグレードされた際にルーメン(Lumens)と改名され、通貨単位も(XLM)に変更されています。それでも一般的には仮想通貨ステラと呼ばれ続け、通貨単位だけが変更され(XLM)となっています。

ステラのプラットフォームは、ブロックチェーンを活用して国境を越えた個人決済をするシステムです。仮想通貨リップルのプラットフォームをベースに開発され、リップル同様のボーダーレスな送金や決済を可能にしています。

リップルの兄弟分と見られていますが、リップルは大手金融機関などを主な対象とし、ステラは基本的に個人向けとしています。実用的な面が強く打ち出されている仮想通貨にも見えるような気がします。またこのステラは、仮想通貨のカリスマとまで呼ばれたジェド・マケーレブ氏が中心となって開発されています。

2014年7月に公開されているので、結構古くからある仮想通貨でもあります。それでは、この仮想通貨ステラ(XML)の特徴や将来性などについて説明していきます。

仮想通貨ステラがもたらす特徴

仮想通貨 ステラ

ステラは個人決済をブロックチェーンを用いて行うプラットフォームです。迅速で信頼性の高い取引ができ、低コストで資金の移動ができます。

非営利団体である「Stellar Development Foundation」がリップルをベースに開発しています。非営利団体なので、団体の透明性や安全対策、ガバナンスを重視しています。リップルは発行上限が1,000億XRPで、取引をするたびに減少していく仕組みとなっています。

しかしステラは、リップルをベースにしているものの、1,000億XLMが発行された後は1年ごとに1%ずつ総量が増えていく仕組みになっています。これでステラ安へ誘導しているわけです。

また世界最大級の金融コンサルティング会社の一つに数えられる「Deloitte」と提携しています。これはステラの有用性が認められた証ではないでしょうか。

このプラットフォームで用いられるトークン(仮想通貨)がステラ(XML)となります。2018年6月22日の時点での時価総額は、457,921,899,715円でランキングは第7位にあります。

リップルをベースにしているものの、結構異なる部分があることがわかります。次に主な特徴を挙げてみます。

・個人間向けの決済・送金サービス

送金スピードが5秒と速く、送金手数料が安くなっています。ほとんどの場合が無料となっています。個人向けなので、扱う金額が少額となり、リップルよりも送金スピードが早くなっています。

・仮想通貨ステラ独自のアルゴリズムSCPを採用

ステラのプラットフォームでは、独自のアルゴリズムとなる「SCP(Stellar Consensus Protocol)」を採用しています。公開当初はリップルと基本的な仕組みは同じだったのですが、リップルの認証方式の問題点を改善するため、新たに開発し2015年に実装しています。

リップルの「XRP Ledger」によく似ている仕組みですが、承認者の80%以上が未承認の場合、台帳に分岐が生じてしまうという問題点を改善しています。これで80%以上の合意が得られなくても承認されるわけです。セキュリティに優れ、データ負荷に関わるスケーラビリティ問題をクリアしていると言えます。

・仮想通貨ステラの総発行枚数は年1%増加

先ほども少し触れましたが、ステラは最初に1,000億XML発行された後、1年ごとに1%ずつ総量が増えていきます。なぜステラはこのような仕組みになっているかと言うと、個人向けという観点から価格変動を抑制するためです。運営団体の保有率も低く抑え、市場供給量を増やしています。

具体的な保有量は、リップルの開発チームが全体の25%のリップル(XRP)を保有し、ステラの開発チームが全体の5%のステラ(XML)保有しています。リップルに比べるとかなり価格変動が抑えられるわけです。

・ブリッジ通貨として役割を担う

ブリッジ通貨とは、通貨間に互換性を持たせる橋渡し(ブリッジ)となる通貨を指します。ステラはリップル同様にネットワーク上で通貨の変換や取引が格段に早く安くできます。

互換性のある円、ドル、ユーロなどはそれぞれ直接交換ができますが、互換性のない他の法定通貨や仮想通貨に交換する際は、ステラを仲介するとより早く、安く送金できます。例として挙げると日本円からドルに替えて国際送金する場合も、ステラを介せば、送金時間5秒、送金手数料が無料となります。

