ホーム最新ニュース仮想通貨ヘッジファンドCEOがウォーレン・バフェットに猛反論!その真意とは
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018.10.07 最終更新
研修生

仮想通貨ヘッジファンドCEOがウォーレン・バフェットに猛反論!その真意とは

ウォーレンバフェット仮想通貨

かねてから仮想通貨に批判的だったウォーレン・バフェットが、自社の株主総会で、またもや仮想通貨を槍玉にあげました。これに対して仮想通貨ヘッジファンドのCEOが猛反発しています。バフェットが仮想通貨を批判し続ける理由を検証してみたいと思います。

記事上「ランキングここを押してください」
記事上「コメントボタン」

「ビットコインは殺鼠剤で銀行がネズミだ」なぜ新旧投資家は仮想通貨で対立するのか

「オハマの賢人」ウォーレン・バフェットの仮想通貨嫌いは有名です。以前からことあるごとに仮想通貨に対しては否定的な発言をしていましたが、2018年5月の株主総会でも、仮想通貨は「悪い結末を迎える」「殺鼠剤を二乗にしたもの」と発言していました。

これに反応したのがPantera Capital(パンテラ・キャピタル)のCEOを務めるDan Morehead(ダン・モアヘッド)です。バフェットのこの発言に対し「確かにビットコインは殺鼠剤だ。なぜなら、銀行とクレジットカード会社は鼠だからだ」と反論しました。ダン・モアヘッドは、なぜ銀行やクレジットカード会社を鼠と言ったのでしょうか?

真っ向から対立する二人はどんな人物なのか?

ウォーレン・バフェットとダン・モアヘッドはどんな人物なのでしょうか?2人の来歴を見てみましょう。

「オハマの賢人」ウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェットは、アメリカの大物投資家であり、持株会社バークシャーハサェイの会長兼CEOです。(持株会社とは、ほかの会社の株式を保有して、その会社の事業を管理・支配することを目的として設立された会社のことです)社外取締役にはビル・ゲイツが名を連ねています。ちなみにビル・ゲイツも仮想通貨には否定的なことで有名です。

バークシャーハサェイの運用成績は、約50年の間に複利計算で21%という驚異的な利益をたたき出しています。生活拠点を生まれ故郷のネブラスカ州オハマに置いていることと、その偉業から「オハマの賢人」と呼ばれる、生きた伝説とも言える人物です

ダン・モアヘッドはどんな人物?

仮想通貨ヘッジファンド、パンテラキャピタルの創設者です。ブロックチェーンや仮想通貨に関連する事業に投資しています。保有している仮想通貨は10億円以上といわれています

バフェットが仮想通貨を嫌う理由とは

ウォーレンバフェット仮想通貨
ウォーレン・バフェット仮想通貨に対する辛口なコメントは、今に始まったことではありません。過去にも

「仮想通貨は何も生産しない」「みんなビットコインが何かわからないまま買っている。ギャンブルと同じ」といった発言をくり返しています。

ウォーレン・バフェットの投資スタイルは、単に数字の上で割安な企業の株を買うのではなく、独自の分析方法で将来性のありそうな企業、表面的数字に表れないもの含んだ内在的価値の高い企業の株を大量に購入し、企業が注目されて割高になったところを売るということで利益を得ています。

10年以上持ち続けることも珍しくなく、長期投資のスタンスをとり、自分が理解していないものは買わないという信念も徹底しています。

年間21%の利益を出し続けるウォーレン・バフェットですが、失敗もあります。彼は、アマゾン・グーグルに投資ししなかったことを、完全な失敗だったと認めています。彼にとって、ITや仮想通貨など、新しく参入してきたインフラは未知の世界なのかもしれません。

自信の信念に従ったのだとすれば、仮想通貨に手を出さなかったのは充分に頷けます。さらに、ウォーレン・バフェットの信念である内在的価値が仮想通貨にないのも仮想通貨を毛嫌いする理由の一つのようです。

仮想通貨取引は、株価のように、その裏づけとなる事業や収益性を見て分析することができません。その点もウォーレン・バフェット仮想通貨嫌いにさせている原因の一つなのでしょう。

仮想通貨は金融業会のディスラプター


金融業会は、ビットコインの根幹技術であるブロックチェーンによって、大きく変わろうとしています。ビットコインは銀行を介せずに当事者同士で金銭のやりとりが成立するので、銀行が介在する必要がありません。国際送金の手数料が割安になります

