ホーム仮想通貨初心者向け仮想通貨アルトコインの魅力とは!?ビットコインと違いとは?
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018.08.27 最終更新
研修生

仮想通貨アルトコインの魅力とは!?ビットコインと違いとは?

仮想通貨,アルトコイン

同じ仮想通貨というカテゴリーでありながら、ビットコインと区別されるアルト(オルト)コイン。その魅力は様々な技術やビジョンをそれぞれ持っていること。今回は、アルトコインの概要に加え、興味深いプロジェクトを4点(Ethereum、Ripple、Lisk、Skycoin)ご紹介します。

記事上「ランキングここを押してください」
記事上「コメントボタン」

「仮想通貨」といえば、ビットコインのイメージが強い方も多いのではないでしょうか?
じつは、ビットコイン以外のコインを「アルトコイン」と呼び、様々な特徴や技術を持つアルトコインが日々仮想通貨市場に誕生しています。

今回は、ビットコイン以外のコイン「アルトコイン(オルトコイン)」について、その概要と、特徴的なプロジェクトを持つアルトコインを数種類挙げて、解説させていただきます。

アルトコインの魅力は大きなボラティリティや成長可能性という投資的魅力だけでなく、斬新でイマジネーションに溢れたそのプロジェクトにあります。技術革新の場としてのアルトコインの楽しみ方をぜひともご理解いただければと思います。

仮想通貨「アルト(オルト)コイン」とは?

仮想通貨,アルトコイン
「アルトコイン(オルトコイン)」とは「altcoin、alternative coin」と英訳され、ビットコインの代替通貨を表します。ビットコインが最初に仮想通貨の概念や基盤技術を広めたために、ビットコイン以外の通貨は区別して呼ばれているのです。

2018年7月現在、いまやアルトコインは増加の一途を辿り、その種類は1,600種類以上と言われています。
今回は、中でも独創的な技術や価値観を持ったアルトコインをそのプロジェクトに注目しながらご紹介させていただきます。

新たな契約を切り拓く仮想通貨「Ethereum(イーサリアム/ETH)」

仮想通貨,アルトコイン
従来の「契約」という概念を覆し、革新をもたらすようなプロジェクトが、この「Ethereum(イーサリアム)」という仮想通貨プロジェクトです。

イーサリアムは、2014年1月に20代のITジャーナリスト兼プログラマーのヴィタリック・ブリテン氏が考案した、非中央集権アプリケーションのためのプラットフォームです。イーサリアムを最も有名にしたのが、「スマートコントラクト」という革新的な技術です。

イーサリアムの特徴~「スマートコントラクト」とは?~

「スマートコントラクト」とは、いちど約束事(Contract)を設定すると、あとは定められたトリガー(Trigger:引き金)条項の発生に従い、コンピューターのプログラムが自動的に契約条件の確認から執行までを執行する仕組みを指します。

このスマートコントラクトを利用することによって、人間を介さずに契約に付随する動きのすべてを履行することが可能となりました。

イメージが湧きにくい、という方のために、有名な飲料自動販売機の例を挙げさせていただきましょう。たとえば、自動販売機で販売されている飲料を購入したい場合、購入者は陳列されている商品からお目当てのものを選定し、購入したい商品の価格分の代金を投入し、商品を手に入れます。

この一連の動作において、自動販売機をスマートコントラクトの場に置き換えてみましょう。
条件である商品とその価格が表示されており、それに合意した上で購入者が代金を支払う(トリガーを引く)と、自動販売機は商品を受け取った対価として商品を渡すという債務を自動的に履行します。

このように、契約とその履行を人間の介入なく自動的に受け付けるシステムを、より複雑化し広汎性を挙げたものがスマートコントラクトだと見ることができるのです。

イーサリアムの特徴~「チューリング完全」な言語「Solidity」~

また、ビットコインと比較して抜本的な特徴として、イーサリアムは「チューリング完全」なコントラクト記述言語(プログラミング言語)「Solidity(ソリディティ)」を使用している点が挙げられます。

チューリング完全とは、大まかに言い表しますと「ループ(繰り返し)処理ができる」ということです。さまざまなプログラムを起動させるために必要なプログラムコードをすべて記述することができるため、プログラミングで実行可能なあらゆるプログラムを実装することができます。

さらに、このソリディティは現在多くの場で使用されている「C++」、「Python(パイソン)」、「JavaScript(ジャバスクリプト)」などのプログラミング言語と構造が似ているため、比較的容易に理解できるというメリットがあります。

現在、各地でソリディティを用いてスマートコントラクトや、中央管理者がいなくても自律して可動する「分散型アプリケーション(DApps=Decentralized Applications:ディーアップス)」の開発が盛んに行われており、多くの人がその有用性を評価しています。

イーサリアムの時価総額は5兆を超え、仮想通貨の時価総額ランキングでは首位のビットコインに次ぐ2位を記録しています。(2018年7月末現在)
今後もぜひとも注目していきたい仮想通貨プロジェクトと言えるでしょう。

