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2018.09.07 最終更新
たかしま編集長

ビットコインETFの申請が通過したらBTC価格↑はホントか?ビットコインETFについて冷静に分析してみた!

ビットコインETF

ビットコインETFが仮想通貨の取引価格を上昇させる大きな起爆剤になるといわれています。どこのメディアも「ビットコインETF→上昇」のシナリオしか書いていません。そこでビットコインETFは、どのような影響を仮想通貨市場に与えるのかを中立な立場で考えてみました。

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まずは、ETF(上場投資信託)について知ろう

ビットコインETFについて知る前に、まずはETFとは何かを説明します!

ETFとは、「Exchange Traded Fund=上場投資信託」のことです。

「Exchange Traded Fund=上場投資信託」とは証券取引所に上場している投資信託のことをいいます。上場投資信託なので株式のように簡単に売買することができます。

ETFの運用元は、決められた指数に連動するよう色んな株式や債券などを売買して保有比率を変えるようになっています。ETFは、投資の判断を任せたい人に向いている商品といえるでしょう。

東京証券取引所が扱っているETFには、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に連動するもの、債券、REIT(リート)、通貨、コモディティ(商品)を対象にしたものもあります。

  • 「Exchange Traded Fund=上場投資信託」のこと
  • 指数に連動するのでたくさんの投資対象に投資していることと同じ。
  • ETFはお任せで運用してくれる

では、ビットコインETFとは?

ビットコインETF

ビットコインETFとは、ビットコインを投資対象にした上場投資信託のことです。つまり、ビットコインETFはビットコインの投資運用を証券として買うことができるというものなのです。

ETFって色んな銘柄に投資できるのがメリットでもありますが、

さおりんさおりん

ビットコインETFってビットコインにしか投資しないんだよね。ビットコインに投資してるのと変わらないんじゃないの?

と思った人がいるかもしれません。

まだビットコインETFが金融商品として認められていないので、ハッキリとしたことはいえませんが…

ビットコインETFのメリットとしては

  • ビットコインを代わりに運用してくれる
  • 証券取引所でビットコインを買える(間接的に)
  • ETFは証券なので税金は約20%になるかも?

といったことが挙げられるでしょう。

取引所で仮想通貨を売買することは、スマホなどをある程度使える必要があります。

年配の方はスマホを使えないから仮想通貨に投資をしないという人もいるようで、そのような投資家層もビットコインETFの申請が通れば参入してくる可能性はあります。

たかしま編集長たかしま編集長

また、仮想通貨は改正資金決済法だと最高税率55%ですが、証券となれば20%程度の税金となるので参入者は増えるかもしれませんね。

ビットコインETFのメリットについて知りたい方は、こちらの記事もおすすめですよ!

ビットコインETFの申請が通ると価格が上昇するカラクリ

ビットコインETF
「ビットコインETFは仮想通貨の取引価格を上昇させる」と主張する専門家は多数います。

彼らの考えとしては、ビットコインETFという証券が認められれば機関投資家の資金が大量に仮想通貨市場に流れ込んでくるため取引価格が上昇すると考えています。仮想通貨市場全体の時価総額がどれくらいか知っていますか?

仮想通貨市場の時価総額は、およそ30兆円といわれています。実はこの30兆円という数字は他の資産と比べると非常に小さな市場規模なんです。

では、一般的な資産の市場規模を見ていきましょう。

債券:1京2,000兆円
株式: 8,000兆円
為替: 1,500兆円
金 : 1,000兆円

いかがでしょうか。

いかに仮想通貨の市場が小さいかわかりましたか?資産全体の0.1%が仮想通貨市場なんです。
数年前から考えると仮想通貨市場も大きくなりましたが、他の資産と比べるとまだまだスゴク小さい市場といえます。

もし全体の1%の200兆円が仮想通貨市場に流れ込んだとすると急激に仮想通貨の取引価格は上昇するでしょう。

ビットコインETFの申請が通るとBTC価格は200~500%上昇?

ビットコインETF

ビットコインETFの申請が通ると取引価格が急上昇すると予想する専門家は多数います。

株式投資を行っている人の中には、未だに「仮想通貨=あやしい」と考える人は多いようです。

その一人が超大物投資家のウォーレン・バフェットなんですが…

しかし、ビットコインETFが証券取引所で扱われることになれば株式に投資している人は必ず参入してくるはずです。ビットコインETFが承認されることで多額の資金力を持つ大物投資家や機関投資家の資本が仮想通貨に入ってくることになれば、ビットコインを始めとした仮想通貨の価格は一気に上昇するでしょう。

