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ビットコインが600万枚喪失!これからビットコイン価格は上がる?下がる?

ビットコイン 喪失

ビットコインは、ブロックチェーンの仕組みによる堅牢性の高さが売りです。なのに、これまでに600万枚ものビットコインが喪失しているのはなぜでしょう?ビットコイン喪失後のビットコイン価格はどうなるのか、その予測もしてみました。

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ビットコインは発行枚数に限りがあるってご存じでしたか?

2018年10月現在で、発行済みのビットコインは約1,700万ビットコインを超えています。そして、ビットコインは最大で2,100万枚が発行枚数の上限になっています。

そんなにたくさんのビットコインがあるの?と驚かれるかもしれませんが、なんとそのうちの約35%にあたる、約600万枚ものビットコインがすでに喪失した可能性があると聞いて、さらに驚かれるのではないでしょうか。

いったいいくらのビットコインが失われたのか、その総数を正確に把握することはほぼ不可能です。この記事では、様々な機関や調査会社が公表したデータを元にした数値から、喪失したビットコインの行方を探ってみたいと思います。

ビットコイン総発行数の約35%が喪失!その内訳は?

ビットコイン 喪失

ビットコインの喪失は、過去にも何度か指摘されてきました。

2017年にビットコインのブロックチェーン技術を研究しているChainalysisが行った調査によると、ビットコインの少なくとも278万~379万枚が喪失したそうです。

記事元:FORTUNE

調査に入っていない数値が考えられることから、2017年時点で400万枚以上のビットコインがすでに喪失していたと考えるのが自然でしょう

一度ビットコインが喪失してしまうと、取り戻すのはほぼ不可能です。何百万円もする指輪を船の上から海に落としてしまったら拾うのはほぼ不可能なのと同じぐらい、いやそれ以上に確率は低いでしょう。

ビットコインはそもそも安全なはずなのになぜ?その秘密を探っていきましょう。

まずは、ビットコインのマイニングとは何か、そして最大どのぐらいのビットコインがあるのか、知っておきましょうね。

マイニングで発行予定のビットコインは2,100万枚

ビットコイン 喪失

マイニングは、無限に行われるわけではありません。仮想通貨ごとに異なりますが、ビットコインの上限は2,100万枚です。2140年までに2,100万枚が発行され、それ以降の新規発行の予定はありません

枚数が限られているということは、ビットコインが喪失すればその分ビットコイン1枚当たりの価格は上がる可能性が生じます

マイニングの仕組み

ビットコインのマイニングは、10分ごとに行われる認証作業のことです。マイニングは英語で「採掘」の意味ですが、物理的に何かを掘るのではありません。デジタル上で全て行われる複雑な計算のことです。

マイニングは2009年にビットコインが誕生して以来、保存されている全ての取引台帳のデータおよび、追加の取引が記載されます。

この膨大な計算を可能にするには、とても高度なコンピュータ処理が必要です。なにせ、10年もの全ての取引が、しかも10分ごとに記載されるからです。

マイニングの半減期

マイニングは2,100万枚の上限発行枚数が決まっていますが、平均して発行されるのではありません。

マイニングがスタートした当初は、50枚のビットコインを受け取ることができたそうです。そのペースで発行されたら、すでに発行され尽くしている計算になりますね。

でも、マイニングには半減期があります。半減期とは、マイニングで受け取れるビットコインの量が半分になることです。

一度目のビットコインの半減期は2013年で25枚になり、2度目は2016年で12.5枚です。大体4年に一度、半減期がやってくるので、2140年ごろにビットコインがなくなる予定です。

半減期がある理由は、一気にビットコインがなくなってしまうと、インフレが起きてしまうからだと言われています。

約400万ビットコインは人為的ミスで喪失

そのようにしてマイニングされてきたビットコインですが、すでに600万ビットコインが喪失したと言われています。

より正確に言うと、喪失したビットコインはブロックチェーン上には全て存在します。ところが、なんらかの人為的ミスで取り出せなくなってしまったビットコインがたくさんあるのです。

その数は、なんと約400万ビットコインもあるのだとか。どんな人為的ミスがあるかというと、

  • マイニングしたパソコン・ハードディスクの損傷または廃棄
  • 秘密鍵を忘れた
  • ウォレットが壊れた、使えなくなった(パスワードを忘れるなど)
  • ビットコイン保持者が死亡
  • ビットコインを買ったことを忘れている

