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仮想通貨のローソク足ってなに?チャートの見方を理解することが成功の近道

仮想通貨投資をしている方であればご存知かとは思いますが、ローソク足という言葉あります。この言葉は投資の専門用語になりますが、これから始めようとしている方は詳しくないことでしょう。今回は仮想通貨のローソク足、チャートの見方について紹介します。
仮想通貨の「ローソク足」という言葉は、聞いたことがある方もいると思いますが、詳細まで理解している人は少ないように思えます。
私たちは、仮想通貨の売り買いをする時、チャートの動きを見て通貨の価格が上がるのか下がるのかを推測して投資を行っています。
チャートの見方を理解していないと損をすることもありますし、逆に理解しておくことで買い時、売り時のタイミングを逃さず仮想通貨の投資において利益を残すことができるのです。
そこで参考になるのが仮想通貨のローソク足です。今回は「チャートの見方」、その前に「ローソク足」の見方から説明していきましょう。
目次
仮想通貨のローソク足って、そもそもなに?
ローソク足は投資の専門用語で、一定時間で仮想通貨の価格が上がったり下がったりする様子を記号で表したチャート図のことを言います。
もともと江戸時代、出羽国の米商人だった本間宗久という人が発案して、大阪・堂島の米取引で使われていたと言われています。
今では世界中で使われていて、世界一精巧に工夫されている罫線であると言えるのではないでしょうか。
ローソク足とは
ローソク足は、チャートのグラフ上に、ちょうどローソクのような幅のある縦長の長方形の上下に細い線が刺さったように描かれた図の全体を指します。
始値よりも終値の方が高いものを陽線といい白ヌキで表されていて、始値よりも終値の方が安いものを陰線といい黒ヌリで表します。(チャートによっては色分けされています)
また安値と高値は上下に突き出したヒゲと呼ばれる線で表します。 (上に突き出したものが上ヒゲ、下は下ヒゲ)
始値と終値やヒゲについては次項で詳しく説明しますね。
一定時間とは
ローソク足が「一定時間の間の通貨の値動きを記号で表した指標」だということはわかったと思いますが、一定時間とはどういうものなのでしょうか。
足の種類は
その答えは、値動きをどの時間の単位の間隔で見ているのかによって種類があるということで、1分間なら「1分足」、1時間なら「1時間足」、1日なら「日足」、1週間なら「週足」、1か月なら「月足」という呼び名がついているのです。
短い期間で買ったり売ったりする人は「1分足」や「1時間足」を用い、長い期間仮想通貨を保有する人は「日足」や「週足」を参考にしながら買ったり売ったりしています。
整理すると
下記のような点に注目して値動きを予想するのが投資家ですが、それがローソク足を見ることでわかるのです。
①一定時間の間(1秒、1分、5分、30分、1日、1週間、1か月など)に通貨の価値は上がったのか下がったのか
②その一定時間が始まった時の価格はいくらだったのか(始値)
③一定時間の中で通貨の価格が最も高かった時はいくらだったのか(高値)
④一定時間の中で通貨の価格が最も安かった時はいくらだったのか(安値)
⑤一定時間が終了した時の価格はいくらだったかのか(終値)
陽線と陰線
チャートでは色分けされる陽線と陰線にはどんな意味があるのでしょうか。
陽線とは
「一定時間の間に通貨の価格が上昇したこと」を表します。つまり始値に比べて終値が高いことです。
陰線とは
「一定時間の間に通貨の価格が下落したこと」を表します。つまり始値に比べて終値が安いことです。
2つの線の関連性は
陽線が陰線より強い線になります。上昇している相場では陽線が多く、下降している相場では陰線が多くなります。
ヒゲとは
ローソクの胴体になっている長方形のことを「柱」と呼びますが、この柱から上に伸びている線が「上ヒゲ」、下に伸びている線が「下ヒゲ」となります。
上ヒゲの一番上の部分は高値、下ヒゲの一番下は安値を表しています。
覚えておくべきローソク足の種類とは
では、いよいよ仮想通貨のローソク足の種類を見ていきましょう。ここからが本格的にチャートを見るために大切な情報になります。
大陽線と大陰線
大陽線、大陰線両方とも、相場の価格の変動が異常にかたよった場合に現われるローソク足です。
大陽線とは
大陽線は、始値から終値まで変わらず大きく上昇した場合に現われるローソク足のことを言います。
