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2018.11.14 最終更新
ゆかり

【特集】ビットコインキャッシュの分裂危機はなぜ起こったのか ver 3.0

ビットコインキャッシュ,分裂

ビットコインキャッシュ分裂危機シリーズ第3弾は、各クライアントを支持するマイナーについての解説です。どのBCHが本物のBCHになるのか、マイナーの動向にかかっていると言っても過言ではありません。

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前回は、Bitcoin ABCとBitcoin SVの分裂騒動に「待った」をかける組織について紹介しました。

どの組織も分裂には反対しているのに、止めようとすればするほどややこしくなって事態が悪化しているというのは、何か皮肉のように感じてしまいます。

そして今回は、前回まで紹介していたクライアントを支持する「マイナー」について紹介したいと思います。

最終的にビットコインキャッシュが分裂するかどうかは、このマイナーの動向にかかっています。

極端な話、どれだけクライアントが増えようとも、マイナーたちが心をひとつにして、同じクライアントを選ぶことができれば、ビットコインキャッシュは分裂しないということなんです。

でも、そんなに上手くはいきません(;’∀’)

それでは、今回の騒動でどのマイナーがどのクライアントを支持しているのか、順番に確認していきましょう。

前回、前々回の記事をまだ読んでいない人は、以下のリンクからジャンプすることができます♪



Bitcoin ABCを主導するBitmain

ビットコインキャッシュ,分裂

まずは、現在ビットコインキャッシュの主要クライアントであるBitcoin ABCを支持するマイナーの紹介です。

Bitmain社は中国の大手マイニングプールで、代表は仮想通貨界でとても有名なジハン・ウー氏です。

Bitmain社はマイニングプールだけでなく、その技術力でビットコインやビットコインキャッシュのマイニング専用機器(ASIC)の開発・販売も行っています。

ビットコインキャッシュの第一人者「ジハン・ウー氏」

ビットコインキャッシュの話題では欠かすことのできない、ジハン・ウー氏の紹介です。

ジハン・ウー氏はBitcoin ABCを主導するBitmain社の、設立に携わった人物です。

彼は2011年にビットコインと出会い、2013年には会社を立ち上げています。

技術的なことはわかりませんが、ビットコインのマイニングにおける計算の中で、簡略化できるポイントを見つけたんだとか。

それを応用してマイニング専用機器(ASIC)を開発・販売し、今ではなんと世界中で70%以上ものシェア率を誇っているそうです。

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Bitmain社が開発したASICを使うと計算が早くなる、なんて言われたらみんな使いますよね(;’∀’)

ジハン・ウー氏は在学した北京大学で金融や心理学を専攻していたそうですが、もしかしたらそのころからプログラムに関する知識もあったのかもしれませんね。

ちなみに、北京大学は世界的にもかなり偏差値の高い大学で、世界ランキングでは東大や京大よりも上位の大学ということになっています。

彼はビットコインキャッシュ誕生に大きな影響を与えた人物なので、今でも彼の言動に相場が動かされることもあるほど。

もちろんBitcoin ABCを動かす力を持つ人物なので、彼の判断でビットコインキャッシュが分裂するかどうか決まると言っても過言ではありません。

AntpoolとBTC.com

ビットコインキャッシュ,分裂

「大手マイニングプールのBitmain社」と言われることが多いですが、実際にマイニングを行っているのは、子会社のAntpoolとBTC.comです。

どちらもビットコインキャッシュのマイニングプールなのですが、ビットコインのハッシュレートの割合が非常に大きい企業です。

以下の画像は、ビットコイン全体のハッシュレートを表す円グラフです。

出典:coin dance Latest Bitcoin Blocks by Mining Pool (last 7 days)

 

これを見ると、AntpoolとBTC.comで全体の30%を超えていることがわかるかと思います。

この2社はBitmain社の子会社なので、実質的にBitmain社がビットコインのハッシュレートの大部分を支配していることになります。

ちなみに、ビットコインキャッシュのハッシュレートは両者合わせて10~15%程度です。

しかし、ビットコインとビットコインキャッシュのマイニングはシステムが似ているので、専用機器の代用ができてしまうのです。

つまり、今ビットコインに割いているハッシュレートをすべてビットコインキャッシュに移動させれば、ビットコインキャッシュでかなりのハッシュレートを得ることができると言われています。