などです。

これらについては、後ほど事例を挙げながら紹介します。

約200万ビットコインは盗まれて喪失

そして、残りの約200万ビットコインは、盗まれて損失しました。「ビットコインって安全じゃなかったの?」と不思議に思われるかもしれません。

実際に、ビットコインのブロックチェーン技術自体はとても安全で、第三者にそう簡単に盗み取られるはずはないです。なぜならブロックチェーンはみんなに公開されているので、不正が働きようがないからです。

盗まれた理由は、仮想通貨取引所の管理ミスまたは不正によるものです。ブロックチェーンそのものを使っていなかったり、不正な価格操作をした疑いも持たれています。

ビットコインやその他の仮想通貨が盗まれて喪失した事例も、後ほど紹介します。

ビットコインを人為的ミスで喪失した4事例

約400万枚とも言われる、人為的ミスで喪失したビットコイン。細かいものを挙げるとキリがないですが、代表的な事例をもとにいくつかピックアップしますね。

事例①:ビットコインをマイニングしたハードディスクを捨ててしまった

ビットコイン 喪失

一つ目は、マイニングによって7,500枚ものビットコインが入ったハードディスクを捨ててしまった英国人男性の事例です。

記事元:The Guardian

この男性は、ビットコインが誕生した2009年から、自作のビットコインマイニングプログラムを使ってマイニングを行っていました。

当時はマイニングの難易度が今と比べて極めて低く、家庭用パソコンでもある程度の性能があればビットコインのマイニングが可能でした(現在ではまず不可能です)。

そして、わずか1週間で7,500枚のビットコインを稼ぎ出しました。今では考えられないですね!

その後、ガールフレンドに「騒音がうるさい」と指摘されてマイニングを止めたパソコンは2010年に故障、2013年には抜き取っておいたハードディスクを廃棄してしまいました。

そのハードディスク内には秘密鍵も含まれていました。後にビットコイン価格が大きく値上がりしたことから、彼は後悔し始め、なんと廃棄物埋め立て場に行って、職員に事情を説明しました。ところが、ハードディスクは広大なゴミ捨て場のどこに埋まっているかわかりません。まさに、物理的な意味での「マイニング」が必要になってしまいました。

個人で掘り当てるのは不可能なので、彼は寄付を募ったり、何度も市議会に掘り出しの許可を申請していますが、4年以上経った現在も掘り当てられていません。

というか、もしハードディスクが運良く見つかっても、データとかはすでに使えなくなっていて、骨折り損のくたびれもうけになってしまうと思うのは私だけでしょうか?

ビットコインのマイニングは、時代と共に変化しています。以下の記事は参考になりますよ。

事例②:秘密鍵を忘れた

ビットコイン 喪失

次は、秘密鍵の喪失です。

単純に秘密鍵を忘れてしまったり、事例①のように秘密鍵を入れたハードディスクをなくしたり、パスワードを忘れて秘密鍵を取り出せなくなったり、いろいろなケースが考えられます。

秘密鍵は、世界中であなた一人だけが持つ、特別な鍵です。あなたがビットコインを所有することを示す、唯一の物なのです。そのため、かなり長いワードになっていて、暗記するのは不可能です。銀行の暗証番号などとはわけが違います。

確実に管理し、バックアップなどもとっておくようにしないと、大事なビットコインが二度と取り出せなくなるかもしれないものなのです。

事例③:ウォレットを紛失した

ウォレットは、ビットコインを保管しておくための大事なものです。大きく分け、

  • パソコンにダウンロードするタイプ
  • ネットワークにアクセスするタイプ
  • 物理的なタイプ

の3通りがあります。

それぞれ長所・短所がありますが、そのいずれにも紛失のリスクがあり、ビットコイン喪失の大きな原因になっています

世界的な仮想通貨取引所のBlockExのCEOは、ウォレットの番号やパスワードを安全な電子メールサービスに保存していましたが、その電子メールのパスワードを忘れてしまったため、ビットコイン6,000枚を喪失してしまいました。

