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ゆかり

11月に迫るビットコインキャッシュのハードフォークで問題発生!通貨が分裂する可能性大!

ビットコインキャッシュ, ハードフォーク

2018年の11月に行われる予定だったビットコインキャッシュのハードフォークで問題が発生しているようです。いくつものクライアントがアップデートに反発しており、通貨が分裂する可能性が高まってきました。

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ゆかりゆかり

こんにちはー!
ビットコインキャッシュ推しのゆかりです(´ω`*)

ビットコインキャッシュかいわいで何やら不穏な空気が流れていて、ちょっと不安になっています。

今日は、今年(2018年)の11月に予定されているハードフォークについてのお話です。

まずは分裂騒動の概要を解説し、そのあと初心者向けにわかりやすく解説していきたいと思います!

11月のビットコインキャッシュハードフォークによる分裂騒動の概要

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

ビットコインキャッシュの主要クライアントであるBitcoin ABCが、2018年11月にビットコインキャッシュハードフォークを予定していました。

先日Bitcoin ABCがそのハードフォークについて、アップデートの内容を発表。

nChain社のクレイグ・ライト氏が、そのアップデートの内容に猛反発しているということです。

クレイグ・ライト氏はそのハードフォークに反対するため、自身でクライアント「Bitcoin SV(Satoshi Vision)」を立ち上げ、独自のプロトコルをすでに公開・配布しています。

今現在、Bitcoin ABCはソフトウェアのシェアを約60%占めているので、このまま対立が続くようなら通貨の分裂も十分あり得ます

同年8月21日には、シェア数第2位のクライアントであるBitcoin Unlimitedが、Bitcoin ABCとBitcoin SVのどちらを支持するか投票で決めるという和解案を提出。

これで解決すると思われたのもつかの間、8月24日にBitcoin.orgとBitcointalkのオーナーであるコブラ氏が、そもそも11月のハードフォークをなしにするという案(cobraクライアント)を提出したのです。

Bitcoin ABCとBitcoin SVはそれぞれ大手マイニングプールの支持を得ており、おのおのが20~30%ほどのハッシュレートを所有していると考えられています。

cobraクライアントも、約25%のハッシュレートを得ていると主張しているそうです。

このビットコインキャッシュ分裂問題は大混戦を極めており、一部の取引所ではすでにビットコインキャッシュ分裂に向けての対応も進めているようです。

ビットコインキャッシュのハードフォークについて

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

ざっと概要を説明しましたが、ちょっと難しいですよね(^^;

ここからは初心者向けに、今回の騒動についてわかりやすく解説していきたいと思います。

まずは、仮想通貨のハードフォークについてのお話です。

ブロックチェーンのマイニングについて

ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨は、ブロックチェーンと呼ばれる画期的なシステムを採用しています。

ブロックチェーンは、全世界で行われる取引データをブロックに格納し、それを承認することで時系列につながれて(チェーン)いきます。

ブロックチェーンにおいては、すべてのブロックが繋がっているということが重要で、このシステムのおかげで特定のブロックのデータ改ざんを防ぐことができているのです。

ゆかりゆかり

ひとつのブロックを改ざんした場合、その前後のブロックと辻褄が合わなくなってしまうんです。

このシステムは基本的にはオープンソースとなっており、誰でも自由に修正・開発に携わることができます。また、そのプログラムコードを利用して新しいブロックチェーンを公開することも可能です。