もし他のマイニングプールがすべてBitcoin SVやBitcoin Unlimitedを使ったとしても、AntpoolとBTC.comを抱えるBitmain社だけで、十分Bitcoin ABCを支えることができます。

 

ちょっと話は逸れますが、Antpoolもジハン・ウー氏が代表を務めており、過去にビットコインキャッシュをバーンするというニュースで盛り上がったのは記憶にも新しいことかと思います。


Bitmain社が出資したViaBTC社

ビットコインキャッシュ,分裂

ひとつ注目しておきたいのが、こちらも大手マイニングプールのViaBTC社です。

中国のマイニングプールで、ビットコインやビットコインキャッシュのマイニングを行っています。

また、ViaBTC社はビットコインキャッシュが基軸通貨の取引所「CoinEx(コインエクスプレス)」をイギリスに設立したことでも有名になりましたね。

このマイニングプールは、ビットコインキャッシュのハッシュレートの約10%を占めています。

Bitmain社のAntpoolやBTC.comと合わせると、かなり大きな割合を占めることがわかるかと思います。

このViaBTC社、実はBitmain社が出資して設立された企業なんです。

この2社のつながりはどれほどのものなのかわかりませんが、ViaBTC社もBitcoin ABCを支援すると考えて間違いなさそうです。

そもそもこのBitcoin ABCによるビットコインキャッシュ誕生を主導したのは、実はViaBTC社であるという話もあります。

実際はいろんなマイニングプールが団結して行ったものなのかもしれませんが、その先陣を切ったのがViaBTC社なのかもしれません。

つまり、もしBitmain社とつながりがなかったとしても、ViaBTC社はBitcoin ABCを支援する十分な理由があるということです。

CoinExについては、以下の記事で詳しく紹介しています♪


ブロックチェーン開発企業のnChain

ビットコインキャッシュ,分裂

Bitcoin ABCのバックにはBitmain社やViaBTC社という大手マイニングプールがついていることがわかりました。

次はBitcoin SVを支持する「nChain社」について解説をしておきます。

nChain社について

クレイグ・ライト氏が所属するnChain社は、世界トップレベルのブロックチェーン開発企業です。

2018年には、ブロックチェーン機能によるスマートコントラクトの発明で、nChain社が初の特許を取得したというニュースもありました。

スマートコントラクトとは、ブロックチェーンに取引以外の情報を記録することができるシステムです。

たとえば今回nChain社が特許を取得したのは、いろんなコンテンツをブロックチェーンに記録でき、さらに検索をしてそのライセンスを確認できるというものです。

コンテンツとは、世界中で開発されているソフトウェアのほかに、音楽データや動画データ、またPDF含むいろいろなファイルデータのことです。

この技術を用いれば、所有者が著作権証明がとても簡単になります。また契約の自動更新もできるので、その管理は非常に効率的になるでしょう。

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スマートコントラクトと言えばイーサリアムを思い浮かべる人が多いかと思いますが、世界中でいろんな技術者が研究を進めているのです。

また、nChain社は、SBIホールディングスの子会社である「SBI BITS」と、仮想通貨事業の発展に寄与する戦略的パートナーシップを締結しています。

主に仮想通貨に関するセキュリティや、ウォレットの開発などに取り組んでいるようです。

SBIと言えば、最近SBIバーチャルカレンシーズという取引所を開設しましたね(^^)

SBIバーチャルカレンシーズ代表の北尾氏は、ビットコインキャッシュを推奨する著名人のひとりで、取引所は数少ないビットコインキャッシュ基軸の取引所です。

このつながりがビットコインキャッシュ分裂騒動にどう影響するかはわかりません。

ただnChain社はSBIのことを想うのであれば、分裂騒動でビットコインキャッシュの価値を落とすよりも、Bitcoin SVから手を引いて穏便に済ませるほうが良いのかもしれませんね。