事例④: ビットコイン保持者の死亡

4つ目は、ビットコインをウォレットなどに保管し、秘密鍵の管理が問題なくても起こりうること、ビットコイン保持者が不幸にも亡くなる場合です。

銀行預金の場合は、死亡した場合の預金口座は一時凍結され、最終的に相続人が相続できます。中央集権で管理されるためです。

一方、仮想通貨の場合は管理する存在がないため、基本的に自己責任です。きちんと家族などに秘密鍵を教えて入れば良いのですが、交通事故などで不慮の死を遂げた場合は、ビットコイン自体が消失してしまうことにもなりかねません。

さらに悪いことに、もしビットコインの保持者が死亡して、秘密鍵の喪失などの理由でビットコインが喪失してしまっても、税務署の判断によるとそのビットコインが相続税などの課税対象になるらしいということです。

このあたりの判断は、今後かわる可能性がありますが、もしたくさんのビットコインをもっている親族がいる場合は、注意すべきでしょうね。

ビットコインはなぜ盗まれる?

ビットコイン 喪失

人為的ミスでビットコインが喪失するのは、例えるとお金を金庫に入れたまま、鍵をなくしてしまようなことです。

それに対し、取引所に預けたビットコインが喪失するのは、銀行に預けたお金が盗まれてしまうようなことです。つまり、過去に幾度も起こり、2018年に入って日本の取引所で多発しているビットコインやその他の仮想通貨の喪失は、取引所の管理ミスによるものです。

ビットコインの盗難は取引所の管理ミス

ビットコインを取引所に預けておいたにも関わらず、そのビットコインが盗難されたのであれば、それは取引所の管理の方法に問題があることが多いです。もしくは、取引所の職員がなんらかの不正を働いた可能性があります。

これまで発生した仮想通貨の盗難による喪失の多くは、ビットコインなどが採用するブロックチェーン技術の問題というよりも、ブロックチェーンを使っていなかったなどの、ずさんな管理ですし、取引所の多くもそれを認めています。

具体的にどんな事件があったか、有名な喪失事件を例にしてみましょう。

マウントゴックス社のビットコイン喪失事件

ビットコインが盗まれて喪失した事件と言えば、2014年に発生したマウントゴックス社の事件が特に有名です。

2014年2月、マウントゴックス社から日本円にして当時のレートで約480億円分ものビットコインが喪失しました。この事件から「ビットコイン=危険」という図式ができ、マスコミなどでも注意が呼びかけられました。

その後、マウントゴックス社の取引が停止された後、2014年に同社は破産、さらにマルク・カルプレス社長が業務上横領などの理由で逮捕、起訴されました。

この事件は明らかになっていないところも多く、マルク・カルプレス社長やその他の職員による不正の有無も全ては解明されていません。

ただ、マウントゴックス社のセキュリティーの甘さがあったことは間違いないようです。顧客からの預かり金に対し銀行残高が28億円も不足していたことなどがその理由です。当時は今みたいに金融庁やSECなどの規制がほぼなかったから、しかたがないのかもしれませんが。

このとき喪失したビットコインは約75万枚と言われています。マウントゴックス社のウォレットに残っていたビットコインは20万枚のみ。顧客からの預かり金が返済されないことから、民事再生申請が棄却され、破産手続きが開始されました。

その後、ちょっと普通では考えられない展開を迎えます。2017年に入ってビットコイン価格が急騰したからです。2017年だけを見ても、1月には10万円前後だったのが、12月には200万円を超えたりしましたよね。

その結果、マウントゴックス社の資産が負債を上回ることになったのです。破産管財人が精査した負債総額は約456億円でした。一方、資産は20万枚のビットコイン+10億円。

そこで債権者の一部が裁判所に対し、マウントゴックス社を破産ではなく民事再生にすべきだと訴えたのです。負債者に満額返済しても、ビットコインに十分おつりがくることになるからです。

そうなると、ビットコインで返済すべきかそれとも現金にすべきかなどで、裁判所も頭を悩ませる珍事となりました。

コインチェックのネム喪失事件

2018年1月におきたコインチェック事件は、記憶に新しいことでしょう。この事件では、ビットコインではなく仮想通貨ネムが喪失しました。

マウントゴックス事件の時は、ビットコインを預けていた人のほとんどが外国人だったこともあり、被害にあった日本人は限定的でしたが、コインチェックは日本人が多く利用する人気の高い取引所だったため、多くの日本人が被害に遭いました。

芸能人などの著名人も数多く被害に遭ったようで、もしかしたらあなたの身の回りにも被害者がいらっしゃるかもしれませんね。

この事件も、やはり取引所のセキュリティーの甘さが指摘されました。具体的には、ホットウォレットによる管理と、マルチシグというシステムを導入しなかったことの2点でした。

事件後はネムを含む全ての仮想通貨取引が停止され、段階的に取引が再開されましたが、完全復旧はしていません。社長の逮捕などには至りませんでしたが、マネックスグループに買収され、再起をはかっているところです。

Zaifを運営するテックビューロ社が経営破綻!