取引データの管理も基本的には自由に参加することができ、その参加者を「マイナー」、管理するための作業のことを「マイニング」と呼んでいます。

マイナーは専用のソフトウェアをダウンロードし、ブロックチェーンに接続することでマイニングに参加することができます

ゆかりゆかり

専用のソフトウェアを導入したコンピュータのことを「ノード」と呼ぶことがあるので覚えておいてくださいね♪

ちなみに、そのソフトウェアは誰でも自由に開発することができ、利用者もどのソフトウェアを使うかは自由に選ぶことができます。

マイニングについてもっと詳しく知りたいという人は、以下の記事を参考にしてみてください♪

ソフトウェアにはルールがある

誰でも自由に開発でき、好きな種類を選ぶことができるソフトウェアですが、なんでもいいというわけではありません。

ビットコインならビットコイン、ビットコインキャッシュならビットコインキャッシュの「ルール」が決められているのです。

そのルールに従ったソフトウェアであれば、問題なくブロックが生成できるということです。

ゆかりゆかり

このルールのことを、「プロトコル」と言います。

たとえばビットコインキャッシュであれば、

  • ブロックサイズの上限は32MB
  • ブロックの生成時間は約10分に1回
  • コンセンサスアルゴリズムはPoW
  • 難易度調整はDAA

というようなルールが決まっているのです。

いろんな開発チームが専用のソフトウェアを開発していますが、すべてこのようなルールに則って開発が行われているということです。

ソフトフォークとハードフォークについて

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

ビットコインキャッシュなどのブロックチェーンは、誰でも自由に開発できるというお話をしました。

そのためバグや不具合が見つかることもありますし、ルールに改良を加えることもあります。

このときに行われるソフトウェアのアップデートのことを、ソフトフォークハードフォークと言います。

ソフトフォークは過去のブロックと互換性のあるアップデート、ハードフォークは互換性のないアップデートです。

ゆかりゆかり

アップデートが行われると、これまで1本で繋がっていたチェーンが分岐することから「フォーク」と呼ばれているそうです。

ソフトフォークについて

ソフトフォークの場合、ブロックが分岐しても新ルールと旧ルールの間に互換性があるので、最終的にはまた1本のチェーンに収束していきます。

もし多くの人が新ルールを採用したソフトウェアを使えば、新ルールのほうに収束していきます。反対に旧ルールのソフトウェアを使う人が多ければ、旧ルールのブロックに収束していくということです。

ソフトフォークのアップデートが行われると、一時的にブロックは分岐しますが、最終的には必ず1本のチェーンに収束するということが重要なポイントです。

ハードフォークについて

ハードフォークとは、互換性のないアップデートのことです。つまり、システムの根本的なルールを変更するようなアップデートのことを指します。

たとえば、ビットコインキャッシュでいうと、ブロックサイズ8MBから32MBに変更されたアップデートはハードフォークになります。

ハードフォークでブロックが分岐した場合、新ルールのブロックと旧ルールのブロックには互換性がないため、どこまで行ってもひとつに収束することはありません

マイナー全員が新ルールに従った場合、旧ルールのブロックはそれ以降生成されなくなるので、正常にアップデートが完了します。

しかし旧ルールを採用するマイナーが一定数いた場合、旧ルールと新ルールの両方でブロックが生成されることになってしまいます。

この場合は両方のブロックが残り、しかもソフトフォークと違って1本のチェーンに収束することがありません。

つまり、新しい通貨が誕生するということになります

2017年8月に行われたビットコインのアップデートは、ブロックサイズを変更するというハードフォークでした。

しかし旧ルールの支持者が一定数存在したため、旧ルールの仮想通貨(ビットコイン)はそのまま残り、新ルールの仮想通貨(ビットコインキャッシュ)が誕生したということです。

マイニングとハッシュレートについて

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

今回の騒動を詳しく知るためには、マイニングとハッシュレートについての知識も必要です。

ビットコインキャッシュを例に、それぞれどのようなものなのか解説していきます。

ビットコインキャッシュのマイニングとは

先ほど軽く触れましたが、マイニングとはそのブロックチェーンを管理する作業のことを言います。

具体的には、取引データをブロックに格納し、それを正しいブロックだと承認する作業のことです。

ただし誰でもブロックを生成できるわけではなく、暗号化の計算を行い、一番早く正解を出したマイナーがブロックを生成できます

おおまかな流れとしては、

  • 取引データをブロックに格納
  • ブロックをひとつのデータとして暗号化
  • 正解が出るまでナンス値を入れ替えて計算
  • 正解が出ればブロックの生成

ということになります。ビットコインキャッシュの場合、この作業を約10分に1回行います。

ゆかりゆかり

計算のスピードによって、計算の難易度が自動的に調整されるようなシステムになっています(^o^)

