ホームインタビュー【第3編】エイダカルダノのプロジェクトメンバー『EMURGO』さんへインタビュー!「安全性と利便性を両立させたカルダノの高い技術」
たかしま編集長

【第3編】エイダカルダノのプロジェクトメンバー『EMURGO』さんへインタビュー!「安全性と利便性を両立させたカルダノの高い技術」

EMURGO インタビュー

時価総額トップ10を誇る仮想通貨ADA。今回はそのプロジェクトの一翼を担うEMURGOさんにインタビューさせていただきました!第3編では「安全性と利便性を両立させるカルダノブロックチェーンの技術力」について紹介していきます。

記事上ふるさと
たかしま編集長たかしま編集長

第2編では、カルダノがなぜ安全性を重視して構築されているかについての深いお話をお聞きしましたね。
新幹線を例に、30億人が利用するサービスになるという大役を果たすためにどんなことをしているのか。
そしてカルダノを人々の生活に寄り添ったものにするべく、EMURGOが何を行っているのか。

今までは「仮想通貨カルダノADAってどんなもの?」という方でも、その全容がわかってきたことと思います。

今回の第3編では、前回の最後に出てきた「カルダノという街づくり」という点に注目していきます。
カルダノブロックチェーンがさまざまなもののプラットフォームになるために、「安全性」だけでなく「利便性」も実現するために行われていることについてお話を聞いていきます。

【第2編】エイダカルダノのプロジェクトメンバー『EMURGO』さんへインタビュー!「新幹線並みの安全性を追求するカルダノの哲学とは」

これまでのインタビューをまだ読んでいない方はこちらからどうぞ!


EMURGO インタビュー
取締役兼セールス・マーケティング責任者の村崎氏(左)と広報マネージャーの三本氏(右)

EMURGOの教育事業はカルダノの「加速装置」


先ほどの話に少し戻りますが、「街づくり」とも例えられる仮想通貨カルダノADAの生態系を創っていく上で、EMURGOの役割のなかで投資・コンサルティングと並ぶ、もう一つの軸の教育事業は大きな意味を持つのでしょうか。

三本氏:

そうですね。我々としてはこれから新しい時代を作っていくのがブロックチェーンであると考えているのですが、それに伴いブロックチェーンに精通しているエンジニアが必要になると思うんですね。

日本のみならず世界でもそういった人材はまだまだ少ない状況なので、我々が働きかけて増やしていくというのがEMURGOの教育事業の目的になります。

また、そういった活動を通じて一般の方々の間でもブロックチェーンへの理解が広まることも考えていて、エンジニアでなくてもオープンカレッジなどに参加してもらって、日々の生活やビジネスにブロックチェーンを活かしていくことにつながっていけたらなと考えています。


そういうことだったのですね。確かに投資・コンサルティングを行っても、肝心の開発者がいなければ始まりません。
少し話が脱線しますが、ネットで「社畜SE」という言葉がある意味はやっているように、日本では「エンジニア」という職業に就くことに対してあまり良い印象を抱けない風潮があるかと思います。その点、ブロックチェーンの業界ではエンジニアはどのような立ち位置にいるのでしょうか?

村崎氏:

逆に我々の業界ではエンジニアはスーパースターですね。

やはり技術をわかっている人が世界を変えてリードしていくのだ、と認められていますので、一般の職業としてのエンジニアとは異なるかもしれません。

三本氏:

一般の企業などでのエンジニアは、ある意味コモディティ化している部分があるとは思いますが、ブロックチェーンはまだまだスターになれる世界になっているので、技術に明るい人ならぜひ我々の教育事業を通じて学んでもらって、何だったらEMURGOに入って助けていただきたいなと(笑)


サイトを運営している身からすると、HTMLとCSSぐらいしかわかりませんが(^-^;

村崎氏:

本当にそういったところから始まって、最終的にはエイダコインのブロックチェーンであるカルダノ上でサービスを構築する開発者の数を増やしていく、というのがEMURGOの教育事業の目標になっています。

EMURGO インタビュー
EMURGOの教育事業では、個人・企業・大学向けに「ブロックチェーンの基本」「パブリック・エンタープライズブロックチェーン」「ICOとトークン経済」「ビジネスアプリケーションとユースケース」について学ぶプログラムを構築している。

私もはじめ、ビットコインを自分のウォレットから他のウォレットに移すまで何が起こるのか見当がつかなかったのですが、実際のパソコンの画面でどう動いているのかを見て腑に落ちたということもありました。

このように、「これって本当に成立するものなんだ」というところから始まり、これまでは伝統的なプログラミング言語を扱っていた技術者が、ブロックチェーンの構築に使用する言語を覚えて分散アプリケーションを作っていく、という人を最大化していきます。

※分散アプリケーション(dApps)とは、カルダノのようなプラットフォームを形作るブロックチェーン上で構築されるアプリケーションのこと。
第1編で出てきた仮想猫育成ゲームのCryptoKittiesもdAppsの一種であり、通常のアプリのように一般利用者がブロックチェーンのサービスを利用する窓口となる。
カルダノ上で構築されたdAppsが普及すれば、その通貨であるエイダコインの取引量も増やすことにもつながってくる。

このようにして増えた技術者に投資をしたり、コンサルティングを行うということにつながってくるので、結果としてEMURGOの取り組みを加速していく結果をもたらすと考えています。
いわば教育事業はEMURGOの事業全体のドライブ(加速装置)といったところですね。

以上のような背景をもとに、東京理科大学との提携を行ったり、
インドネシアのAPTIKOM(アプティコム)という、インドネシアの情報工学の850校が登録する、政府の教育庁のアドバイザリーを務める団体と提携を行い、インドネシア現地におけるブロックチェーンの啓蒙をしていこうという活動を行っています。