コインチェック以降、金融庁による全ての仮想通貨取引所に対するチェックがより厳格化しました。立ち入り調査や業務改善命令が各社になされ、これでもう仮想通貨の喪失はない、と思った矢先に起こったのが、仮想通貨取引所Zaifからの仮想通貨喪失事件でした。

Zaifはテックビューロ社が運営する大手の取引所でした。しかも、コインチェックと違い金融庁に正式に登録された「仮想通貨交換業者」の一つでした。

そのZaifから、2018年9月に不正アクセスがあり、約67億円相当の仮想通貨が喪失しました。そのうち45億円が顧客の資産、残りの22億円はZaifの資産でした。喪失した仮想通貨は、ビットコインに加えモナコイン、ビットコインキャッシュです。

この喪失事件を受け、2018年10月10日にテックビューロ社はフィスコ社に事業を譲渡し、解散すると発表しました。それに伴い、日本初で人気の高かったモナーコインの取引が全面停止されるなど、混乱を引き起こしています。Zaifはフィスコ社の運営で再生する見通しです。

その他の仮想通貨喪失事件

日本でも有名で代表的な3つの喪失事件を挙げましたが、海外に目を向けるとビットコインなどの仮想通貨が喪失した事件はたくさんあります

大規模な事件は、

  • ビットフロア事件
  • ポロニエクス事件
  • ビットスタンプ事件
  • ビットフィネックス事件

などです。それらの事件をまとめた以下の記事も参考になさってください。

ブロックチェーン技術自体は安全

ビットコイン 喪失

「やはりビットコインは盗まれて喪失することがあるから危険なんですね」と思うのはちょっと気が早いかも知れません。

なぜなら、ここまでの事例は、ブロックチェーン技術自体が破られたものではないからです。

将来的に量子コンピュータというのが登場し、量産化されるといわれています。そうすると、ブロックチェーン技術も簡単に破られるとも言われていますが、それは早くても数年後のこと。

現在のスパコンを駆使しても、ブロックチェーン自体はまず破られることはありません。

やはり問題なのは、取引所の管理ミスによるものです。これも広い意味では、人為的ミスと言えるのかもしれませんね。

ビットコインが喪失すると価格はどうなる?

ビットコイン 喪失

ビットコインが喪失すると、ビットコインの価格はどうなるでしょうか?一般的に考えると、ビットコインの喪失により希少価値が上昇し、ビットコイン価格は上がるでしょう。

例えば金やダイヤモンドなどの貴金属は、地球上に存在する絶対量が少ないから、値段が高いのです。もしどこかからたくさん発見されれば、価格は暴落するのは間違いありません。

ビットコインも、発行上限を決めていることにより希少性を確保しているのですが、それが3分の1喪失したのであれば、単純に考えても、1.5倍の価値があってもおかしくないです。

しかし、希少性のみでは判断できません。ビットコインがどれだけ一般社会で使い道があるか、いわゆる需要と供給のバランスによっても価格が決まるからです。

そもそも、2009年にビットコインが登場した当時は、ビットコインの価値はタダ同然です。初めてビットコインの価値がつき、現実世界で取引されたのは、2010年5月に2枚のピザを1万ビットコインで交換したことです。

今の相場から考えたら、どれだけ高いピザなの?って思わず叫びたくなりますよね!今だったら、1ビットコインで何百枚のピザが買えるわけですからね。

ビットコインが喪失すると、それだけビットコインの信用度が下がることにもつながり、それが価格の下落に反映される危険性も認識しておくべきでしょう。

ビットコインの価格や価値って、今後どうなっていくんでしょうね?誕生から最新情報まで、以下の記事でおさらいしてみませんか?

【この記事を書いた女子会メンバー】

研修生
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