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2018.12.27 最終更新
研修生

「会計freee for 仮想通貨」で仮想通貨の売買利益の税金が簡単に計算できる

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ビットコインなどの仮想通貨を売り買いした場合、確定申告が必要になる場合があります。これまで税金を支払ったことがない人も、「会計freee for 仮想通貨」を使えば簡単に計算できます。

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仮想通貨が一気に流行った2017年。でも、利益が出て喜んでいた人たちに突如ふりかかってきたのが、確定申告の問題でした。

税金の計算どころか確定申告すらしたことがない人もいたので混乱が起こりましたが、仮想通貨の税金計算が簡単になるソフトもいくつか登場しました。その一つが「会計freee for 仮想通貨」です。

まずは仮想通貨の税金は誰が支払う義務を負い、どのように計算して確定申告するのかについて説明し、税金の計算が楽になる「会計freee for 仮想通貨」の特徴や使い方を紹介します。

仮想通貨の税金の仕組みと計算方法

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仮想通貨の税金を計算するのは、けっこう面倒です。特に、仮想通貨の売買を何度も繰り返したり、ビットコインだけでなく、いろいろなアルトコインの売買もした場合には、計算が非常に複雑になります

しかも、仮想通貨の価格は取引したときの価格で計算されます。の価格が2017年の間に10万円弱から250万円近くまで大きく変動しているので、時期によって日本円に換算した価格が大きく異なるのです。

しかも、仮想通貨の税金は資金決済法の改正などに伴い、2017年分の支払いから大きく変更されました。詳しい計算方法のガイドラインが国税庁から出されたのは、2017年末になってから。

そのため、仮想通貨の税金を簡単に計算してくれる会計ソフトの存在が切望されました。会計ソフトがあれば税金計算が自動で行われますが、税金に関する基礎的な知識を知っておかないと、とんでもない計算違いをしてしまうかもしれません。

そこで、仮想通貨の税金の仕組みについて、まずは整理しましょう。

仮想通貨の税金は誰が払う?

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仮想通貨の税金は、仮想通貨取引をする全ての人が納付するわけではありません。自営業者など、もともと確定申告が必要な人は別とし、サラリーマンや主婦などは、以下のいずれかにあてはまる場合に確定申告の義務が発生します。

  • 給与所得合計が年2,000万円を超える
  • 給与所得・退職所得以外の収入が年20万円を超える
  • 2カ所以上で働き主となる給与所得以外の収入が年20万円を超える
  • 源泉徴収義務がない雇用主からの給与がある

特に、2番目に当てはまる人が多いでしょう。サラリーマンで会社からもらう給料を除き、仮想通貨の売買で得た利益が1年で20万円を超えたら、確定申告をしなければならなくなります。

また、仮想通貨売買の利益だけでなく、なにかの副業を行って得た利益がある場合は、通算した金額が20万円を超えたらやはり確定申告が必要です。

仮想通貨は雑所得

仮想通貨は、所得税のうちの雑所得として取り扱われます。雑所得は、10種類の区分の一つですが、その中でも税金を納める側からすると、最も不利な納税方法です。

1年で最大税率55%になることもあります。所得税の税率は以下のとおりです。下記の税率とは別に、所得税が約10%プラスされます。

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仮想通貨は、FXや株式投資などのように申告分離課税になるのでは、と言われていたこともありましたが、見送られたようです。

もし申告分離課税だったら、税率は約20%だったことを考えると、人によっては2倍以上も払う税金が違ったことになるんですね

でも、ずっと昔は株式投資の税金が最大で90%以上だったこともあるので、仮想通貨の税率も、将来もしかしたら20%ぐらいにまで下がるかもしれませんよ

2017年末にガイドラインが公表

仮想通貨の税金の計算方法がどうなるかは、2107年末まで明確な基準が公表されないままでした。雑所得として扱う予定とされているだけでした。

基準が公表されたのは、2017年12月1日。確定申告開始まで2ヶ月半と迫っての時期でした。内容は以下のリンクにあるとおりです。

国税庁ガイドライン「仮想通貨に関する所得の計算方法について」(2017年12月1日公示)

このガイドラインを受けて、取引所なども確定申告の方法を提示するところもありましたが、仮想通貨の税金を自動計算で行う会計ソフトも短い期間での開発が急がれました

仮想通貨を持っているだけでは税金がかからない

仮想通貨で税金がかかるのは、仮想通貨を日本円に換金したり、なにか物品を購入したりした場合です。

ということは、仮想通貨を取引所で購入し、その年の12月31日まで売らずに所持しているだけなら、税金はかかりません

ここで注意があります。仮想通貨を購入し、他の仮想通貨を購入した場合は、その分の利益に対し税金が発生してしまうからです。

例えば、日本円でビットコインを購入し、その後にビットコインをイーサリアムに交換した場合、当時の仮想通貨価額で日本円に計算しなおした金額において利益が出た場合、確定申告の対象になります。

仮想通貨の税金を支払わないと大変!

