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ゴールドマンサックスが、仮想通貨カストディ のビットゴーに投資した理由と影響

ゴールドマンサックス, 仮想通貨,ビットゴー

ゴールドマンサックスが仮想通貨カストディ のビットゴーに出資してから、仮想通貨市場にどの様な変化が起きるのか、ゴールドマンサックスのこれまでのスタンスとビットゴーとは何かも含めて、まとめています。

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どんなにフグが美味しいからといって、素人が捌いたフグをあなたは食べたいですか?

機関投資家が仮想通貨市場に参加しないのは、ちょうど、このシチュエーションと同じなのかも知れません。

ゴールドマンサックスのニュースは仮想通貨市場にとって嬉しい知らせ?

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投資家が投資を行うのは「魅力」と「安全性」の両面が保証されているからです。どんなに魅力的であっても、命の危険に晒される様な、危険な賭けには絶対に乗る事はないでしょう。

そういった意味で、仮想通貨は、「魅力」の面では、強烈なアピールポイントがあることは周知されて来ていると言えますが、「安全性」の面での課題がまだ、不十分だと言えるでしょう。

しかし、ここに来て仮想通貨市場には、ビッグニュースが流れました。

ウォール街のメガバンク、ゴールドマンサックスが、仮想通貨カストディサービス のビットゴー(BitGo)に出資したと言うものです。

この投資を行った事で、これまで仮想通貨に否定的と見られていたゴールドマンサックスは、仮想通貨市場のインフラとも呼ばれるカストディ事業へ参入し、仮想通貨市場に対する肯定的な方向に舵を切り直したと見られています。

それでは、ゴールドマンサックスがビットゴー(BitGo)に出資することによって、今後の仮想通貨市場には、一体、どの様な影響が出てくるのでしょうか?

ゴールドマンサックス とビットゴーについて、詳しく見ていきたいと思います。

ゴールドマンサックスが仮想通貨カストディのビットゴーに投資した背景

ゴールドマンサックスとは?

今さらですが、あらためてゴールドマンサックスについて、少しだけ説明します。ゴールドマンサックスは、アメリカのニューヨークに本社を置く、従業員数約37000人以上、総資産9,100億ドル(2010年11月30日現在)を有する世界有数の金融機関です。

ゴールドマンサックスは、投資銀行、証券、投資運用、プライベートバンキングなどを主な業務として、政府機関、金融機関、企業、個人などあらゆるクライアントを対象に、幅広く金融サービスを提供している機関投資家で、創業は、1869年となっています。

特に、投資運用業務の一環として、「機関投資家向けのクライアント・サービス」を行っており、同時に、資金調達や証券貸付なども機関投資家に向けて提供していると言う事です。

また、投資銀行としてのゴールドマンサックスは、時価総額は常に上位に君臨する、投資の巨人であるため、影響力も甚だしく、ゴールドマンサックス が何か新しい計画を発表するだけで、市場全体に大きな変動を起こすと言われています。

ゴールドマンサックスの仮想通貨市場への参入

ゴールドマンサックス がビットコインの取引を開始したのは、2018年5月。つい最近の事ですね。

しかし、それ以前には、ビットコインに対して批判的な発言を行ったりする事が多々ありました。

例えば、ゴールドマンサックスのCEO、ロイド・ブランクファインは、去年の10月3日に、以下の様なツイートをしていました。

それでもビットコインについて考える。結論はない – 支持しない/拒否しない。紙幣が金を置き去りにしたとき、人々もまた懐疑的であったことを知ってください。

その他にも、ロイド・ブランクファインCEOの言葉をピックアップしてみると

「ビットコインに投資はしない、自分には合わない」

「ビットコインに対してはオープンだが不快感もある」

「数年にわたり多くの計画が良い結果となったが、その中には私が好まないものあった」

などと語っている事がわかります。

これら一連のコメントは、あくまでもゴールドマンサックスの組織としての見解ではなく、ロイド・ブランクファイン氏の「個人的な嗜好の問題」と言える発言ではありますが、最高責任者の言葉だけに、ゴールドマンサックスの意思決定に無関係とは言えないでしょう。

ただし、ロイド・ブランクファイン氏は、2018年内には退任する、と言う噂もあるので、そうなった場合、ゴールドマンサックスの仮想通貨への参入角度は、より鋭角的になり得る事も予想されますね。

いずれにせよ、その様に仮想通貨に対して消極的だったゴールドマンサックスが、仮想通貨市場に参入する方向にベクトルを変えた理由は何でしょうか?