ナンス値は、使い捨てのランダムな数値です。ブロックのデータにランダムな数字(ナンス値)を入れて暗号化の計算を行い、一定の数字が出るまで行うというもの。

ちなみにこの作業はボランティアではなく、ブロックの生成に成功すれば一定の報酬を手にすることができます

2018年10月現在では、ビットコインキャッシュのブロック生成に成功すれば、12.5BCHの報酬がもらえます。

ビットコインキャッシュのマイニング難易度については、以下の記事で詳しく解説しています♪

ビットコインキャッシュのハッシュレートとは

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

マイニングの計算は、ハッシュ関数と呼ばれる関数を使った計算が行われます。

ハッシュ関数は、特定の文字列を別の文字列に変換できる関数です。元の文字列を少しでも変えると、計算後の文字列はまったく違う文字列になるというのがハッシュ関数の特徴です。

また、計算後の文字列から、元の文字列を割り出すことができないというのも、ハッシュ関数の特徴です。

ゆかりゆかり

文字列Aをハッシュ関数にかけて文字列Bを出した場合、文字列Bから文字列Aを割り出すことはできないということですね(*’ω’*)

ハッシュ関数にもいろんな種類がありますが、ビットコインキャッシュはSHA-256というハッシュ関数を採用しています。

ビットコインキャッシュのマイニングは、特定の数値を見つけ出す計算が行われるので、ハッシュ関数を総当たり式で計算していくことになります。

ナンス値を変えて計算、またナンス値を変えて計算、ということを繰り返します。

この計算が行われる速度のことを、ハッシュレートと呼びます。

単位は「hash/s」や「h/s」で、1秒間に何回ハッシュ計算できるかを表しています。

たとえば1秒間に10回ハッシュ計算できるなら、10 h/sということになります。

さらに1,000をK、100万をMなどの単位で示すこともあり、たとえば3M h/sは1秒間に300万回のハッシュ計算ができるということを表します。

ハッシュレートが高ければ高いほどたくさんの計算ができることになるので、ブロック生成の確率が高くなるということなんです。

複数のコンピュータで計算を分担することもでき、そのようなコミュニティや企業のことを「マイニングプール」と言います。

ビットコインキャッシュのハッシュレートについては、以下の記事で詳しく解説しています!

ビットコインキャッシュのクライアントについて

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

ビットコインキャッシュには、ソフトウェアを開発するいくつものクライアントが存在します。

ここでいうクライアントとは、ブロックチェーンの開発チーム、もしくはそのプロジェクトのことです。

今回の騒動の発端となったBitcoin ABCやBitcoinUnlimitedなど、ビットコインキャッシュの主要クライアントをいくつか紹介しておきます。

クライアントとハッシュレートの関係

具体的なクライアントを紹介する前に、クライアントとハッシュレートの関係についても解説しておきます。

クライアントとは、簡単に言うとビットコインキャッシュなどのマイニングをするためのソフトウェアを開発しているチームのことです。

クライアントが開発するソフトウェアは、ブロックチェーンの「ルール」に従って開発されています。

ビットコインキャッシュならビットコインキャッシュのルールに従って開発されており、このルールを変更するアップデートを行うとソフトフォークやハードフォークとなる、ということですね。

ここで大切なのは、いくら使い勝手の良いソフトウェアを公開したからと言って、みんながそれを使ってくれるとは限らないということです。

ゆかりゆかり

ブロックチェーンの開発をするのも自由、それを使うのも、使わないのも自由なんです

もし、ビットコインキャッシュが「ルールA」のブロックチェーンで動いているとして、クライアントが「ルールB」のソフトウェアを開発したとします。

マイナーは今使っているルールAのソフトウェアを使い続けてもいいし、新しく開発されたルールBのソフトウェアを使ってもいいのです。

このときビットコインキャッシュのブロックチェーンは、別々のルールでマイニングが行われるため、ブロックの分岐が始まります。

そのあとは先ほど解説した通り、ソフトフォークなら収束し、ハードフォークなら別々の道を辿るということになります。

さてここで大切なのは、ルールAやルールBのソフトウェアを使うマイナーがどれだけいるかということです。

ゆかりゆかり

すべてのマイナーがルールBに移行した場合、ルールAがルールBに変更されただけということになりますね!

