-
0 Tweet
-
将来有望なステラ(XLM)はリップル(XRP)に匹敵する唯一の仮想通貨?

ステラ(XLM)の時価総額が飛躍的に伸びています。11月16日にビットコインキャッシュが分岐した影響もあり、ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、イーサリアム(ETH)に次ぐ、4番目まで順位を上げています。ステラ(XLM)とは一体どのような仮想通貨なのでしょう?そして今後の動きは?
目次
将来有望な仮想通貨ステラ(XLM)とは?
ステラ(XLM)が時価総額4位まで浮上してきています。仮想通貨業界の今を賑わすステラ(XLM)の魅力に迫ります!
最初に、ステラの基本的な情報と特徴を見てみましょう
- リリース:2014年7月31日
- 通貨単位:XLM(ルーメン)
- 運営元:Stellar Development Foundation(非営利団体)
- 初期発行枚数:1000億XLM
- 発行量:毎年1%増加
- 発行上限枚数:なし
- 決済スピードが早い(高速2~5秒)
- Eメールでの決済が可能
- 手数料が格安

ステラのシンボルはなんだかかわいいにゃ~。
ステラ(XLM)はリップル(XRP)とマウントゴックス社(Mt. Gox)の創始者ジェド・マケーレブ氏がリップル(XRP)を元に開発しました。
リップル(XRP)が企業利用向けの送金・決済システムなのに対し、ステラ(XLM)は個人利用向けなっています。
ステラ(XLM)はリップル(XRP)の技術をもとに開発されましたが、独自のプロトコル※1を採用しています。SCP(Stellar Consensus Protocol)と呼ばれるアルゴリズムです。
Stellarの開発チームがリップル(XRP)のアルゴリズム(Ripple Consensus)の脆弱性を懸念したためです。
リップルは(XRP)は80%以上の合意がなければブロックチェーンが分岐してしまいます。一方、ステラ(XLM)のSCPは80%以下でもブロックチェーンが分岐せずにすみます。
また、ビットコインのようにマイニング力が強い一部の組織や企業が利益を独占する(51%攻撃)ことない仮想通貨であってほしいとの思いも託されています。
※1コンピューター同士が通信をする際の手順や規約のこと
将来有望のステラ(XLM)は兄コインのリップル (XRP)と同レベルの仮想通貨になる?
リップル (XRP)を基盤として作られたステラ(XLM)ですが、リップル (XRP)とは違った目的をもって作られ、独自の路線を進んでいます。その一方で、2018年の値動きを見ますと、全く違うともいいきれません。
8月15日に、ステラ(XLM)が過去24時間で14%以上上昇、イオス(EOS)を抜いて5位に躍り出ました。その際、リップル (XRP)も過去1週間で約100%上昇しています。
CCNによると、2018年のステラ(XLM)とリップル (XRP)は価格に一貫した相関関係が見られるとしています。

XLM?XRP??んん???
また、同じ頃、創始者のマケーレブ氏は、ステラ(XLM)とリップル (XRP)は国際間の送金システムの構築を目指していて、そこにブロックチェーン技術を搭載することでさらなるバージョンアップが図れるだろうとしています。
ステラ(XLM)と提携している最大規模のIT企業IBMはステラ(XLM)のネットワークを使った新しい決済ネットワークを発表しました。
ステラ(XLM)のブロックチェーン技術に力を入れているライトイヤー社はVISAやMasterCardが資金を出している金融サービスの系列社を買い取り、リップル社と同様に、伝統的な金融機関との提携関係を進めているとのことです。
9月のステラ(XLM)のチャートは、リップル (XRP)とほぼ同等の値動きでした。9月18日、1XLMは22円でしたが、リップル (XRP)の価格が高騰すると、ステラ(XLM)も上昇を始め、23日時点で33円を記録しています。
1週間以内で50%近くもの価格の上昇を果たしていることになります。ステラ(XLM)とリップル (XRP)のチャートの動きは連動しているといえるのではないでしょうか?
ステラ(XLM)チャート
CoinMarketCap 出典
リップル(XRP)チャート
CoinMarketCap 出典