基本的には3点挙げる事ができると思います。

  • 顧客の要望の高まり
  • 競合他社の参入
  • 仮想通貨市場の魅力

では、一つひとつの項目に関して、ピックアップして見ましょう。

顧客の要望の高まり

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投資業界において、クライアントから、「仮想通貨を扱いたい」と言う要望が上がっていると言う事実は、次のビットゴーのCEOを務めるMike Belshe氏のコインポストへのコメントからも伺えます。

「ゴールドマンサックスやギャラクシー・デジタル・ベンチャーズのような企業からの戦略的投資は、私たちが仮想通貨市場において可能性を有しており、特別なポジションにいることを証明している。」

「仮想通貨やデジタル資産を取り扱いたいと考えている機関投資家にとって、BitGo以上に適切な企業はない。」

また、ゴールドマン・サックスの広報担当者、マイケル・デュヴァリー氏も以下の様に述べています。

「デジタル通貨に対する顧客の関心に応えて、どのようにサービスを提供するのがベストかを模索している」

やはり、クライアントあっての金融業界ですので、方向性を転換する上で、最も影響力があったのは、クライアントの要望であると言えるでしょう。

次に、競合他社の動向を見てみます。

競合他社の参入

例えば、ゴールドマンサックスがビットゴーに出資した日から、3日遡った10月15日、世界最大級の金融サービスプロバイダーであるフィデリティが、新会社Fidelity Digital Asset Servicesを設立したことを発表したので、巷では「フィデリティ・インパクト」と呼んでいるほど、大きな衝撃的な出来事だったと言えます。

なお、フィデリティは、機関投資家向けの仮想通貨取引プラットフォーム、仮想通貨カストディ、24時間の顧客対応を実現させると明らかにしています。

また、今年8月には、インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)を筆頭とする複数の有名企業が、カストディサービスも含めた仮想通貨取引所「Bakkt」の計画を発表しました。

そして、アメリカの仮想通貨取引所コインベースも、40種類の通貨のカストディサービス提供を開始、2018年10月23日にニューヨーク州の規制当局がこれを認可する様になっています。

更に、イギリスのセキュリティサービス会社G4Sも2018年10月、「高いセキュリティを持つオフラインストレージを使用し、ハッカーや犯罪者から仮想通貨を守る」ことを目的として仮想通貨カストディサービスを開始したそうです。

この様に、今年2018年に入って、カストディを通して、多くの金融機関が、仮想通貨市場に雪崩れ込んで来ているので、ゴールドマンサックスとしても、うかうかしてはいられないと言う事情もあったのかも知れませんね。

さてここで、頻繁に出てくる「カストディ」について、若干触れておきます。

カストディとは?

そもそも、カストディとは何でしょうか?

金融情報サイト「iFinance」によれば、

カストディ業務は、投資家の代理人として、有価証券の保管・管理や、元利金・配当金の代理受領、預り運用資産を受渡し決済、運用成績の管理、議決権の行使などの幅広い業務を提供する、常任代理人業務のことを言います。

一般的に、株式や債券などの証券投資を行なう投資家は、有価証券を預託する保管機関と常任代理人を別々に定めることができますが、同一人物が保管機関と常任代理人を兼ねるケースがほとんどで、通常、これらを総称して「カストディアン」と呼んでいます。

そして、最近は、このカストディサービスのシステムに、非常に注目が集まり、多くの企業が、このシステムに対してしのぎを削っていると言えるでしょう。

カストディの重要性

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では、このカストディは、何故、重要なのでしょうか?

それは、結論を言えば、今の仮想通貨市場には、仮想通貨市場を活性化させるに最も有効な「機関投資家」が参入しにくいからです。

何故なら、投資家にとって、今の仮想通貨市場は、非常に魅力的な反面、セキュリテイ面で重大な欠陥を持っているから。

具体的には、ハッキング被害です。2018年だけでも、第三四半期までで、9億2,700万ドルにも被害が及んでいるのです。

2017年のハッキング総額は約2億6,600万ドルだった事を考えると、これでは、どれだけ旨みのある市場であると言えども、人様の資産を運用させてもらう機関投資家が参入出来るはずがありません。