しかしルールAが50%、ルールBも50%の使用率であれば、2種類のブロックが生成されていくことになるので、ハードフォークであればそのまま通貨の分裂につながります。

この割合は、ハッシュレートで表すことができます。

ビットコインキャッシュのハッシュレート全体を100%とし、どのマイナーが何%のハッシュレートを持っているかを見ます。

たとえば、30%のハッシュレートを持つマイニングプールが3社あったとします。

3社の合計ハッシュレートは90%を占めるので、この3社がルールBのソフトウェアに変更した場合、ブロックチェーンはルールBに変更されるということです。

シェア60%を誇るBitcoin ABC

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

Bitcoin ABCとは、ビットコインのスケーラビリティ問題解決のために、Bitmain社のCEOジハン・ウー氏が率いるチームによって作成されたクライアントです。

Bitmain社は中国の大手マイニングプールで、ビットコインやビットコインキャッシュのハッシュレートの大部分を占める仮想通貨界の重鎮です。

マイニングプールのAntpool社とBTC.com社のふたつの子会社を持ち、さらにビットコインキャッシュのハッシュレートを持つViaBTC社へも出資をしています。

つまり、Bitcoin ABCはビットコインキャッシュの大規模なハッシュレートを持つマイナーから支持を得ていることになります。

2018年現在、Bitcoin ABCが公開したソフトウェアは、なんとシェア率60%を超えているそうです。

ゆかりゆかり

ほとんどのマイナーはBitcoin ABCが開発したソフトウェアを使ってマイニングをしているということですね(*’ω’*)

Bitcoin ABCは2017年に作成され、同年8月1日のビットコインキャッシュ誕生のハードフォークを主導したクライアントでもあります。

それだけビットコインキャッシュへの影響力は大きく、次回のアップデートに関しても現在最も主導権を握っている立場だと言えるでしょう。

ブロックサイズ問題解決を目指すBitcoin Unlimited

Bitcoin Unlimitedは、まだビットコインキャッシュが誕生していなかったころ、ビットコインのスケーラビリティ問題の解決を目指していたクライアントのひとつです。

当時ビットコインの主要クライアントであったBitcoin coreと対立していたことでも有名です。

Bitcoin coreはビットコインが誕生したときの理念を大切にしており、ブロックサイズの変更には反対していました。

Bitcoin Unlimitedは、それでは今後対応できなくなるとして、ブロックサイズの拡大を主張したのです。

ゆかりゆかり

このときのBitcoin Unlimitedの主張した案が、今のビットコインキャッシュの元となっています。

Bitcoin UnlimitedとBitcoin coreの両者はニューヨークや香港で話し合いを進めていましたが結論は出ず、最終的に両者の意見を取り入れたSegwit2Xという妥協案を締結しています。

そこにBitcoin ABCがブロック拡大のハードフォークを押し切り、Segwit2Xも実現しないまま、ビットコインキャッシュ誕生となったのです。

ちなみに今回の騒動では、Bitcoin UnlimitedもBitcoin ABCのバージョンアップには一部反対をしています。

反対はしているものの、ハードフォークによる通貨分裂を避けるために、Bitcoin SVとの和解案を提出(8月21日)しています。

分裂を狙うBitcoin SV(Satoshi Vision)

今回の騒動の中心は、なんと言ってもこのBitcoin SVではないでしょうか。

このクライアントは、ブロックチェーン開発企業のnChain社の代表であるクレイグ・ライト氏が立ち上げました。

クレイグ・ライト氏は、正体不明だったビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」本人ではないかと言われている人物です。