ステラ(XLM)とリップル(XRP)の関係を調べたい人は⇩の記事を見てにゃ!
将来有望な仮想通貨ステラ(XLM)の新しい動きから目が離せない
ステラネットワークは市場投資だけでなく、世間で注目の的になった点からも成長発達しつづけていています。
Stellar Expart(ステラネットワークを総合的に分析するサイト)よると、2018年の後半から驚異的に取引率が高くなっているとのことです。
2018年の初めは162,847しかなかった取引口座でしたが、9月に入るとステラ(XLM)の影響は拡大していき、11月末には取扱口座の開設は200万を超えています。
ステラ全統計数
ethereumworldnews 出典
つまり口座の登録ユーザー数が、2018年当初より、7月中旬に5倍、11月末に10倍になっているということです。驚異的な数字ですね!
ステラのオフィシャルRadditアカウントでは、「0から1,000,000件のアカウントを取得するのに約4年かかりましたが、数を2倍にするのにわずか2ヶ月しかかかりませんでした」と喜んでニュースを伝えています。

喜びが手によるようにわかるにゃ!
将来有望な仮想通貨ステラ(XLM)が最大規模のエアドロップを発表
今年の後半から急激に口座の登録ユーザー数を伸ばしているステラですが、それには理由が2つあるとされています。
1つ目はステラ(XLM)のエアドロップ※2が発表されたことです。
11月6日、仮想通貨ウォレットブロバイダーのBlockchain.comとの間でパートナーシップが結ばれました。そしてBlockchain Wallet(ブロックチェーン・ウォレット)に対応したことを記念して、数ヶ月に渡ってステラ(XLM)の総額142億円相当(約1億2500万ドル/約5億XLM)がエアドロップされることになりました。
The biggest #crypto airdrop—we are distributing $125M of Stellar XLM to our users to build on the crypto revolution. Sign up for the waitlist! https://t.co/XyETX72QBk https://t.co/zo18yzzlzS
— Blockchain (@blockchain) November 6, 2018
Blockchain.comがステラを支持した理由を次のように語っています。
「ステラネットークには『スケーラビリティ※3のために構築されている』点と、『商品やサービスを促進させるカスタムトークンを作成する機能が備わっている』点があり支持することにした」
※2プロジェクト側が希望者に仮想通貨や新トークンを無料で配布するイベントのこと
※3ソフトウェアやシステムの拡張性のこと
将来有望な仮想通貨ステラ(XLM)の躍進にはDirunaの存在が大きく影響している
2つ目はインドネシアのプロジェクトであるDirunaの急速な発展です。
オンラインマーケットプライスプロジェクトであるDirunaは、ステラ(XLM)のエコシステムの一部分であり、ブロックチェーン技術を実装したDRNトークンでの支払いを可能にしています。
現在は、Dirunaの成長によって100万以上の取扱口座が開設され、ステラ開発・発展になくてはならないプロジェクトになっています。
ethereumworldnews 出典
将来有望の仮想通貨ステラ(XLM)のこれまでとこれから……
リップル(XRP)の血統を引き継ぎながらも独自の路線をいくステラ(XLM)はこれまでも多くの企業と提携しています。
2016年に海外大手コンサルティング会社のデロイト(Deloite)と、2017年には最大規模IT企業のIBMと、そしてフランス送金会社TEMPOとの提携しました。
その他にも、マレーシアの企業のMoneyMatch、韓国のNeoFrame、イギリスのSatoshiPayとの提携があります。
そして最近は、Blockchain.comとの提携を結び、今後も世界じゅうの企業や金融会社と提携を結ぶことが予想され、グローバルな仮想通貨であることを名実ともに明確にしています。
CoinMarketCap 出典
時価総額もここ数ヶ月で6位から4位と急速に順位を上げてきています。ここまでくると上位を獲得する日もそうは遠くはないかもしれません。

ステラ(XLM)についてもっと知りたい人はこちらの記事を検索してみてにゃ!⇩
最終更新日:2018年12月05日
フォローする
Follow @twitter-
0 Tweet
-