初めは副次的なものかと思いましたが、教育事業はとても大切な役割を持っているのですね。

やはり「わからないものは怖い」というのが人間なので、そこを解決することができれば

「こういうことが出来るのか」
「ではああゆうことも出来るのでは」

という手段があることに気づいて、世界各地の人々がそれぞれが抱える問題を解決するアイデアを、ブロックチェーンを用いて現実化していくことが起こるのではないかと考えています。

カルダノの「安全性」と「利便性」を両立させる設計思想


ERURGOさんの教育事業を起点にして、世界の問題がカルダノブロックチェーンで解決されていくとしたら、とても夢が広がりますね。一つ質問なのですが、カルダノブロックチェーンで使われるプログラミング言語は独自のものなのでしょうか?

村崎氏:

そうですね。カルダノブロックチェーン上でアプリケーションを作る言語に、プルータス(Plutus)というカルダノ独自のものがあります。

でも実はそれ以外に、現在イーサリアムで使われている言語のソリディティ(Solidity)も使用できますし、その他の多くのサービスやアプリケーションを形作っている伝統的なプログラミング言語もサポートされていく予定です。


後々に実装されていくということだったのですね。以前に仮想通貨ADAについての情報に触れた際に、既存のメジャーなものも含めて複数のプログラミング言語が使えると書かれていた記憶がありましたので。

村崎氏:

少し込み入った話になりますが、言語の翻訳の役割を持つK-frameworkにおいてsemanticsというものを定義しなくていけないんですね。

一度定義づけることができれば、例えばJavaやC++、Pythonといった伝統的な言語もサポートされることになります。
このK-frameworkは、後にリリース(当時)されるイエラ(IELE)というテストネットに搭載される予定になっています。

※IELEとは、独自に開発されたカルダノ上で動作する仮想マシン。仮想マシンは、イーサリアムのようにスマートコントラクト技術を活用し、ブロックチェーンのネットワークそのものを仮想のコンピュータとして活用することである。
IELEでは、そのプログラミング言語としてC++・Java・Javascript・Python・Plutus・Solidityといった複数の言語を使用することができる。


そうなると、様々な人がカルダノブロックチェーンのプラットフォームに参加しやすくなっていきそうですね。

村崎氏:

そうですね。例えばイーサリアム専用の独自言語であるSolidityでいうと、既存の言語でメジャーなJavaに近しいとは言われていますがやはり新しい要素も学ばなければならないので、いざ分散型アプリケーションを作ろうとした際に心理的な壁ができてしまいます。

そこで、例えば「カルダノならPythonでいけるんだ」となっていれば多くの技術者たちが取っつきやすくなるので、カルダノ自体の競争力も上がることでしょう。


こちらも先ほどの、持続性・相互接続性・拡張性があること、徹底的に安全なものを目指していることと合わせて、カルダノブロックチェーンの大きな強みとなりそうですね。

カルダノブロックチェーンの安全性を形作る堅牢な設計


エイダコイン・カルダノの独自言語であるPlutusについてなのですが、カルダノのプログラミング言語で調べるとHaskellというものがありますが、こちらはどういったものでしょうか?

村崎氏:

Haskellはカルダノブロックチェーンそのものを構築している言語ですね。Plutusはその上で作られるアプリケーション向けの言語という立ち位置になります。

EMURGO インタビュー

今お話しいただいた「徹底的に安全なもの」を作ることにつながるのですが、関数型プログラミング言語と言われているHaskellでは、記述されたコードが正しいものなのかどうかを数学的に検証することができます。つまりエラーがすぐにわかるということですね。

カルダノブロックチェーンの技術開発を行うIOHKが採用したのも、mission critical = 失敗したら重大な事態につながる産業にHaskellが使われていたのが理由となっています。


新幹線並みに安全なものを、という信念から考えると納得の選択ですね。

村崎氏:

はい。ただどの国でもよく聞かれることで「じゃあ分散型アプリケーションはHaskellで作らなければならないんですか?」というものがありますが、そうではありません。

確かにカルダノのプロトコルはHaskellで作られていますが、その上で走らせるアプリの構築にはイーサリアムでも使用されるスマートコントラクト言語であるSolidityを利用することもできます。

またもっと安全性を求めるのであれば、IOHKがカルダノのために生んだPlutusも選択肢としてあります。


安全性を保ちながら、技術者にとっての取っつきやすさも確保するという点で、カルダノは大きなアドバンテージがあるのですね。


第四編に続く

たかしま編集長たかしま編集長

今回は技術的なことにつっこんだ内容でちょっと難しかったかもしれませんね。
つまりは、複数のプログラミング言語を利用することができるので、カルダノの上でいろいろと活動する人が増えるということです。

前回の「カルダノという街づくり」の例えでいうと、いろいろな人が使えるようにインフラを整備して、多くの人が使いやすくなるように街の基盤を作っていくという感じでしょうか。

他のブロックチェーンプラットフォームが限られた言語をサポートしているのと比べると、カルダノではプログラミング界のグローバル化が進んでると言い換えられるかもしれませんね。

次の最終編は、カルダノプロジェクトに関わる「人々」と、気になる仮想通貨ADAの日本の取引上場についてのお話です。
お楽しみに!

記事下ふるさと

【この記事を書いた女子会メンバー】

たかしま編集長
たのしい仮想通貨女子会編集長のたかしまです!日本一たのしい仮想通貨メディアにするべく仮想通貨女子一同頑張っていきますのでよろしくお願いいたします!
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