このライト氏は、今回のBitcoin ABCによるアップデートは、サトシ・ナカモトが提唱したビットコインの理念に反するという主張をしています。

また、新しいことに挑戦すると不具合が起こる可能性もある、それはビットコインキャッシュ支持者のためにも避けなければいけないとしています。

Bitcoin SVはすでに配布されており、現在はソフトウエアのシェア率が約1%ほどとなっています。

ただ、現在ビットコインキャッシュのハッシュレートの約20~30%を占めるCoingeek社から支持を得ており、ハードフォークが起これば分裂する可能性は十分あるということです。

Coingeek社の代表であるカルビン・アイヤー氏は、「このようなハッシュ戦争は避けるべきではあるけれど、Bitcoin ABCのような不必要なアップデートには賛成できない」と発言しています。

ビットコインキャッシュ分裂騒動に関する取引所の対応

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

ビットコインキャッシュの分裂問題ということで、イギリスの取引所CoinExは早くも対応を示しています。

CoinEx(コインエクスプレス)は、中国のマイニングプールViaBTC社の子会社が運営しています。

ViaBTC社は大手マイニングプールのBitmain社から出資を受けており、今回の分裂騒動を無視できない立場にあります。

ゆかりゆかり

CoinExは、世界初のビットコインキャッシュを基軸通貨とした取引所です(*^^*)

そんなCoinExは、今回の分裂騒動に関して「責任のある立場」と表現しており、以下の3点の対応を取ると表明しています。

  • 2018年11月15日の取引所データのSS(スクリーンショット)を保管する
  • ビットコインキャッシュ所有者に同等のBSVを配布する
  • BSVの配布はブロックチェーンが安定してからの対応にする

11月15日というのは、今回のハードフォーク予定日にあたります。

利用者がいくらビットコインキャッシュを所有しているかしっかりとデータを確認し、その所有者に対してBSV(Bitcoin SV)を配布するということです。

今後私たちが注目したいのは、まだ発表がない国内の取引所の動向です。

国内の取引所でビットコインキャッシュを所有している人も多いと思いますが、同じようにBSVの配布があるのかどうか気になるところです。

CoinEx取引所に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、よければ参考にしてみてくださいね♪

ビットコインキャッシュの分裂における危険性とは

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

投資家からすると、分裂したら無料で新しい通貨がもらえると喜ぶ人も多いかもしれません。

しかし、ビットコインキャッシュの分裂はメリットばかりではなく、重大なリスクや危険性を抱えています。

ビットコインキャッシュの価値の分散

投資家の中には「1:1の割合で新しい通貨が配布されるのだから、価値は2倍に増えるでしょ」と考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、ビットコインキャッシュの価値というのは、発行枚数と価格で決まります。特に価格は重要なポイントで、価格が下がるとその通貨の価値も同じように下がってしまうことになります。

これまでビットコインキャッシュを支持していた人も、通貨の分裂が起こると、一部の人はBSVを支持するはずです。

これまでビットコインキャッシュを支持してたくさん所有していた人がビットコインキャッシュを売却してしまうと、その価格は一気に下がってしまいます

また、「価値が増える」という考えは、ビットコインキャッシュとBSVを合わせて考えたときに、BSVの分だけ価値が増えているということに気づかないといけません。

ビットコインキャッシュ単体で見れば、ハードフォーク前も後も何も変わっておらず、むしろBSVに支持者を盗られるだけマイナスになるということなんです。

そのように価値が分散して価格が下がると、今度は一般の投資家がろうばい売りを始める危険性もあります。

もちろんハードフォークの内容が素晴らしいものであれば、ビットコインキャッシュの価値が高まる可能性もあります。それでも、分裂によるリスクが大きいということは頭に入れておきましょう。

ビットコインキャッシュに対する不信感

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

ビットコインから始まった仮想通貨は、中央集権的な組織や、政治的な権力を排除するという理念を持っています。

仮想通貨について語るとき、銀行が引き合いに出されることがよくあります。

銀行はまさに中央集権的な組織になっており、その組織が顧客の資産を管理しています。また、システムに変更があるときでも、その組織が独断で決めることができます。

それに対しビットコインキャッシュなどの仮想通貨は、そのような中央集権的な組織は存在せず、すべてのマイナーに管理権限が分散しています。

ゆかりゆかり

分散型ネットワーク、分散型アプリケーション、分散型取引所など、ブロックチェーンを利用したシステムは分散型管理が基本です。そもそも、ブロックチェーンのことを分散型台帳と言うこともあります(*^^*)