また、銀行がお金を貸すときには、審査が必要になりますが、ブロックチェーンを導入すれば人による審査は必要なくなります。

ブロックチェーンを導入すれば、ソーシャルメディアが独自の仮想通貨を作って自分たちのコミュニティの中で買い物をしてもらったり、仮想通貨を貸しつけることも可能になります。このように、デジタル技術で業界の既存の仕組みを破壊し、新しい形に作りかえるベンチャー企業をdisruptor(ディスプラター:破壊という意味がある)といいます。

仮想通貨の技術は、今まで金融とはまったく無縁と思われたソーシャルメディアが銀行のライバルになる可能性があるのです。ウォーレン・バフェットは、銀行やカード会社の株も保有していますから、一連の発言はソーシャルメディアの金融業参入によって利益が減ることを懸念しての発言の可能性もあります。

以前からあった新旧投資家・起業家の口撃合戦

バークシャーハサェイの外部取締役、ビル・ゲイツも現在の仮想通貨を快く思っていない一人です。

ビル・ゲイツは仮想通貨の匿名性が、非合法なドラッグの売買に使われていることを非難しています。また、ICOや仮想通貨の投機的側面をあげて、仮想通貨に投資するのは非常にリスキーであるとし、仮想通貨で手軽に儲けようとするなら、ショート(空売り)しかないと皮肉をとばしています。

ビル・ゲイツのこれらの発言にたいしては、仮想通貨業界から多くの非難の声があがっています。とくに、仮想通貨取引所ジェミニを運営するウィンクルボス兄弟は、本当にショートするなら、自社のビットコイン先物取引を使ってみてほしい、と強気の発言をしています。

このほかにも、ビル・ゲイツの発言にたいしては、「壊れたノーコイナー(ビットコインを安値で入手できなかった人を刺す言葉。ルサンチンマンに近い意味をもつ)」「億万長者の老人がビットコインに叫んでいる」などの皮肉がツイートされています。

余談ですが、ウィンクルボス兄弟はハーバード大学時代、同じ大学に通っていたマイク・ザッカーバーグにfacebookを作るアイデアを与えたことで知られています。兄弟は後にアイデアを盗用されたとして、ザッカーバーグを相手に訴訟を起こし、賠償金6,500万ドル(約75億円)を勝ち取っています。

その後、賠償金で仮想通貨を購入して「億り人」になり、仮想通貨取引所ジェミニを設立します。仮想通貨業界では知らない人はいないというくらいの有名人です。

ウィンクルボス兄弟に関する記事はこちら!

仮想通貨に対する批判は投資・投機に関するものが大半をしめる

長年安定した状態を保っていた業界が新参者に厳しい目をむけるのは、いつの時代も変わらないようです。

ただし、ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツが非難しているのは、現在の仮想通貨の投機ブームやマネーロンダリングに関する側面です。仮想通貨の技術的な面に関しての非難はほとんど見られません。

ウォーレン・バフェットは、appleやインターネットインターネットインフラに関連した株も少しは持っています。今後、仮想通貨やブロックチェーンを取り巻く環境が変わって、長期的成長が見込める企業が見つかったら、考え方を変える可能性は充分にあります。

現在の仮想通貨取引は本来の目的とかけ離れている?

ビットコインの特長は、政府や銀行のような中央集権的な管理者がいないことです。ブロックチェーンによって、ビットコインユーザー全員が同時に管理者になることで公平性を保つことができるため、不正取引ができないという公平性が最大の魅力でした

しかし今は、ビットコインをはじめ仮想通貨取引は投機的な要素が強くなってきていることは否定できません。仮想通貨のリスクを理解しないまま、値上がりを見込んで購入している人が多いのも確かです。

この点から見ると、ウォーレン・バフェットの信念である「自分で理解できないものは買わない」という言葉にも重みがあります。仮想通貨は可能性や本質をしっかり研究した上で取引しましょう!

ウォーレン・バフェットの以前の発言についてはこちらをどうぞ!

最終更新日:2018年10月07日

【この記事を書いた女子会メンバー】

研修生
研修生の他の記事を読む

フォローする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ランキングも応援してね♡

関連記事

SPサイド「ランキングここを押してください」

人気記事ランキング

  • Weekly
  • Monthly
  • Total

コインガールズ記事も配信中!

サイド「NEWS APP」

ランキングに参加してね♡

PCサイド「ブログランキング」 PCサイド「ブログ村」