ホーム仮想通貨初心者向け信用問題が報じられる中でテザー社が5億USDTを「破壊」される。 その意図と、テザー問題とは?
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2018.11.16 最終更新
ちあき

信用問題が報じられる中でテザー社が5億USDTを「破壊」される。 その意図と、テザー問題とは?

テザー, 問題

テザー社が5億USDTドルをBurnしたことにより、テザーの相場は1ドルに近付きました。しかし、テザー社の支払い能力を疑問視する声はなくなっていません。今後のテザー社の対応に注目が集まっています。

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今回は、テザー社が5億USDT(560億円相当)を買い戻してBurn(焼却)したことについて説明していきますね!え?そもそもテザーって何っていう人にも分かるようになっていますので、ちょっと難しいですが、一緒に見ていきましょう!

テザーが5億USDTをBurn(焼却)


様々な懸念がされている仮想通貨テザーが5億USDTをBurn(焼却)したことを発表しました。これで、テザーの総供給量は20億USDTとなりました。

ちあきちあき

う~ん。5分の1を買い戻して処分しちゃったってことですよね?560億円の資金を使っちゃうってことだからすごいことなのはわかります。でもなんでこんなことをしちゃったのかな~。気になりますね!

USDTがBurnされるとどうなるのか?


大量のUSDTをBurnすることにより、一体何が起こるのかというと簡単に言えば、その分だけテザー社の信用が回復することに繋がります。どういうことかというと、テザー問題の本質はテザー社に支払い能力があるかどうかということに起因します。

ということは、換金可能上限量が減ったことでテザー社に対する信頼性が増すことになります。

ちあきちあき

えっとつまり、数がバーッと減っちゃったから、担保するお金も減ったからそれだけみんなの印象が良くなったってこと?ローンが1000万円だったのが800万円に減ったってことだよね。1000万円よりは返せそうだよね。

実際、テザーの相場は回復した


Burn前の相場が0.86ドルと本来の1ドル相場を目標にしていたテザーが大きく信頼を損なっていた事態が起きていましたが、現在の相場は0.975ドルと相場は実際に回復しています。今回のBrun対応は、テザー社に5億USDTを買い戻すだけの資金があることも証明しました。

ちあきちあき

1ドルと交換できるって言っていたのに0.86ドルってヤバい数字ですよね!でも今回の件で価格が1ドルに近くなってきたら、みんなのテザーに対する危機感は薄まったってことなんだろうなぁ。

そもそもテザー問題とは一体何なのか


では、そもそもテザーはなぜここまで問題視されているのでしょうか?そもそもテザーは1テザー=一ドルとなるように調整がされている仮想通貨です。そのバックボーンとなるのは、テザー社の1テザーを1ドルと交換するという規約です。

……それ何の意味があるの?そう思いませんでしたか?普通に仮想通貨を買いたいならドルで買えばいいだけの話なので、「取引所で取引ができる人」には無用の長物です。しかし、仮想通貨はいまだ国家にとって未知数の通貨です。

なので、国家が国民に仮想通貨を購入することを禁ずるという命令を出せば一気に購入ができなくなってしまいます。そこで、テザー社からドルと同価値である仮想通貨テザーを購入することで規制をかいくぐることができたのです。

テザーとはどの国でも等価(1対1)で交換され保管されるサービス。つまり、テザーが目指したものは仮想通貨という世界の共通通貨だったのです。

理論的、理想的に言えばかなり有用な通貨といえるでしょう。しかし、ここからが問題でした。この理論で言えば、例えば100テザーを発行したらテザー社の口座には100ドルに当たる資金がなければいけないわけです。

しかし、Bitfinexという取引所がこのテザーを入手する際に、等価の法定通貨を入金していないのではないか、という疑惑が出たのです。テザー社のやり方は取引所からすれば仕入れと同じです。100テザーを手に入れるためには100ドルを支払わなければなりません。

しかし、Bitfinexからはそのお金を出金した形跡がない。おかしな話ですよね。そしてテザー社は25億ドル、日本円にして2,800億円相当を発行したのです。しかも、Bitfinexはビットコインに対し資金をテザーを利用して流入しているという噂もありました。

しかし、所詮は噂は噂です。根拠などない、ここまでの情報ならそうでしょう。しかし、問題に火が付いたのがBitfinexとテザー社が同じ経営者だったのです。噂が噂を呼んでテザー社に対する悪印象となってしまいました。

ちあきちあき

よくある陰謀説みたいですね!やっぱり人間って怪しいと不安になるからそれが相場にも現れちゃうってことなんですかね~。これを解決するにはテザー社の口座とか資金源を全部パーッと見せちゃえば解決するんだろうけど、会社の口座情報を公開するのはそれはそれで問題があるみたいで、なかなか解決しないみたいですね。

テザー問題が事実だとしたら相場は大混乱になる


テザー問題とは簡単に言えば、「テザー社が預かるはずのドルなくしてテザーを発行していた」という問題です。これにより何が起こるのかといえば、相場の崩壊です。

まず、テザーは価値が1ドルから動きません。通常の仮想通貨ならば大きく他の仮想通貨へ資金が流入すればその仮想通貨の価値は激減します。

例えば、イーサリアムでビットコインを大量に購入しようとするとイーサリアムの価値は下がり、代わりにビットコインの価値が上がります。イーサリアムの供給が増えすぎて価値が下がり、ビットコインの需要が上がりすぎて価値が上がるのですね。

