ホームDappsEOSトークンの本当の価値は?ホワイトペーパー訳してみた!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
さおりん

EOSトークンの本当の価値は?ホワイトペーパー訳してみた!

EOS,トークン

最近話題のEOSというトークンがあるのですが、何やらトークンとしての価値がないという話を私の相棒のゆいがし始めたので、私も気になって調べてみました。そのために今回はEOSのホワイトペーパーを翻訳してみたので一緒に見ていきましょう!

記事上「ランキングここを押してください」
記事上「コメントボタン」

こんにちは。
さおりんです。

最近EOSというトークンICOが話題となっているみたいですね。
でもゆいが実はこう言ってて、

ゆいゆい

EOSって実はトークンとしての価値を持たないって聞いたけどどうなの?

まあ案の定私に調べて~って泣きついてきたわけなんですよ(笑)

どうやらこの噂の出どころはEOSICOホワイトペーパーのようです。

ちょうど私も英語の勉強をしたかったこともあり、
この噂の真偽を確かめるべくEOSホワイトペーパーを翻訳してみることにしました。

今回訳したのはこちらのv2(ボリューム2)という最新バージョンのホワイトペーパーになります。

技術的なことに関しては私もそこまで専門的な知識があるわけではなく、
無責任なことは書けないので一部割愛させていただき、
重要なポイントピックアップして要約しています。

それでは早速要約していってみましょう!

ホワイトペーパーの冒頭部分

EOS,トークン

まず一番最初に、概要を記した冒頭部分を訳していきたいと思います。

EOS.IOソフトウェアは従来よりさらに演算可能な範囲を広げたブロックチェーン構造を、
オペレーティングシステムと類似した構造を構築することによって提供します。

このソフトウェアは計算、認証、データベース、非同時性通信、アプリケーションのスケジューリングを提供することによって、
トランザクション処理時間を大幅に短縮し、トランザクションフィー(取引にかかる手数料)も無くすことができます。

注:EOSトークンEOS.IOソフトウェアを採用しているブロックチェーン上にあがるため、
ERC20トークンの規定に準拠していません。

EOSトークンのICOは、EOS.IOというソフトウェアの開発のために行われたICOのようです。
このソフトウェアは、ERC-20のような、トークン作成の際の規格のような位置づけみたいです。

ERC-20についてはこちらの記事から詳しく見れます。

背景

従来のブロックチェーンプラットフォームはトランザクションの時間が長すぎて、トランザクションフィーもかかるため、様々な用途に拡散して使用されることがなく、限定的な用途でしか使えなくなってしまっています。

ブロックチェーンアプリケーションに要求されるコト

ブロックチェーンプラットフォーム上で開発されるブロックチェーンアプリケーション(DApps)が世界でより広がりを見せるためには、以下の要件が必要となってきます。

何万人ものユーザーの使用をサポート

e-bayAirb&bUber,Facebookに対抗するには
1000万単位での日間ユーザー数に対応できるようなテクノロジーが要求されます。

ユーザーフリー

アプリケーションの開発者は、ユーザーフリーの、
つまりはユーザーが無料で使えるプラットフォームの開発に対してより柔軟に考えなければなりません。

ユーザーフリーアプリケーションの方が有料アプリケーションより広がりを見せることは明らかで、
まずそうやってユーザー層を広げてから、初めてマネタイズ化戦略を練れるでしょう。

アップデートとバグ

ブロックチェーンアプリケーションはユーザーの要望に常に応え続けなければならないため、
アップデートの頻度が多いと言われています。

ブロックチェーンアプリケーションがユーザーの要望に応えていくには、
そのような頻繁なアップデートに対応できるようなプラットフォーム造りが重要となります。

またそれと共に、世の中の重要なソフトウェアはどんなに厳格な承認システムを以てしても
常にバグの対象となる可能性があります。
バグ自体は避けられるものではなくても、そのバグを修復するだけの強固なシステムが必要なのです。

低いレイテンシー

ユーザーから「そのアプリケーションを使った際に良い体験をしたな」
というフィードバックを得るためにはレイテンシー(latency、遅延)が起こってはなりません。

なぜなら遅延が起こることによってユーザーはフラストレーション(flustration、不満)を感じる上に、ブロックチェーンを用いていない代替アプリとの競合に負けてしまうからです。