国際送金システムの革命「Ripple(リップル/XRP)」

仮想通貨,アルトコイン
仮想通貨XRPを使用するリップルも、非常に刷新的な仮想通貨プロジェクトです。
少しややこしいのですが、「Ripple(リップル)」という言葉が用いられる際は、
「Ripple(リップル)」という国際送金/決済に特化したプラットフォーム、いわゆるシステム自体を指したり、開発元のRipple社を指したりする場合が多いということをご理解ください。

ここでは、Ripple社が提供するプラットフォームを「リップル」、仮想通貨を「仮想通貨XRP」と区別して、解説させていただきます。
リップルは、2004年にカナダのウェブ開発者であるRyan Fugger氏によって開発された決済取引を担うプロトコルです。

2011年、のちに日本において世界最大規模のビットコイン取引所となるマウント・ゴックスの創業者であるJed MacCalb氏が考案した「Consensus Ledger(コンセンサス・レジャー)」との統合を経て、現在のリップルの原型とも言える「Ripple Consensus Ledger(RCL)」が誕生しました。さらにその後、RCLの持つ弱点を改善し現在の「XRP Ledger」という形が完成したことによって、リップルはその名前を世に知らしめることになるのです。

XRP Ledgerとは、簡単に説明いたしますと、仮想通貨XRPを利用した分散型台帳システムです。

リップルはこのシステムにおいて、「IOU」という負債のやりとりによって高速な国際送金/決済システムの実現を可能にしたのです。

リップルの特徴~「ゲートウェイ(GW=Gate Way)」と「IOU(I owe you)」~

リップル上ではさまざまな通貨の取引を行うことができますが、電子ネットワークにおいてこうした通貨のやり取りを行う仕組みが「ゲートウェイ」「IOU」です。

リップル利用者が、リップルのネットワークに点在する、ゲートウェイと呼ばれる信用機関・中継地点に対して現金や通貨を送金し、その額に応じた与信枠を設定すると、それを受け取ったゲートウェイIOUと呼ばれる電子借用書を発行します。

このとき、リップルのネットワーク上では通貨の代替として、仮想通貨XRPが使用されます。その後、利用者はIOUを各地のゲートウェイで提示することで、枠に応じた仮想通貨XRPや通貨を受け取ることができるのです。

ゲートウェイは、国際送金システムにおいては具体的に金融・信用機関などの銀行が担うことが大半です。
したがって、最終的にゲートウェイを介してリアルな通貨(本来の通貨)に払い戻すことが可能である点がリップルの大きな特徴なのです。

リップルの特徴~仮想通貨XRPを「ブリッジ通貨」として利用する~

さらに、仮想通貨XRPは各通貨間の橋渡しをする「ブリッジ通貨」としての利用にも注目が集まっています。
通常、通貨を両替しようとした場合、両替可能/不可能な通貨の組み合わせ(通貨ペア)があるため、両替が可能な、いわゆる互換性があるような通貨同士で両替をしなければなりません。

この通貨両替時にブリッジ通貨を挟むと、各通貨はブリッジ通貨と両替するだけで済むことになり、両替にかかる手間や手数料などのコストが大幅に削減されます。

このメリットに注目し、SBIホールディングスとRipple社の合弁会社SBI Ripple Asia社は、2016年10月21日、仮想通貨XRPを用いた銀行間国際決済の検証を行うなど、各金融界から熱い視線を受けているのがリップルや仮想通貨XRPなのです。

リップルの活躍

さらに、リップルの活躍はそれだけに留まりません。
近年、各金融機関がそのシステムを取り入れる動きを加速するなど、各界でリップルを重視する傾向が高まっています。
たとえば、2018年4月25日には、スペインの最大手金融機関であるサンタンデール銀行が、消費者向けの国際送金サービスとして、リップルを使用した「One panFX」をリリースしました。

さらに、同年4月29日には、インドの仮想通貨取引所「Koinex(コイネックス)」で世界初の試みとして、仮想通貨XRPを基軸通貨として扱うことを開始しています。

仮想通貨XRPの時価総額は約2兆で、仮想通貨の時価総額ランキングでは、ビットコイン、イーサリアムに次ぐ3位の実績を誇っています。(2018年7月末現在)
その技術をどう各界が利用していくのか、注目すべき仮想通貨プロジェクトです。

ブロックチェーンよりもさらに上を行く技術?「リスク(Lisk/LSK)」

仮想通貨,アルトコイン
仮想通貨プロジェクト「Lisk(リスク)」はCEO兼共同創業者であるMax Kordek氏と、共同創業者Olver Beddows氏によって開発され、2016年5月24日にリリースされました。

リスクは、スマートコントラクトやディーアップス(DApps)構築のプラットフォームで、「一般技術者がもっと簡単にアプリケーション開発を行い、一般人にもブロックチェーンの技術を浸透させることを目指す」というビジョンを掲げています。