しかし、テザーの場合はバックボーンが法定通貨であるためどんなに使われたとしても大きく価値を下げることはありません。つまり、テザーの相場にはほぼノーダメージでビットコインやイーサリアムの価値を上げることが可能になるのです。

ちあきちあき

相場って基本的には買いたいと人と売りたい人のバランスでお金が変わるよね。それをテザーで買ってるからビットコインの価値は下がらないっていうお話か~。これがしっかりドルと交換してれば問題ないんだろうけど、実態のない通貨だったらいくらでもやり放題ですね。

ビットコインとテザー相場は連動している


テザーが崩壊することで、それまで買い支えられてきたビットコインの相場は壊滅的なダメージが起きるであろう、ということは言われていました。実際、テザーによるビットコインの買い支えは莫大なものであるため、テザーが崩壊したときにビットコインは暴落する可能性が非常に高いと言えます。

テザーの信頼が回復しなければビットコインは下支えを失い一気に暴落する可能性が高いのです。

ちあきちあき

テザーがもし、何かしらの原因で実は対応するドルを保管していないっていうことが明らかになっちゃったら、架空のテザーで大量購入して支えられていたビットコインの価値はすごく下がるってことか~。

ビットコインが共倒れってことはないんだろうけど、ビットコインを保有している人にとってはテザーの動きはどうしても注目しておかないといけないですね。

今回の5億USDTBurnはテザー問題の完全解消にはならない


今回のテザー社による5億USDTBurnはテザー問題の完全解消にはならないと考えられます。確かに総発行量の5分の1のBrunはテザー社の支払い能力を見せつけることと総発行数を減らすことにより1テザー当たりの価値を相場的に高めることに成功しました。

しかし、未だテザー社の支払い能力は判然としていません。するとどうしても、テザー問題の根幹であるテザー社の口座にはすべての換金に答えられるだけの資金があるとはどうしてもいいがたいのです。

また、テザー社は利用規約に「必ず換金に応じる義務がない」ことを明記しています。これ自体はテザーの相場が下がった際に一気に交換したらテザー社はつぶれてしまうことになるので当たり前の処置といえば処置なのですが、それでは何をもって紐付いているのか。これには少し疑問が残ります。こういうところもテザーが悪印象を集めてしまう要因なのではないでしょうか。

ちあきちあき

テザー社が悪いとは限らないんだろうけど、やっぱり一回難癖がついちゃうとどれもこれも怪しく見えちゃうのはある意味しょうがないことなのかもしれないですね。

日本人がテザーを購入するメリットはあるのか?


日本人がテザーを購入するメリットは今のところ大きいとは言えません。というのもテザーを購入するには海外取引所を通さなければならず、日本人が購入するには国内取引所でビットコインを購入後、海外取引所へ入金し、さらに取引をしなければなりません。しかし、テザーはほとんど価値の変わらない通貨であることから大きく儲けが出ることはありません。

つまり、手数料をとられる分、投資目的では損しかない通貨になってしまいます。しかし、資産の保有という意味ではメリットがあります。今後、日本経済がすぐに破綻するという可能性は低いですが、それでもないとは言えません。そこで、仮想通貨としてテザーを保有しておくことで国内リスクヘッジに繋がります。

また、テザーに対応している海外取引所は多いため他の仮想通貨のスピーディな買い付けに一役買うでしょう。仮想通貨は取引に少し時間がかかるため、いち早く購入したいときにテザーを保有しておくことでスピーディーな買い付けができます。

また、仮想通貨を現金化したくないときに良いでしょう。仮想通貨の法定通貨への現金化は手数料がそれなりに取られますし、一定金額以下は換金を受け付けてくれないところがほとんです。となると、多少の儲けがあったものの換金すると損をしてしまう。しかし、塩漬けにしておくには相場の変動が怖い、そんな微妙な時にテザーに交換しておくことにより一種の避難所のような役割をすることが考えられます。

あえてテザーを保有しておくメリットはあまりありませんが、一時的な避難先やリスクヘッジとして保有しておく分には優秀な通貨だと考えられます。ユーザーはテザーを保有している分には、大きな値動きの心配をしなくていいのです。株のように即時現金化できるようなシステムが整っていない仮想通貨業界にとってはある意味羽休みができる仮想通貨とも言えますね。

このようにテザー自体は問題もあるものの非常に有用な通貨です。今回のBurn処理のように今後テザーがどのような方策を打っていくのか注目が集まっています。

ちあきちあき

テザー自体は仮想通貨業界にとっても有益なんですよね。実際に利用している人も多いし。ただ、それを運用する会社の対応に不信感を持つ人が多くなっちゃってる感じですね。テザー問題は非常に難しいです。ただ日本人の私たちは仮想通貨を持つことに特に制限がかけられているわけではないので、テザーをわざわざ買うメリットは少なめな気がしますね。

最終更新日:2018年11月16日

【この記事を書いた女子会メンバー】

ちあき
どうも!今回このサイトで記事を書かせていただくことになったちあきです!普段はITデザインをやってます!目標は仮想通貨で頑張って稼いでニートになること!(´∀`)
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