さおりんさおりん

確かにトランザクションに待ち時間がかかるのは嫌ですね。

継続したパフォーマンス

例えば両替などを目的としたアプリケーションは連続した演算を必要とするので、
継続してスピーディに対応できるパフォーマンスが要求されます。

そのために必要となってくるのがパラレルパフォーマンスと呼ばれるものです。

少し補足しておくと、パラレル(Parallel)とは並行してという意味になります。
よくSFなどで取り扱われるパラレルワールドなどが良い例で、並行して進み交わることがないという意味です。

ここでいうパラレルパフォーマンスというのは複数のコンピューターだ同時並行で作業を進められるよう
作業を円滑に分割してそれぞれのコンピューターに作業を割り振る能力のことを指します。

コンセンサスアルゴリズム

EOS,トークン

コンセンサスアルゴリズムというのはトランザクションが正当に行われていたかどうかを確認する方法のことです。
皆さんもPoSPoWなどのワードを聞いたことがあると思うのですが、それのことです。

PoS(Proof-of Stakes)というのは簡単に言うと通貨保有量が多いユーザーに
ブロックの作成権限が与えられるコンセンサスアルゴリズムです。

一方、PoW(Proof-of-Work)というのは作業量が多いユーザーに
ブロックの作成権限が与えられるコンセンサスアルゴリズムになっています。

ではEOSコンセンサスアルゴリズムはどのようなものなのでしょうか?

EOSは上述の「ブロックチェーンアプリケーションに要求されるコト」をすべて満たす
世界で唯一のコンセンサスアルゴリズム、DPOS(Delegated Proof Of Stake)を採用しています。

DPOSでは通常の運用をされている限りはまずフォーク(ブロックチェーンの分岐)は起きなくなっています。
なぜなら、分岐して枝分かれしたブロックチェーンのうちの長い枝のほうが
自動的に採用されるようなコンセンサスアルゴリズムになっているからです。

また、フォークというのは一つのブロックに二つ以上のブロックをつなげようとするものですが、
正しいのは一つだけなので、不正な方のブロックを生成したユーザーは権限を失います。

これを可能にしているのがBFT(Byzantine Fault Tolerance )という技術です。

詳しい説明は専門的になりすぎるので割愛しますが、
この技術によってわずか1秒トランザクション正当性がユーザー間で合意されるようになります。

アカウント

EOSプラットフォームではユーザーはアルファベット12文字以内のユーザーネームをつけることができるので、
コンピューターだけでなく私たちもそれぞれのアカウントを認識しやすくなります。

それぞれのユーザーが行うアクションのスクリプトは他アカウントに送信が可能で、
その送受信によってEOS.IOスマートコントラクトは成り立っています。

そしてアカウントごとにどこまでのアクションを許容するかも選択可能になっています。
例えば特定のアカウントに「フレンド」の権限を与えると、
自分のアカウントで行うアクションを共有できるようになります。

さらにそのアカウントが保有するソーシャルメディアアプリケーションなども共有することが可能になり、
複数人での運用も可能となります。

セキュリティ

秘密鍵が盗まれたとしても、EOSプラットフォーム上では
金額の大きいトランザクションを承認するには少しの間の小休止を挟むため、
自分の知らないトランザクションが行われているということがEmailもしくは電話で知らされ、
その間にトランザクションをキャンセルすることができます。

そして万が一秘密鍵を盗まれたとしても、リカバリーパートナーを用意することによって、
そのパートナー経由で秘密鍵を変更できるようになっています。
このリカバリーパートナーという機能はあくまでもアカウントの復旧専用のため、
普段の運用においてあなたのアカウントを使って勝手に取引をするということはないので安心です。

遅延を最小限に

あるアクションを他のアカウントに対して行い、それに対して返答が返ってくるまでの時間を0.5秒以内にするのが最終目標です。

これを実現するためにEOS.IOは各ブロックを6つのサイクルに分けて処理しています。

また、特定のブロックチェーンアプリケーションに必要ない機能は自動的に無視されるようになっています。

例えば、両替のアプリケーションの場合は、
ブロックチェーンプラットフォームの両替に関する機能だけを使えればよいので、
その他の関係ない機能、例えばSNSアプリケーション用の機能などは自動的に無視され、
使わない機能に関してまでトランザクションにかかる時間を取られないようにしています。

さらに、未来に行われる予定のトランザクションに関しても処理が可能になっているというのも大きな特徴です。

他にはコンテキスト・フリー・アクションという技術によって、
署名による認証作業が複数発生した場合も同時並行で行うことができるようになっています。

トークンについて

EOS,トークン

いよいよ本題ですね。果たして本当にEOSトークンには価値はないのでしょうか?