イーサリアムやビットコインを彷彿とさせますが、リスクの大きな特徴は「サイドチェーン」という技術を持っていることです。

リスクの特徴~サイドチェーン~

サイドチェーンとは、もともとブロックストリーム(Blockstream)社によって開発された、ブロックチェーンの処理能力をさらに上昇させた新技術です。

ビットコインブロックチェーンを親チェーンとして、取引の処理をいったん別の列(サイドチェーン)に任せて、処理にかかる負担を減らし、後からビットコインチェーンで清算する仕組みとなっています。

このサイドチェーン技術によって、取引時間の短縮や匿名性の確保、イーサリアムのような「スマートコントラクト」をビットコインブロックチェーンのセキュリティで利用することの現実性が高まりました。

リスクは、このサイドチェーン技術に始まる革新性が評価され、米マイクロソフト社と提携し、法人向けクラウドサービス「Microsoft Azure」の運用を進めています。

リスクの掲げるビジョンは自由な可能性に満ちています。そのことは、開発チームがブログとして公開した記事の内容からも滲み出ているかのようです。

リスクの時価総額は約588億で、仮想通貨の時価総額ランキングの順位は27位となっています(2018年7月末現在)。2016年からの約2年間でランキングの上位にカウントされるという成績は、いかに多くの人々がリスクに期待しているのかの表れではないでしょうか。

第三の仮想通貨を目指す「スカイコイン(Skycoin/SKY)」

仮想通貨,アルトコイン
「Skycoin(スカイコイン)」は、ビットコインとイーサリアムに次ぐ第三の仮想通貨として存在を確立するために、「第三のビットコイン」というビジョンを掲げている仮想通貨プロジェクトです。

その大きな特徴は、従来の仮想通貨が採用している「Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)=PoW」や「Proof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク)=PoS」が抱える問題を解決する、独自のコンセンサスアルゴリズム「Obelisk(オベリスク)」という斬新な技術を持っている点です。

オベリスクの斬新な点は、従来必要とされたマイニング作業を必要とせず、力を持った特定の層に権力が集中しない非中央集権性をより追求している点です。

PoWやPoSなどを使用した仮想通貨は、承認作業となるマイニングが必要となるため、多くの電力や資源を必要としたり、力のある悪意を持ったマイニング作業者によってネットワークが支配される恐れがあったりするという問題を孕んでいました。

対して、オベリスクは「web of trust(信頼の輪)」と呼ばれる、ネットワークを構成する各端末の結び付きを重視しました。

これは、各端末が結び付いてコミュニティを結成し、コミュニティの標準に合わない者・正常な動作を行っていない者がいる場合は接続を遮断し、ネットワークから除外するという仕組みです。

各端末は「パーソナルブロックチェーン」と呼ばれるブロックにそれぞれの行動が記録され、端末同士の通信も公開されるため、お互い何をしているかすぐに分かってします。オベリスクは、非常に透明性が高く、コミュニティの集団意思によって維持される取引を可能にしたのです。

さらに、スカイコインは、イーサリアムのようにスマートコントラクトを実行しつつも、より複雑なアプリケーションの開発ができるような独自の言語で記述されており、「Skywire(スカイワイヤー)」という、プロバイダに依存しない匿名性のP2Pネットワークの開発も併せて進めています。

こうした点を踏まえても、ビットコインやイーサリアムと似ているようですが、非常に独創的な仮想通貨プロジェクトだということが分かります。

現在のスカイコインの時価総額は597円で、仮想通貨の時価総額ランキング140位です(2018年7月末現在)。
まだまだ芽吹いたばかりのような仮想通貨ですが、この技術が好影響をもたらすことを夢見て関心を寄せていただければと思います。

アルトコインとビットコインは存在意義が違う

仮想通貨,アルトコイン
アルトコインは、ビットコインとはまた一味違った魅力を持つものがたくさんあります。使用されている技術や仕組みだけでなく、ひとつひとつが掲げるビジョンも多種多様のため、興味がかき立てられる分野ではないでしょうか。

興味を抱かれた際は、アルトコインの概要や技術を記載したホワイトペーパーといった公式文書や各カンファレンス、ミートアップ関連の情報に目を通し、プロジェクトの面白みや将来性、社会への貢献度などの観点からアルトコインを見ていかれることをおすすめします。

投資という次元だけでなく、社会基盤を刷新する可能性を秘めたさまざまな技術について見識を広め、新たな時代の転換点にいるという醍醐味を実感いただければと思います。

最終更新日:2018年08月27日

【この記事を書いた女子会メンバー】

研修生
研修生の他の記事を読む

フォローする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ランキングも応援してね♡

関連記事

SPサイド「ランキングここを押してください」

人気記事ランキング

  • Weekly
  • Monthly
  • Total

コインガールズ記事も配信中!

サイド「NEWS APP」

ランキングに参加してね♡

PCサイド「ブログランキング」 PCサイド「ブログ村」