仮想通貨で利益が得られ、確定申告の義務が生じた場合は、必ず確定申告を行いましょう。現在では、税務署に行かなくても、パソコンで国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使って確定申告書を作成できますし、e-Taxを使えば電子上で申告が完了します。

税金の計算も、昔は電卓を片手に手書きで計算したり、エクセルなどで計算表を自分で作ったりと面倒でしたが、「確定申告書等作成コーナー」では数値入力だけで自動的に計算してくれます。

購入した仮想通貨の取引数や種類が少ない場合は、「会計freee for 仮想通貨」などの会計ソフトを使わずとも、簡単に計算することができます。

では、仮想通貨の売買で利益が発生し、納税義務があるにもかかわらず、期限内に確定申告しないとどうなるでしょう?

その場合は、税金を滞納しているとみなされ、無申告加算税や延滞税を加算して納税しなければならなくなる可能性があります

これらは、悪質な脱税と見なされた場合は数十%になることもあり、過去5年まで遡って請求される可能性があります。

税金はきちんと計算して支払うのが、一番安全な方法ですよ。

確定申告のより詳細な仕組みを以下の記事で紹介していますので、参考にどうぞ。

ふるさと納税で簡単に節税できる!

多くの人が知らないだけで、「ふるさと納税」を利用すれば、実はとても簡単に節税することができます。

自治体に寄附をすると、「寄附金控除」と呼ばれる所得控除を受けることができ、さらに自治体から返礼品が送られるという制度です。

仮想通貨で得た利益は雑所得だと言いましたが、雑所得もふるさと納税の控除対象です。

仮想通貨で得た利益が20万円ちょっと超えてしまったといった場合に、ふるさと納税を利用して20万円以下に抑えることができれば、条件によっては確定申告が必要なくなることだってあります。

「納税」というとなんだかややこしそうに聞こえますが、実際やることはとても簡単です。

寄附金の決済もクレジットカードで支払いができるので、返礼品を選ぶのに迷わなければ5分ほどで完了します。

5ヶ所までの寄付であれば、確定申告をしなくてすむ「ワンストップ特例制度」もあるので、サラリーマンなどでも気軽に利用できます。

ふるさと納税の簡単なやり方や、おすすめの返礼品については以下の記事で詳しく紹介しています。

 

「会計freee for 仮想通貨」の特徴

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仮想通貨の売買で発生した利益と税金の金額を、数値入力やファイルのアップロードだけで簡単に計算してくれるのが、freee 株式会社が開発した「会計freee for 仮想通貨」です。

「会計freee for 仮想通貨」

freee 株式会社は会計ソフトのノウハウに長けた会社なので、税金の計算に関しては信頼できます。

freee 株式会社について

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freee 株式会社は、2012年7月に創業した会社です。クラウド会計ソフトなどを手がけています。

2017年からは、従来のパソコンによる会計ソフトに加え、モバイルアプリの強化にも力を入れています。

スマホで確定申告する方法を紹介した書籍「スマホでかんたん確定申告(技術評論社)」も発行しています。

電子申告をMacでもできるようにするなど2017年に様々な新商品を出していますが、その中でも特に注目されたのが、仮想通貨の確定申告に対応した「会計freee for 仮想通貨」でした

2017年1月に予告し、2月5日からサービスが開始されると、大反響でした。申し込み定員が早い段階で埋まったため、利用できなかった人も少なくなかったようです。

「会計freee for 仮想通貨」の特徴

「会計freee for 仮想通貨」には、いくつかの特徴があります。仮想通貨の計算がすぐにできる便利機能や、簡略化のためにあえて切り捨てた機能があります。

これらの機能は今後アップデートされる可能性がありますが、2017年の確定申告で用いられた機能を簡単に紹介します。

国税庁のガイドラインに沿った内容

2017年12月に国税庁から発表されたガイドラインには、税金を計算するための基準が示されました。

税金の計算に関わる内容は

  • ① 仮想通貨の売却
  • ② 仮想通貨での商品の購入
  • ③ 仮想通貨と仮想通貨との交換

などです。

「会計freee for 仮想通貨」では、ガイドラインの①と③に対応していますが、②には対応していません

ビックカメラなど、ビットコイン決済で商品を購入したかたなどは、別途計算する必要があるので、ちょっと不便かもしれませんが、①と③に対応しているだけでもありがたいですね。