逆にSBIと手を組んで、Bitcoin SVを支持するということも考えられます。その場合、Bitcoin ABCではなくBitcoin SVのビットコインキャッシュが本物のビットコインキャッシュになる可能性もあるということです。

nChain社のクレイグ・ライト氏

ビットコインキャッシュ,分裂

今回の分裂騒動で最重要人物となるのが、このクレイグ・ライト氏です。

クレイグ・ライト氏は、nChain社のチーフサイエンティストを務めているそうです。

チーフサイエンティストとは、日本でいうところの技術責任者にあたります。

nChain社の組織構成がどうなっているかはわかりませんが、クレイグ・ライト氏にはかなりの権力があるはずなので、CTO(最高技術責任者)と同じような役職なのかもしれません。

実は彼、2016年の5月に自分がビットコインの開発者である「サトシ・ナカモト」であると発言しています。

サトシ・ナカモトは2008年にビットコインの理論となるホワイトペーパーを公開した人物で、ビットコインの生みの親と言われています。

ただサトシ・ナカモトは正体不明の人物で、クレイグ・ライト氏が本当にサトシ・ナカモトであるかどうかは証明できていません。

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クレイグ・ライト氏は、ビットコイン開発者の資産を盗んだとして告訴されています。真実がどうなのかはわかりませんが、いろいろなところで問題を起こしている人物であることは間違いないですね(;´・ω・)

クレイグ・ライト氏と今回の騒動について

クレイグ・ライト氏は、2018年11月に行われるBitcoin ABCのアップデートに反対しています。

ライト氏がなぜBitcoin ABCに反対しているのか、簡単にまとめてみました。

  • クレイグ・ライト氏は自称サトシ・ナカモト
  • クレイグ・ライト氏はビッグブロック派
  • ビットコインキャッシュを本物のビットコインだと主張
  • クレイグ・ライト氏はビットコインのロードマップを再現したい
  • Bitcoin ABCが今回のハードフォークでSatoshi Visionから離れると主張
  • Satoshi Visionを受け継ぐBitcoin SVを立ち上げ

という流れになります。

そもそもクレイグ・ライト氏は、スケーラビリティ問題のときにはビッグブロック派の立場を取っています。

つまり、今はビッグブロックのビットコインキャッシュこそが、本物のビットコインであるという考え方なんです。

そのビットコインキャッシュを、Bitcoin ABCが自分勝手にアップデートしようとしていることで、猛反発しているということです。

自称サトシ・ナカモトというだけあって、ビットコインのホワイトペーパーにあるロードマップを忠実に再現したいという気持ちがあるのではないでしょうか。

nChain社のBMG Pool

ビットコインキャッシュ,分裂

nChain社はブロックチェーン開発企業ですが、マイニングプールとして「BMG Pool」を運営しています。

ここで、ビットコインキャッシュ全体のハッシュレートを確認しておきます。

出典:coin dance Latest Bitcoin cash Blocks by Mining Pool (last 7 days)

 

もちろん全体のハッシュレートはどんどん変化していきますが、nChain社のBMG Pool は現時点で12.4%のハッシュレートを占めています。

一時期、BMG poolとCoingeekのハッシュレートが合計58%に到達したというニュースが話題になりましたね。


今でも約40%ほどのハッシュレートを占めているということで、この2社がBitcoin SVを支持するなら、Bitcoin ABCとの分裂は避けられませんね(;’∀’)

大手マイニングプールのCoingeek

ビットコインキャッシュ,分裂

ビットコインキャッシュのハッシュレートの20~30%を占めているのが、大手マイニングプールのCoingeekです。現在では、ビットコインキャッシュ最大のマイニングプールとなっています。

実は今回のビットコインキャッシュ分裂騒動で、最も言動が注目されているのがこのCoingeekなんです。Coingeekがどう動くのかによって、ビットコインキャッシュの未来が大きく変わることになります。

Coingeekとは一体どのようなマイニングプールなのか、どうしてBitcoin SVを支持するのか、詳しく見ていきましょう。

大手メディアCoingeek.com

元は仮想通貨の大手情報メディアとして有名だったのが、Coingeek.comです。

このCoingeek.comは、2017年にある人物によって買収されることになります。

その人物こそが、2000年にオンラインカジノサイト「Bodog」を立ち上げ、大成功を収めて大富豪になったCalvin Ayre(カルビン・エアー)氏。

彼は「ネット上に仮想通貨の間違った情報が溢れていて、正しい情報を発信できるメディアが必要だと判断した」と言っており、2017年8月にCoingeekのオーナーとなっているのです。