2018年中にビットコインETFの申請が通れば、今の200%~500%までビットコインの取引価格が上昇すると予想する専門家も多数出てきています。

この予想も2003年の金ETFの取引価格上昇を基にした予想であるため、十分実現する確率も高いといえます。(金ETFの取引価格、2003年:330ドル→2011年:1900ドル)

金ETFは8年という長い時間をかけて取引価格のピークを迎えましたが、ビットコインの価格変動幅の大きさや取引が簡単にできることを考えるとより短い期間でより高い上昇率を示すこともあるでしょう。

仮想通貨市場からは、ビットコインETFに対して多くの期待が寄せられています。

ビットコインETFの申請がなかなか通らない

ビットコインETF

仮想通貨普及の起爆剤になりうるビットコインETFですが、アメリカ証券取引委員会(SEC)はビットコインETFの申請をなかなか許可してくれません。

2018年1月には、ビットコインETFの上場を申請していた4社が申請を取り下げています。また、最近だと2018年7月、ビットコイン長者として有名なウィンクルボス兄弟のビットコインETFの申請は2度目の非承認にあうことになりました。

SECは公式文書でビットコインETFの否決理由を、「①ビットコインの市場価格が操作される可能性があること②投資家保護を保証できないこと」と述べています。

ただ、SEC内でも意見が分かれているようでSECコミッショナーの1人であるHester Peirce(@HesterPeirce)はツイッター上で以下のようにつぶやいてビットコイン保有者から大きな支持を集めています。

次々にビットコインETFの申請は続く

ウィンクルボス兄弟のETFは申請を拒否されましたが、他にもビットコインETFはSECに申請されています。

ProShares社のビットコインETF

まずは、アメリカの証券会社ProSharesが申請した2つのビットコインETFがあります。

・ProShares Bitcoin ETF
・ProShares Short Bitcoin ETF

ProShares社のビットコインETFはNYSE Arca取引所によりSECへ申請が出され、現在SECによる審査中です。

ProShares社のビットコインETF可否の判断は8月23日に下される予定です。

Bitwise Asset Management社の仮想通貨ETF

ビットコインETFとは少し話がそれますが、サンフランシスコの資産運用管理会社であるBitwise Asset Managementは、仮想通貨ETF「Bitwise HOLD 10 Cryptocurrency Index Fund」をアメリカ証券取引委員会(SEC)に提出しています。

Bitwise HOLD 10 Cryptocurrency Index Fundは、ビットコインやイーサリアムなどを始めとする時価総額上位の主要10通貨で組み合わされているETFです。

Bitwise HOLD 10 Cryptocurrency Index Fundは現在審査中となっています。

大本命VanEck・SolidX社のビットコインETF

Cboe取引所を通じて申請が出されているVanEck・SolidX社のビットコインETFは、ビットコインETFの中でも審査通過第1号になるのではないかと本命視されています。

SECからは「Securities Exchange Actof1934」(アメリカ証券取引法)に基づいて可否の判断が延期されています。

SECからのビットコインETFの可否判断は9月30日となっているので、その前後には再び市場は慌ただしい値動きを見せることになるでしょう。(SECの可否判断の公表は最大2019年2月まで延長する可能性があります。)

VanEck・SolidX社のビットコインETFが本命視されている理由としては以下のようなことが挙げられます。

  • 個人投資家ではなく、機関投資家がターゲットとなるものである(1口当たり25BTC=約1,500万円)
  • Cboe取引所は既にビットコイン先物取引を取り扱っている。
  • CboeはSECとの関係が良好!

一旦冷静になってビットコインETFについて考えてみよう

ビットコインETF
「ビットコインETF→ビットコイン取引価格上昇」どこのメディアも過熱報道気味なので、ここは冷静になってビットコインETFについてみていきたいと思います。

ビットコインETFの申請が通れば金ETFのように価格が上昇するといわれています。ただ、それは金が「株式、債券、為替、不動産」と並ぶリスク分散の資産として機関投資家に認められていたという背景があります。

ビットコインは「第2の金だー」って叫んでいる人がいるけど、現状ではまだそこまではないですよね。(今後新しい資産として成長する可能性は高い!)

それはビットコインの市場規模が金融資産の0.1%しかないっていうことに現状の社会の信用が現れていると思います。単純にビットコインETFの申請通貨→BTC高騰というシナリオは、単純すぎるんじゃないかなって思っちゃいます。

くれぐれも市場の動きに惑わされることなく、投資の判断を行うようにしましょう!

たかしま編集長たかしま編集長

ビットコインETFの上場に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね!!

最終更新日:2018年09月07日

【この記事を書いた女子会メンバー】

たかしま編集長
たのしい仮想通貨女子会編集長のたかしまです!日本一たのしい仮想通貨メディアにするべく仮想通貨女子一同頑張っていきますのでよろしくお願いいたします!
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