同様に、仮想通貨のマイニングや証拠金取引、ハードフォークで得た仮想通貨などには対応していません

取引所のcsvデータが取り込める

ビットフライヤーまたはビットバンクのWebサイトでは、過去のあなたの仮想通貨取引履歴がcsvファイルで取り込めます。csvファイルは、エクセルみたいなファイルのことです。

そのcsvファイルを「会計freee for 仮想通貨」にアップロードすれば、自動的に仮想通貨の損益金額が計算されます

計算方法は、国税庁のガイドラインがすすめる移動平均法と総平均法のうち、総平均法で計算されます。

総平均法は、一定期間をまとめて計算する方法で、継続してその計算方法を適用することを条件に使うことが許されています。

ただし、数値はあくまで参考値になります。移動平均法で計算した方が有利になる可能性もあります

別途「クラウド会計ソフト freee」を申し込む必要がある

このソフトを使って確定申告したい場合は、別途「クラウド会計ソフト freee」を申し込みましょう。

利用料が必要ですが、無料で30日間試すことができます。期間延長のクーポンがもらえることもあります。無料期間が過ぎると、月980円(スタータープランの場合)が必要です。

計算に対応する取引所は「ビットフライヤー」と「ビットバンク」のみ

「会計freee for 仮想通貨」で対応した取引所は、2社のみに絞られました。大手の取引所「ビットフライヤー」と「ビットバンク」のみです。

両社とも国税庁の仮想通貨交換業者に正式に登録された取引所です。他の仮想通貨の永金計算ソフトに比べて少なめですが、限られた時間内で早くユーザーに対応するために、思い切って2社に絞ったようです。

それ以外の取引所を利用している場合は、自分で税金を計算して数値入力するか、他の会計ソフトを使うかしましょう。

おそらく、2018年の確定申告の時までには取引所の数が増え、より便利になっていることでしょう。

「会計freee for 仮想通貨」の使い方

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「会計freee for 仮想通貨」は、質問に答える形式で確定申告書類の作成までできるため、会計の知識がないかたでも使いやすいです。

スマホからでも操作できるので、パソコンをもっていない、または苦手なかたも安心できますね。

利用するには、まず利用申し込みをします。メールアドレスの入力が必要です。

その後、freeeから招待メールが送られてきます。その後、アカウント発行手続きを行います。

手続きが受理されると、メールでIDと初期パスワードが送信され、利用できるようになります。

「ビットフライヤー」または「ビットバンク」で仮想通貨の取引を行っている場合は、csvファイルで簡単に税金が自動計算されます。他の取引所における税金は、別途計算し、改めて入力しましょう。

その後、確定申告書まで作成する場合は、「確定申告ソフトfreee」を使うこともできます。30日間の無料期間を活用するとお得です。

利用の流れは

  • 基本情報の入力
  • 確定申告書作成に必要な情報の入力
  • 書類完成
  • 提出

です。質問形式なので、戸惑うことはないでしょう。

もしくは、確定申告書は国税庁の確定申告書等作成コーナーで作成しても問題ありません。

「会計freee for 仮想通貨」利用の注意点

「会計freee for 仮想通貨」による計算で得られるあくまで参考値です。より正確な数値を入力したい場合や検算を行いたい場合は、国税庁のガイドラインを元にエクセルなどを使って自分で計算してみましょう。

「会計freee for 仮想通貨」には、ビットフライヤーとビットバンクにしかcsvファイルのアップロードができず、計算方法も総平均法のみです。

これは、次のバージョンでは改善される可能性もありますが、2017年分の計算に使われたソフトはやや物足りない印象もありました。

さらに、国税庁が新たなガイドラインを更新することもあるかもしれません。そんな場合に、freeeが新しい基準に対応するかどうかは、あなた自身で見極めましょう。

「会計freee for 仮想通貨」は利用すべき?

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「会計freee for 仮想通貨」は、誰でも一定期間は無料で利用できる仮想通貨の税金計算ソフトで、とても便利です。

とはいえ、freeeが「会計freee for 仮想通貨」の開発に着手したのは、2017年12月も暮れになってからのこと。短い開発期間で、使いやすく利便性の高い会計ソフトを完全な形で提供するのは困難でした。

おそらく、今後は「会計freee for 仮想通貨」も新たな機能が実装されるでしょう。より使いやすい機能が備わるようでしたら、利用すると便利でしょう

一方、ソフトに頼らずに自分で計算する方が税金が安くなる可能性もあります。どちらが良いかは人によって違いますので、あなたに合った方法を見つけてくださいね。

「会計freee for 仮想通貨」の他にも、多くの会社が仮想通貨の税金計算ソフトを開発しています。

「CryptoLinC」はその一つです。いろいろ比べながら、一番使いやすいソフトを使うのも良いでしょう。

最終更新日:2018年12月27日

【この記事を書いた女子会メンバー】

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