このカルビン・エアー氏は、大のビットコインキャッシュ支持者です。

実際Coingeek.comで取り扱うニュースも、ビットコインキャッシュ関連のニュースがほとんどでした。

いきなり大手マイニングプールに

ビットコインキャッシュ,分裂

それまでビットコインキャッシュのハッシュレートは、AntpoolやBTC.com、Bitcoin.comが占めていました。

そこへカルビン・エアー氏が、自身が持つ莫大な資産をビットコインキャッシュに投資し、2018年以降いきなり大手マイニングプールへと成りあがったのです。

ハッシュレートについては先ほども触れたように20~30%を占め、現在ではビットコインキャッシュ最大のマイニングプールになってしまいました。

CoingeekはAntpoolやBTC.comのようにいろんな仮想通貨をマイニングしているわけではなく、ビットコインキャッシュ一本に絞ってマイニングをしているようです。

ただし、先日の58%に到達したニュースがあったように、資産的にはまだまだ余裕があるようにも見えます。

つまり、本気を出せばもっと高い割合でハッシュレートを占めることができるのでは?というのが専門家の意見です。

※ここでは詳しく解説しませんが、ハッシュレートが一極化するとその通貨に悪影響が出るため、わざとハッシュレートを落とすということも必要なんです。

CoingeekはBitcoin SVを支持すると発表しており、Bitcoin ABCとの分裂は避けられない状況になっています。

Coingeekはビットコインキャッシュに投資している

ビットコインキャッシュ,分裂

ビットコインやビットコインキャッシュなどの仮想通貨は、本来個人や一企業がコントロールできるものではありませんし、するべきでもありません。

しかし、Coingeekは莫大な資産をビットコインキャッシュに投資しており、すでに大きな影響を与えています。

また、これだけ投資をしたのだから、おかしなアップデートはしないでほしいという考えも十分理解できますよね。

Bitcoin ABCの不必要なアップデートに反対しているのもうなずけます。

以下、Coingeekがビットコインキャッシュに対し、どのように投資をしているのかまとめてみました。

Coingeekの販売事業「bComm」

そもそもカルビン・エアー氏が買収したCoingeekは、メディア事業やマイニング事業だけでなく、ネットショッピング事業も行っているようです。

この取り組みはbComm(Bitcoin Commerce)と呼ばれ、ビットコインキャッシュを基軸通貨として展開されるようです。

カルビン・エアー氏は、この取り組みを成功させる唯一の通貨がビットコインキャッシュであると考えています。

それはビットコインにはない即時決済の機能や、少額手数料によるマイクロペイメント(少額決済)など、ビットコインキャッシュにしかできないことが多々あるからです。

ちなみに、bCommの商業者採用会議は、2018年5月18日に香港のフォーシーズンズホテルで行われたようです。

Terab Projectに360万ユーロを拠出

ビットコインキャッシュ,分裂

カルビン・エアー氏は2018年1月15日、ビットコインキャッシュのTerab Projectに360万ユーロ(約5億円)を投資しています。

Terab Projectとは、ビットコインキャッシュのブロックサイズを最大1TB(テラバイト/1024GB)まで引き上げるための開発プロジェクトです。

ちなみに、ビットコインキャッシュの現在のブロックサイズは32MB(メガバイト)です。

このプロジェクトには、今回の騒動でも注目されているイギリスのブロックチェーン企業nChain(クレイグ・ライト氏)と、フランスのブロックチェーン技術開発企業のLokadが協賛となっているようです。

このプロジェクトが成功すれば、ビットコインキャッシュの処理能力は飛躍的に向上することになります。

ゆかりゆかり

ブロックの容量に余裕ができるので、取引データだけでなく、スマートコントラクトみたいにいろんなコンテンツを記録できるようになるかもしれませんね(*’ω’*)

計算上は1秒間に700万もの取引を処理することが可能となり、Paypalの約200取引、大手クレジットカードVisaの約2000取引、そしてビットコインの約10取引を大きく引き離すことになります。