ブロックチェーンでは、今回のようなシステムの変更があった場合も、ひとつの組織が独断で決められないような仕組みになっています。

何か問題点があったときに方向性を決めることができないというデメリットはありますが、その反面コミュニティが強くなれば何があっても崩れない強さを持ちます。

実際ビットコインは非常に強いコミュニティの仮想通貨として成長しており、もはや現代の技術力ではデータの改ざんはほぼ不可能だと言われています。

ゆかりゆかり

もし世界中の経済が崩壊しても、ビットコインは世界中にマイナーがいる限り存続していくはずです(`・ω・´)

しかし、もしビットコインキャッシュの分裂が起こってしまった場合、「何か問題があれば分裂される」という不信感を持たれることになります。

さらに、今回の騒動のように各コミュニティの争いは、政治的な意思決定があると思わせるに十分な出来事です。

本来なら利用者すべての意思が尊重される仮想通貨のはずが、コミュニティの実力・権力によって方向性が左右されてしまうことになるのです。

リプレイアタックの危険性

ビットコインキャッシュ ハードフォーク

ビットコインキャッシュが分裂すると、リプレイアタックの危険性が生じてしまいます。

リプレイアタックとは、仮想通貨が分裂したときに、ブロックチェーンに対して行われる悪意ある攻撃のことです。

ハードフォークが実行されると、ブロックチェーンは旧ルールと新ルールの2本に枝分かれするというお話をしました。

すべてのブロックは暗号化の技術が用いられているので、本来なら簡単に作成することはできません。しかし、ハードフォークでブロックが分岐した瞬間は、この暗号化技術が裏目に出てしまうのです。

たとえば、旧ルールのブロックが生成されたとき、このブロックのデータをコピーしてしまえば、新ルールでも同じ取引データを承認させることができるということです。

ゆかりゆかり

リプレイアタックが実行されてしまうと、送金者の資産を簡単に流出させることができてしまうのです(; ̄Д ̄)

本来なら膨大な量の計算が必要な暗号化技術ですが、どちらか一方のブロックで解が出た瞬間を狙えば、そのときの取引データを自分のものにしてしまうことができるのです。

もちろんこのリプレイアタックは、いくつかの方法で対策が可能です。

ビットコインが分裂してビットコインキャッシュが誕生したときは、ビットコインキャッシュのブロック生成に独自の署名を必要とすることで、ビットコインのブロックと違いを生み出したのです。

もしビットコインのブロックがコピーされたとしても、ビットコインキャッシュのブロックではないと簡単に判断できるということです。

今回のハードフォークでBSVがリプレイアタックの対策をしていないとは考えにくいですが、そのようなリスクもあることは知っておきましょう。

先ほど紹介した取引所CoinExでは、

「BSVがリプレイアタックの対策を行わない場合には、マイニングプールのViaBTC社と連携して利用者の資産保全を行う」

と表明しています。

ビットコインキャッシュは分裂の可能性大

今日はビットコインキャッシュのハードフォークについてお話をしましたが、どのクライアントもビットコインキャッシュの分裂は望んでいないということです。(一部そうじゃないクライアントもいますが…。)

みんなビットコインキャッシュのことを想い、そのために戦っているのです。

今回の騒動は、ビットコインキャッシュを所有している人にとってはとても気になるところだと思います。

特にビットコインキャッシュの価値がどうなるか、またBSVの配布はどうなるか、今後の情報に注目しておきましょう。

ウォレットによってもBSV配布の判断は異なると思うので、良ければ以下の記事も参考にしておいてください(´ω`)

【この記事を書いた女子会メンバー】

ゆかり
就活の到来から全力逃亡中。H〇NTER×HUNT〇Rのヒソカ好きな仮想通貨女子です。夢のハイパーニート生活のために全力で仮想通貨を勉強してます!
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