それはまさに、素人の調理したフグを食べるのと同じ様に、非常に危険な行為であると言えますね。

だからこそ、仮想通貨の安全な「保管」業務が、この市場の最も喫緊の課題であり、必ず解決しておくべき問題なのです。

最後に、フグの美味しい魅力同様に、仮想通貨市場には、非常に強い魅力があると言えますが、その点を見ていきたいと思います。

仮想通貨市場の魅力

では、仮想通貨市場の魅力は何でしょうか?やはり、その魅力は何と言っても仮想通貨の市場規模だと言えるでしょう。

今年の1月に100兆円あった仮想通貨市場は、2018年11月1日現在、約23兆円。

世界の株の時価総額が、5360兆円だとすれば、仮想通貨市場はまだ、1/240に過ぎないのです。

しかし、仮想通貨の最大の魅力は、市場規模の拡大スピードにあります。現在の市場規模はおおよそ、TOYOTA並びにAppleとほぼ同程度。

TOYOTAの歴史は85年、Appleでも42年の歴史を持っています。しかし、ビットコインはちょうど、今年の10月31日で10周年。

だからざっくりと言えば、TOYOTAの8.5倍、Appleの4.2倍のスピードで、仮想通貨市場は拡大して来たと言えます。このスピード感こそ、仮想通貨市場の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

更に、コインベースのカストディ部門責任者がコメントしていますが、「安全なカストディの普及によって、機関投資家から莫大な資金が流入する」と言う様に、この市場規模のスピード感に「安全性」が付加されたとすれば、まさしく“鬼に金棒”状態となると言う予測は、素人目にも、たてられるのではないでしょうか?

そうなった時の、仮想通貨市場の瞬発力は、想像だにできませんね。

因みに、安全性の面で見てみると、フィデリティやBakktが参入してきたと言う事は、そのカストディサービスのインフラ整備も着実に整ってきつつある事の証明と言えるでしょう。

だから、最近になって、金融業界だけでなく、あらゆる分野の注目の的となっているのが、まさしく今日の仮想通貨市場だと言えるのです。

仮想通貨市場の市場規模に関しての詳しい情報はこちらを参考にしてね。

では、ゴールドマンサックスが投資したと言う、ビットゴーについてまとめていきたいと思います。

ゴールドマンサックスが投資した仮想通貨カストディのビットゴーとは?

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ビットゴーとは?

アメリカのシリコンバレーの北部端、パロアルトに設立されたビットゴー(BitGo)は、機関投資家に向けて、ブロックチェーンベースの仮想通貨を対象としたセキュリティ・コンプライアンス・ソリューションを提供するサービスです。創業は2013年。

ビットゴーが一躍有名になったのは、今年、2018年7月。LINEグループが仮想通貨取引所「ビットボックス」を立ち上げるにあたり採用した、マルチシグネチャ(複数鍵)の「ビットゴーウォレット」ゆえです。

ビットゴーの強みはセキュリティー技術の高さ

ビットゴーの強みは、まさに「セキュリティー能力の高さ」です。因みに前述の「マルチシグネチャ」とは、“1つのウォレットアドレスに複数の鍵を所有する技術”の事ですが、ビットゴーウォレットの場合、3つの鍵を使って管理している様です。

つまり、オンライン上のウォレットである「ホットウォレット」を使用していながら、高度なセキュリティーを提供するところが、マルチシグネチャの強みですね。

ビットゴーが調達した資金の使い道は?

ビットゴーは、ゴールドマンサックス とギャラクシー・デジタル・ベンチャーズからの約17億円(1500万ドル)を含め、総額5850万ドル(約65億6,000万円)を調達したと言われています。

ところで、それ以前の2018年1月、ビットゴーは、キングダム・トラスト・カンパニーを買収する取り組みをしましたが、成立しなかったため、自前のビットゴートラストを設立することになったと言う経緯がありました。

そして、ビットゴーは、マルチシグネチャ方式の高度のセキュリティを持つウォレットと言う強みを活用して、2018年9月に、サウスダコタ州の規制当局から、デジタル資産の保管業者として認可を取得することに成功したのです。

このことにより、機関投資家を対象とするデジタル資産の保全で、ビットゴーは、間違いなく業界ではトップの位置にあると言える様になった訳です。

そして、ビットゴーは、これらの資金を活用して、どうやら「1兆ドルのウォレット」を確保しようとしていると言う仰天な計画をしているとのこと。

なんでも、ビットゴーのマイク・ベルシェCEOは、仮想通貨メディア「コインデスク」とのインタビュー中に以下の様に述べたんだとか。

「まだ先の話かもしれないが、われわれは1兆ドルを確保するため何をすべきか真剣に考えている。かなり先のことになるかもしれないが、そこに到達するため計画作りを始めなくてはならない」