・仮想通貨ステラは中央集権的

ステラはビットコインなどの他の仮想通貨と違い、非営利団体のステラ財団によって運営されているので、中央集権的な仮想通貨となります。ステラ財団は、仮想通貨ステラの高騰を避けるために不定期的に市場へ介入しています。高騰は避けられても、投資家への魅力は半減するかもしれません。

・登録認証にfacebookを利用

ステラのプラットフォームはネットワーク登録時にFaceBookの認証を求めます。現在、中国ではFaceBookの使用が禁止されているので、中国の人は登録できないことになります。これによって中国の人の利用で価格が高騰するのを防いでいるとされています。

仮想通貨ステラの値動き

仮想通貨 ステラ

公開当初0.0029ドル(0.31円)辺りにあり、その後ほとんど動きがなく、長い間横ばい状態が続きます。それが2017年5月上旬辺りで少し上昇し始め、5月21日には0.056ドルになります。その後少し下がり0.21ドル前後で推移します。10月29日辺りに0.031ドルとなり上昇し始め、12月5日には0.1ドルになり、さらに急騰し始めます。12月19日に0.27ドルになり、2018年1月4日には0.85ドル(93.5円)に達します。

その後急落し、2月7日には0.36ドルまで落ち込みます。さらに下げ止まらず、3月19日には0.17ドルまで落ちます。しかし4月13日辺りから急騰し始め、5月4日には、0.43ドルまで持ち直しますが、すぐに下降し、6月23日には0.20ドル(22円)になっています。2017年5月頃に入るまで脚光を浴びず低価格で安定していたと言えます。それ以降は価格が急騰し、公開当初から比較すると300倍近くになっています。仮想通貨ステラは仮想通貨リップルと価格が連動する傾向にあるようです。

仮想通貨ステラが購入できる取引所

仮想通貨ステラは国内取引所での取り扱いはなく、海外の取引所となるBinance、Poloniex、Bittrexなどで扱っています。海外の取引所の場合、日本円での入金ができません。予め国内の取引所でビットコインやイーサリアムなどを購入しそれを送金する形で購入することになります。

・Binance

2017年7月設立された中国の仮想通貨取引所でしたが、現在マルタに拠点を移しています。扱う仮想通貨は100種類以上です。以前は日本語表記があったのですが、現在はなくなっています。それでも日本人の利用者が多い海外取引所の一つです。

Binanceに上場されている仮想通貨は有望なものが多いとされています。Binanceが発行している「BNB」を用いて取引すると手数料が最大0.05%まで安くなるとされています。

・Poloniex

アメリカ・デラウェア州に拠点を置き、2014年に設立された仮想通貨取引所です。世界最大規模の取引量を誇り、扱っている仮想通貨の数は100種類以上とされています。口座開設にあたっては、日本語表示がないので、グーグルなどの翻訳機能を使うと便利です。

・Bittrex

アメリカに拠点を置き、2014年に設立された仮想通貨取引所です。扱っている仮想通貨の数は200種類以上とされています。ICOという資金集めなどで話題となっている仮想通貨が買える取引所として知られています。イーサリアム建てでもマイナーとされる仮想通貨が購入できます。日本語表示がないので、グーグルなどの検索エンジンの翻訳機能を使うと便利です。

この他、アメリカ・サンフランシスコに拠点を置くKrakenも扱っているのですが、日本向けのサービスを廃止しています。Binanceの拠点移転などもあり、各国金融当局への対応の動きが感じられますね。

仮想通貨ステラの問題点

ここまで、仮想通貨ステラのメリット的なことを主に述べてきましたが、次に問題点を挙げてみます。

仮想通貨ステラのプラットフォームは個人向けの決済を目的としているので、企業向けよりも、より一層の安定性が求められます。

そのためステラは通貨の価格を安定させるために発行上限枚数を1,000億XLMが発行された後、1年ごとに1%ずつ総量が増えるという仕組みを採用しています。しかし、これがまだ充分に機能しているとは言えない点などがあり、決済通貨としての安定性に不安要素があるようです。