冒頭の部分にもありましたが、ここでも最初に
「注:EOSトークンEOS.IOソフトウェアを採用しているブロックチェーン上にあがるため、ERC20トークンの規定に準拠していません。」

ということが書かれています。

しかし、EOS.IOソフトウェアを用いたブロックチェーン上では使用価値はあるようです。

例えばブロックチェーン上にあるアプリケーションを開発し立ち上げたら、EOSトークンのうち1%を保持していれば、
そのアプリケーションはブロックチェーン上に存在するストレージのうちの1%を使用する権限が与えられる、といったような内容が書いてあります。

受け取る側の支払い

ここの部分、すごくいいことが書いてありました。

一般的なプラットフォームビジネスモデルでは、消費者はプラットフォームの利用料自体はタダで、そこに上がっている商品を買うのにお金を払いますよね?

これと同様にEOSプラットフォームもそうありたいと考えており、
プラットフォームに上がったアプリケーションを使って商品を買うユーザーには費用がかからないようになっており、
プラットフォームにアプリケーションを上げる開発者側が、
そのプラットフォームの帯域幅(インターネット上で情報を送るうえでの情報量や伝送速度などといった情報送信機能
や計算機能、ストレージを利用するために支払いをすると述べています。

EOSプラットフォームはどこまでもユーザーフリーを目指しているのです。

ただそのためには開発者はコストを支払わなければいけないのは当然なので、
その点に関しては無料ではないということは理解しておく必要があります。

帯域幅

EOSトークンの所有者は、余った帯域幅の権限を他アカウントに委任したり貸し出すことができるそうです。

確かに、アプリ開発の初期段階からいきなりフルスペックで帯域幅を使うことはないでしょうから、
この機能は良いですね!

そして特筆すべきなのが、帯域幅の使用料はEOSトークンの価格に左右されないところです。
これによってEOSトークンの価格が大きく変動しても、変わらない通信機能を維持することができます。

さおりんさおりん

仮想通貨はすごく価格の変動が激しいので、これは助かりますね!

ガバナンス

ガバナンスというのはいわゆる統治のことで、
問題が発生した際にどのように処理していくかを取り決めています。

基本的には他の仮想通貨同様、
トークンの保有者に問題点の解決策を投票によって決める権限が認められており、
この投票に逆らうようなブロック生産者がいれば追い出される、
といったような仕組みになっています。

また、ブロック生産者にもアカウントを凍結する権限アカウントのコードを変更する権限が認められており、
全ブロック生産者のうち15/21の承認を得ることができれば、
特定のアカウントをブロックできるような仕様になっています。

結論

EOS,トークン

このように、EOSのプロジェクトはこれまでのブロックチェーン業界の経験や試行錯誤から成り立ち、
ブロックチェーン業界全体の青写真となりうるものであるので、
今後ブロックチェーンアプリケーションがさらに普及ししっかりと運営されていくブロックチェーン社会を目指しています。

ゆいの言う通りちょっと前までは価値がないという記述がホワイトペーパーにあったそうですが、
今回要約したのは最新版のv2(ボリューム2)で、
そこにはEOSトークンに価値がないという記述はなく、
むしろEOSトークンの有用性を示すものばかりでした。

したがってこれからは、EOS.IOソフトウェアによるブロックチェーンプラットフォームを支えるトークンとして
本格的に活用されていくことになるのではないかと私は考えています。

【この記事を書いた女子会メンバー】

さおりん
いつも暴走するゆいに手を焼かされてるゆいの相方のさおりんです。大変だけどおかげで仮想通貨を早く始められたし良い友達です(๑•᎑•๑)今はけっこう真面目に仮想通貨に取り組んでます。
さおりんの他の記事を読む

フォローする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ランキングも応援してね♡

関連記事

SPサイド「ランキングここを押してください」

人気記事ランキング

  • Weekly
  • Monthly
  • Total

コインガールズ記事も配信中!

サイド「NEWS APP」

ランキングに参加してね♡

PCサイド「ブログランキング」 PCサイド「ブログ村」

マーケットレポート:市況記事

マーケットレポート:市況記事