大陽線は、多くの人たちが仮想通貨を買った時に現れ、買う人たちの勢いがある足なので、そのまま通貨の価格が上がることが期待できます。
仮想通貨の買い時を判断する要素になりますね。
大陰線とは
大陰線は大陽線と逆に、始値から終値まで変わらず大きく下落した場合に現われるローソク足のことを言います。
大陰線は、多くの人たちが仮想通貨を売った時に現れ、投資家たちが弱気なためにその後も引き続き通貨の価格が下がる傾向になります。
仮想通貨の売り時を判断する要素となります。
小陽線と小陰線
小陽線は始値から終値まで小さく上昇した場合に現われるローソク足で、小陰線は始値から終値まで小さく下落した場合に現われるローソク足です。
小陽線、小陰線ともに仮想通貨を売る人・買う人たちが迷っている時に現われるローソク足になります。
ヒゲがないか、あっても短い足になり、小陽線が何本か連続して現われると大陽線につながります。
この2つのローソク足は、仮に途中で価格が急に上がったり下がったりしても最終的には始値と終値の差が少ない場合を表し、価格が大きくは動かないサインになります。
索引同時線(十字線)とは
索引同時線(十字線)は、始値と終値の通貨の価格が全く同じになった場合に現われるのローソク足で、投資家たちが迷っている証拠です。
これは、よく相場が逆転するサインになり、通貨の市場価格が低い時なら上がり、高い時なら下がっていく可能性があります。
上ヒゲも下ヒゲも比較的短いので十の字のように見えます。売りたい人も買いたい人も思い切って動くことができず、価格がどうなるのか相場の様子を見ていると考えられます。
チャートを見ることにに慣れてきたら、索引同時線(十字線)を探すといいと思います。もし見つけられたら思わぬ利益を生むかも知れません。
移動平均線ってなに?
移動平均線とは一定の期間内の終値の平均値を結ぶ線のことです。
「5日移動平均線(5日間の終値の平均値)と25日移動平均線(25日間の終値の平均値)」というように短期と長期の移動平均線を組み合わせて見ることで価格の変動を読み取ることができます。
ゴールデンクロスとは
短期と長期の移動平均線を同時に見た時に、短期の移動平均線が長期の移動平均線へ下から上に交差する形になることをゴールデンクロスと言います。
ゴールデンクロスが現れたら、価格が上がろうとしていることがわかります。通貨の価格の値上がりに期待できるので、積極的に買い足すのも良いかもしれませんよ。
デッドクロスとは
ゴールデンクロスとは逆に、短期の移動平均線が長期の移動平均線へ上から下に交差する形をデッドクロスと言います。
デッドクロスが現れたら価格が下がろうとしているので、仮想通貨を買い足すのはやめておいたほうが良いでしょう。
仮想通貨のチャートの見方を理解することの重要性
具体的にチャートを見たと仮定して読み解いていきましょう。
買い時
①ローソク足は右肩上がり
②大陽線が現れている
③移動平均線はゴールデンクロスになっている
この場合は、仮想通貨の価格が上がって行く時と予想されるので買い時と言えます。
売り時
①ローソク足が右肩下がり
②大陰線が現れている
③移動平均線がデッドクロスになっている
この場合は、仮想通貨の価格は下がって行くタイミングなので売り時と言えるでしょう。
しかし、下降へ転換した直後をもし逃したら、様子を見るのもひとつの方法です。
過去のパターンを覚えてチャートを読む
チャートを読み解く時は、過去に仮想通貨の価格が上がったり下がったりした時のパターンに注目し、ある程度覚えておきましょう。
パターンを覚える時に役に立つのがローソク足の形です。仮想通貨は価格の変動が大きいので、ほんの数時間で急激に上がったり下がったりします。
だからこそこの数時間でもチャートをしっかり読んで売り買いすれば、利益を生むチャンスがあるということです。
チャートを活用し仮想通貨投資で成功しよう!
仮想通貨のローソク足の形をある程度覚えれば、チャートを見ることは難しくないということが理解できましたでしょうか。
毎日たくさんの人たちが、このチャートを見て仮想通貨の値動きを予想しています。何も研究をしないで通貨の売り買いをしている人たちとでは、大きな差がついてきます。
仮想通貨の売買は、ギャンブルではありません。ちゃんとした経験則・チャートのパターンがあるのです。
今までは値動きの予想がつかなくて、買い時・売り時に悩むこともあったと思いますが、これからはチャートを活用して仮想通貨の投資をしてみてはいかがでしょうか。
【この記事を書いた女子会メンバー】

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