この様な壮大な計画が着実に進んでもらいたいものですね。

因みにビットゴーが買収を試みた「キングダム・トラスト・カンパニー」に関してはこちらの資料に詳しいです。

ゴールドマンサックスがビットゴーに出資した経緯

10月18日、サウスダコタ州の銀行部から認可を受けた仮想通貨カストディ企業ビットゴーは、ウォール街でも知名度の高いゴールドマンサックスや仮想通貨投資企業ギャラクシー・デジタル・ベンチャーズ社などから、出資を受けました。

この出来事が起点となって、ゴールドマンサックスは仮想通貨市場のインフラとも呼ばれるカストディ事業へ本格的に参入すると考えられる様になりました。

ゴールドマンサックス投資戦略CIOのコメント

しかし、この決定のわずか3ヶ月前の7月30日は、ゴールドマンサックス は仮想通貨に対しては冷ややかな態度を取っていました。

例えば、ゴールドマン・サックスの幹部は、「今後の仮想通貨相場はさらに下落する」という見通しを明らかにし、投資戦略グループの最高運用責任者(CIO)であるシャーミン・マサバーラーマニ氏も、以下の様にコメントしていました。

「仮想通貨は通貨の伝統的な役割を3つともを果たしていないため、今後も下落すると見ている。仮想通貨は、交換手段でもないし、価値の尺度にもならないし、価値の貯蔵手段でもない」

ゴールドマンサックスの新しいCOOは仮想通貨に好意的な立場

しかし、その一方で、 ゴールドマン・サックスは今月、仮想通貨に好意的と見られるデービッド・ソロモン最高執行責任者(COO)を新たなCEOに指名したと発表。6月には仮想通貨は「詐欺ではない」とし、トレーディング業務を始める方針を示していた、とも述べられています。

ゴールドマンサックスの仮想通貨へのスタンス交錯

また、2018年8月6日のブルームバーグの記事にも、ゴールドマンサックス の仮想通貨参入の可能性に関しては、ニュートラルな状態にある事を告白しています。

ゴールドマン・サックスの広報担当者によれば、「さまざまなデジタル製品に対する顧客の関心に応えるために、私たちはこの分野でどのようにサービスを提供するのがベストかを模索しています。現時点では、デジタルアセットの提供範囲に関する結論に至っていません。」とのことです。

つまり、今年2018年の8月に入る前までには、ゴールドマンサックスの仮想通貨市場に対するスタンスは、「寄引同事」的な、拮抗状態だったと考えられますね。

ところで、この様なニュートラル状態で、ゴールドマンサックス は、BTC取引デスクの開設日時を未定にすると発表、同年6月オープン予定だった計画を変更をしました。

まだまだ、仮想通貨市場の規制の取り組みが不十分で、透明性が担保されていない事が理由だった様です。

コインポストの記事によれば、「役員達は、認可された機関が仮想通貨取引を開始するには、未だ発展が必要とされる複数の段階があると語る一方で、その多くの段階が銀行の問題ではなく、(市場全体としての)外部的問題なのである。 」と、述べられています。

さらに、最近では10月16日、The Abacus Journal(元ICOジャーナル)が、「ゴールドマンサックスが仮想通貨プラットフォームのバックトのインフラを使ってカストディ(資産管理)サービスを立ち上げる」という誤報道を配信しました。

この様に、この3ヶ月と言うもの、ゴールドマンサックス と仮想通貨に関する情報が交錯し、何が正しい情報なのかが、非常にわかりにくいと言う状態が続きました。

まさに最近の仮想通貨市場のカオス状態を、ゴールドマンサックス 関連の出来事が象徴している様にも思えますね。

そして、この様なドタバタした状況下においても、最終的に仮想通貨市場にゴールドマンサックス が参加したと言う事は、それだけ、この市場の魅力の大きさを感じているからなのでしょう。

また、少しずつではあるけれども、仮想通貨市場の課題である「安全性」の問題が整理されつつあると言う事でもあると言えるのかも知れません。

では、最後に、ゴールドマンサックス がビットゴーに投資した事で、仮想通貨市場にどんな影響が及ぼされるのかをまとめていきたいと思います。

ゴールドマンサックスのビットゴー投資による仮想通貨市場への影響まとめ

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ゴールドマンサックス の態度の変遷

先にも書いた通り、去年はハッキリと、仮想通貨に否定的だったゴールドマンサックス は、今年の5月にはビットコインの取引を開始したものの、7月には仮想通貨を交換手段でも、価値の貯蓄手段でもないと言い放っていました。

しかし、結局は、2018年今年の10月18日には、ビットゴーに出資して、「デジタルアセットのマーケットに機関投資家が参加するには、安全で規制に準拠したカストディ ーソリューションが必要だ」とまで述べたのです。

この様に、ゴールドマンサックス が、仮想通貨に対する肯定的な捉え方に変貌した姿を、ウォール街の住人達は目の当たりにして来ました。

この変貌ぶりに、当然の事ながら、他の企業や団体もかなりの影響を受けていくのではないでしょうか?