特にビットコインは1MBという上限があるため、取引数が増えたときに処理できなくなり、送金詰まりや手数料の高騰が起きやすいという弱点がありました。

ただし、ブロックサイズは大きければ大きいほど優れているというものではありません。

ブロックが大きいとそれだけネットワークに負担がかかり、個人マイナーの承認作業に時間がかかってしまいます。

強力なネットワークを持つ企業マイナーなら問題ないかもしれませんが、一般的なネットワークを利用している個人マイナーが1TBのブロックをダウンロードするのは大きな負担になるに違いありません。

ダウンロードするのに数秒遅れるだけで、ハッシュ計算が後手になってしまい、ブロックが生成できる確率が下がってしまうというデメリットもあります。

つまり、ブロックサイズが大きければ大きいほど企業などのマイニングプールにハッシュレートが一極化してしまう可能性が高くなるということです。

しかしCoingeekやnChainの開発者は、「今後ネットワークシステムもどんどん進歩してくるので、それを考えると1TBでも問題はない」と考えているようです。

Coingeekは投資を惜しまない

さらにCoingeekは、ビットコインキャッシュが本物のビットコインになるための投資は惜しまないという考えを示しています。

つまり、ビットコインキャッシュの成長や利用拡大に特化したプロジェクトに対して、資金を拠出するということです。

もしビットコインキャッシュに関して何か作りたいアプリや、開発のアイデアがあるという人は、Coingeekから資金提供を受けられる可能性があります

ビットコインキャッシュ開発に500万ポンドの賞金

ビットコインキャッシュ,分裂

Coingeekは2018年2月12日、現在ビットコインキャッシュが抱えている技術的な問題を解決できる人に対し、500万ポンド(約7億5,000万円)の賞金を進呈すると発表しました。

今ビットコインキャッシュが抱えている問題を解決できれば、ビットコインキャッシュのブロックチェーン技術のさらなる進歩が期待できます。

この企画は、まさに世界中の技術者を奮い立たせるのに十分な金額です。

いくつか議題が与えられているようですが、一番重要な議題が「外部資産のトークン化」です。

外部資産、つまり仮想通貨以外に保有している資産を、ビットコインキャッシュのブロックチェーンに記録できるようにするというものです。

どのような技術を用いてそのようなことが達成されるのかはわかりませんが、もしそれが可能になった場合、ビットコインキャッシュは世界中の人々にとって大変便利なものになるに違いありません。

たとえば、百貨店で使える商品券や、電車の切符なども、すべてブロックチェーンで管理できるようになるかもしれません。

もっと開発が進めば、日本円や米ドルの管理も夢ではないでしょう(この場合法律の規制がどうなるかですが…)。

ちなみに、先ほどnChain社がスマートコントラクトの特許技術を取得したとお話をしましたが、今回の議題では、nChain社のその技術を使うことが許可されているようです。

CoingeekがnChainにSVを要請か

ここまでで、Congeekがビットコインキャッシュに対して十分口を出す権利があることがわかっていただけたかと思います。

今回の騒動ではnChain社(クレイグ・ライト氏)が立ち上げたBitcoin SVが、ビットコインキャッシュの主要クライアントであるBitcoin ABCと対立しているという図式です。

しかし実は、Bitcoin SVの立ち上げを要請したのは、Coingeekからの要請があったからだと考えられます。

Coingeekの創業者であるカルビン・エアー氏は、

「ビットコインのロードマップを推進させる必要があるため、Coingeekとその他複数のマイナーはnChainに対してビットコインプロトコルの復元を要請しました。」

「Coingeekはこのプロジェクトを支援しており、ほかのマイナーたちにもBitcoin SVを支持するよう表明します。」

と述べています。

Ver 3.0のまとめ

今回は、ビットコインキャッシュ分裂騒動をとりまくマイナーについて紹介しました。

マイナーがどのクライアントを採用するかが最重要ポイントなので、今後も各社の動きに注目しておきたいところです(`・ω・´)

さて、ここまで「ビットコインキャッシュの分裂危機」というテーマで記事を書いてきましたが、次回が最終回となります。

最後までお付き合いいただければ、とても嬉しいです(^^)

 


最終更新日:2018年11月14日

【この記事を書いた女子会メンバー】

ゆかり
就活の到来から全力逃亡中。H〇NTER×HUNT〇Rのヒソカ好きな仮想通貨女子です。夢のハイパーニート生活のために全力で仮想通貨を勉強してます!
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