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12/5(水)|再び高まるリスクオフの動き!NYダウ800ドル安/仮想通貨相場もリスクオフへの警戒感から現金化の動きか?

5日の仮想通貨市況
・昨日までの状況が一変!再び高まるリスクオフへの警戒感
・仮想通貨相場は、反発場面で水を差された形に
4日(火)の日経平均は500円以上の値下がりとなっていましたが、昨晩のNY株式市場は800ドル安となり、ブエノスアイレス・サミットまでは好調を持続していた株式市場は一転して大幅下落となりました。これから、クリスマスラリーを控えていることから、株式相場は乱高下することも予想されますが、再び、リスクオフへの警戒感が台頭しているようです。
仮想通貨相場は完全に反発相場に水を差された形となっています。下落相場では取引高シェアが大きくなる傾向のあったBitMEXのビットコイン取引高シェアは本日23%台と減少傾向となっており、全般的に仮想通貨をいったん現金化しておこうという動きが相場を押し下げているようですね!
https://coinmarketcap.com/charts/より
5日18:45分現在の主要通貨の価格は以下の通りです。
通貨 | 価格(円) | 24時間の変動比 |
---|---|---|
BTC | 431,835 | -15,971(-3.57%) |
XRP | 38,727 | -1,239(-3.10%) |
ETH | 11,977 | -529(-4.24%) |
BCH | 15,503 | -1,906(-10.99%) |
仮想通貨相場は、発行上限のあるタイプのものが多く、ゴールドのようにリスクオフに強い動きが期待されるといわれていましたが、今のところ期待されたようには機能していないようです。
以前にもレポートしていますが、このチャートはゴールド(金)相場の日足チャートです。
株式市場とほぼ逆の動きをしており、「有事の金」としての機能を果たしていますね。今後株式市場が軟調になるようだと、価格は上昇していく可能性があります。
こちらは、NYダウの日足チャートです。ゴールドのチャートと比べるとよくわかりますが、10月初旬の最高値更新からは乱高下を繰り返しており、リスクオフの強い動きを誘発しているのです。
世界中の投資資金が集まっている株式市場に異変が起こると、ゴールド(金)相場は買われることになるのですが、現時点では、仮想通貨相場はどちらかというと売り要因となっているみたいですね!
せっかく反発体制に入ったかのように思えた仮想通貨相場ですが、これも相場ということなのですね。。
チャートは、ビットコインの1時間足一目均衡表です。
4日の日経平均株価の急落に付き合って下落し、強烈な反発を見せるものの、今度はNYダウの大幅下落に付き合って再度下落しています。昨日の安値を切れるかどうかが目先のポイントとなりそうですね!
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