また決済通貨としての普及がまだ進んでおらず市場規模が小さくなっています。マーケティング戦略などは成功していますが、決済通貨としての存在感は薄いと言えます。

仮想通貨ステラの価格は、仮想通貨リップルの価格と連動して高騰や下落する傾向にあるので、ブリッジ通貨や単独の通貨としての安定性は弱いようです。

仮想通貨ステラは、登録時にFaceBookの認証が必要となっているので、FaceBookの使用が禁止されている中国に門戸を開いていないことになります。仮想通貨の一大市場でもある中国が取り込めないので、今後の利用者拡大のネックになる可能性があります。

これらの点を考え合わせると、ほぼゼロに近い安価な国際送金、実用的な決済などが安定し普及するには、まだ時間がかかりそうです。

仮想通貨ステラの将来性

仮想通貨ステラの将来性で、一番に挙げられるのは、開発チームが信頼できる点ではないでしょうか。運営・開発を行っているステラ財団は、1/4期ごとの予算や組織の人事などを可能な限り透明化させています。これによって投資家などの信頼を得ています。

創始者のジェド・マケーレブ氏は、リップルの開発に携わっていたので、その能力は非常に高いと言えます。ステラの開発チームは、Boris A. Reznikov氏、Lisa Nestor氏、Ella Qiang氏と共に率いています。この3人とも30才前後で、MBAを修了したソフトウェアエンジニアです。若さと技術力の高さで今後の開発に期待が持てます。

ステラは世界最大級の会計会社「デロイト・トウシュ・トーマツ」、「IBM」、決済会社の「ストライプ」など多くの企業と提携しています。これらの強力な企業と提携しているので、マーケティング面では、成功していると言えます。

この他、2018年のロートマップには、次のものが示されています。

・SDEXの実装

SDEXは「the Stellar Decenteralized Exchange」のことで、一種の送金システムとなります。これを実装し、ここに様々な金融商品を組み込んでいく予定とされています。

・ライトニングネットワークの実装

ライトニングネットワークとは、スケーラビリティー問題をクリアし拡張性を高めて、セキュリティーを強化するものになります。これを実装しパフォーマンスを改善するとしています。

これらの目標が達成されると、より一層将来性が高まるかもしれません。

リップルを越える可能性もある

仮想通貨 ステラ

仮想通貨ステラのプラットフォームは、個人間の決済や送金を迅速で安価で行えるようになっています。仮想通貨リップルのプラットフォームをベースに、リップルの開発に携わっていたジェド・マケーレブ氏によって開発されています。

リップルは企業向けですが、ステラは個人向けとなり、その分、価格の安定性が求められています。そこでステラの発行上限は、1,000億XML発行後、1年ごとに1%ずつ総量が増えるという仕組み採用しています。これで価格安定をはかっていますが、今のところ、ステラの価格はリップルと連動している傾向にあり、充分に安定化がはかれていないようです。また非営利団体のステラ財団により運営されている中央集権的な仮想通貨にもなっています。

「デロイト・トウシュ・トーマツ」「IBM」など大企業と提携し、マーケティングは成功していますが、まだ市場規模は小さいと言えます。FaceBookが禁止されている中国市場の取り込みが課題になりそうです。

ステラは、プラットフォームとして優れた点があり、課題もありますが、将来性に大きな期待が寄せられています。海外では人気が高まっていますが、日本では今一つの面があるかもしれません。2018年狙い目の仮想通貨の一つに数えられます。今後、どのように展開していくか楽しみです。

今回の記事でリップルにも興味がわいた方は、次は以下の記事でリップルの将来性についても見ておくといいと思います。
ライバルの通貨もしっかりと見ておくことで、良い戦略も立てられることでしょう。


最終更新日:2018年07月03日

【この記事を書いた女子会メンバー】

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