ゴールドマンサックス 以外の金融機関のスタンス

例えば、今回、ゴールドマンサックス と共に多額の投資をした、ギャラクシー・デジタル・ベンチャーズの創設者マイケル・ノヴォグラッツ氏もこうコメントしています。

「機関投資家は徐々に、デジタルアセットがゲームチェンジャーになる事を理解しつつあり、そこ(仮想通貨市場)に参加する事を望んでいる」

JPモルガンにおいても、仮想通貨に対するスタンスは、一枚岩状態とは言えません。

CEOのジェームズ・ダイモン氏は、仮想通貨を“詐欺”扱いしていますが、ダニエル・ピント共同社長は、JPモルガンも「ビットコインの世界を模索している」事を認めました。

そして、同社のアナリストも「ビットコインは進化し、長期的に価値を貯蔵する信頼できる方法として、もうすぐ金の仲間入りをするかもしれない」と分析しているのです。

つまり、JPモルガン社全体としては仮想通貨に対する評価をし始めている様子です。

また、10月31日、証券プラットフォームのハーバーは、トークン化プラットフォームの強化のために、ビットゴーと提携したと発表しています。

あのウォーレンバフェットも遂に軟化か?

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そして最後のビッグニュースは、「ビットコイン殺鼠剤」発言でも知られる、仮想通貨批判派の最右翼とも言うべき、ウォーレンバフェット氏のニュースです。

まさに青天の霹靂とはこのことでしょうか?インド・ブラジルのフィンテック企業に6億ドルの投資をしたとのこと。

「フィンテック=仮想通貨」と言う構図は成り立ちませんが、フィンテックと仮想通貨の相性はとても良いことから、将来的にウォーレンバフェット氏も仮想通貨に参入するのではないかとの憶測も流れ初めています。

以下に仮想通貨ウェブサイト「仮想通貨まとめ」の記事を抜粋します。

多くの人はバフェット氏が
最終的に暗号通貨(仮想通貨)シーンに、
参加する準備ができていると受け止めている様子

このように、仮想通貨市場に対する肯定的な雰囲気は、徐々に醸成されつつある様に見えます。

仮想通貨バブルは来るの?

では、近い将来、仮想通貨が短期的に、バブル期再来を果たせるのか、と言えば、それはどうやら、時期尚早の様です。

ゴールドマンサックスのCFO(最高財務責任者)マーティン・チャベス氏は、仮想通貨業界での歩みは時間がかかるという見解を示しています。

「カストディの観点から、我々はまだ機関投資家に安全な水準のカストディサービスを提供できないと考えている。そうした制度が構築されるのには興味があるが、長い道のりだと思う」

結局のところ、ゴールドマンサックスの仮想通貨カストディ参入と言う嬉しいニュースは確かに、仮想通貨市場への好材料として捕えられるが、直ぐに仮想通貨市場全体の活性化に結びつくとは残念ながら考えられず、もう少し時間を必要としている様ですね。

しかし、その一方では、 バイナンスのジャオ・チャンポン氏(通称CZ)は、この様にツイートしました。

機関資金が仮想通貨に注がれるのは、もはや「時間の問題」に過ぎないだろう。

これらの内容を踏まえれば、結局のところ仮想通貨市場は、相場のサイクルのように、上下運動を繰り返しながら、最終的には時間をかけて右肩上がりに推移していくと捉えるのが妥当だと言えるのではないでしょうか?

いかがでしたか?仮想通貨市場に対する反応は非常に様々で、特に投資の世界でのトップリーダー達がこれ程までに違う、様々なスタンスを取っていることを見ても、仮想通貨市場の今後の行方を占うのは、非常に難しい事と感じさせられます。

しかし、暗号通貨とブロックチェーンの技術が、人々に必要とされるものである限り、バイナンスのCZ氏の指摘通り、時間の問題であると言えるのではないでしょうか?

蛇足となりますが、仮想通貨市場が機関投資家によって信頼されるものとなる上では、「カストディ 」と言うキーワードは欠かせません。こちらにその関連のニュースもありますので、ぜひ、ご覧ください。

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