ホーム税金仮想通貨の確定申告、利益次第では不要な場合もあるってホント?
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018.12.26 最終更新
あやめ

仮想通貨の確定申告、利益次第では不要な場合もあるってホント?

仮想通貨,確定申告,不要

仮想通貨取引をしている皆様、確定申告の準備はお済みでしょうか?税金は多くの人が悩む種になっており、特に仮想通貨の確定申告はとても面倒なことで有名です。今回は、そんな確定申告が不要な人もいる?というお話です。

記事上「ランキングここを押してください」
記事上「コメントボタン」

こんにちは。あやめです。

2018年もいよいよ終わりを迎えようとしていますが、仮想通貨をやっている人にとってはこれから確定申告を行う季節にさしかかろうとしています。

利益次第では不要になるケースがあると知って色々と調べてみましたが、どうやら、私は対象外のようです……。

まずは確定申告が不要になる人と金額についておさらい

仮想通貨,確定申告,不要

私は、これまでもさまざまな仮想通貨に関する税金の記事を書かせていただいています。税理士事務所に勤めている友達のおかげなんですけど、今年はいろいろと税金対策に力を入れつつ取引していました。

利益や税金の自動計算についても勉強しましたし、個人事業主になるメリットはあるのかなんてことも調べました。

しかし、根本的というか、肝心な部分を調べるのを忘れていました。

そもそも、私は確定申告をする必要があるの?それとも不要なの?

という点です。

そうですよね。不要かどうか答えはきっと分かっているんです。現実逃避ではありません。

ただ、もしかしたら私が調べていないだけで、条件を満たせば今年は不要になるとか、そういうの無いのかなと思ってもう一度調べてみました。

その結論ですが、やはり胃が痛い結果となってしまいました……。

サラリーマンなど1社から給与所得を得ている人

まず、大前提として、私はサラリーマンです。会社から給料をいただいている立場です。

この場合、仮想通貨で「1年に20万円を超える利益」を出していなければ、確定申告は不要です。

国税局タックスアンサー

ここに書いてある、

『1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得金額の合計額が20万円を超える人』

が、いわゆるサラリーマンのことを指しています。

20万円の利益は、ちょっと小金持ちになっていれば仮想通貨ならすぐ稼げるレベルの金額かもしれません。

ただ、今年もモナコインのハッキングやZaifの不正送金関連などいろいろありましたので、値動きの影響を受けて損をした方も多いはず。

私はというと今年の6月末に一度利確をしているので、きっと確定申告は避けられそうにありません。
後々考えれば不要な利確をしていたわけですね……。

学生や主婦をしていて家族の扶養に入っている人

仮想通貨,確定申告,不要

学生の方、主婦の方で家族の扶養に入っている場合、アルバイト・パートなどの収入がなければ基本的に所得税を納めるのは不要です。

また、もし仮想通貨で利益が出た場合、住民税の基礎控除額である金額を超えて収入を得た場合以外は、確定申告不要になります。

基礎控除額になる金額は市区町村によってまちまちですが、1つの基準とされている金額は「33万円」と言われています。

日本では、確定申告の情報がお住まいの市区町村に伝わるシステムとなっていますので、それを基に住民税の計算を市区町村が行うのが一般的です。

ただ、33万円を超える段階であれば、所得税上の確定申告は不要となる範囲のため、税務署ではなく市区町村に対して別途申告しなければなりません。

とはいえ、そこまで積極的な担当者は少ないという声もあり、役所に足を運ぶかどうかの基準としてはグレーゾーンのような位置づけになっているようです。

私個人の感想としては、実際にやってない人は多そうだろうなと思うのですが、取引所経由で市区町村にデータが行く場合はバレるかもしれないと思いました。

ちなみに、専業主婦の方はもうちょっと細かく分かれており、大きく分けて2つの選択肢があります。

  • 仮想通貨による利益が38万円を超える
  • 仮想通貨による利益が38万円を超え76万円未満

まず、大前提としてどちらの場合も確定申告はしないといけないんですが、控除の対象となる金額に違いが出てきます。

具体的には「配偶者控除」と「配偶者特別控除」との違いになります。

配偶者控除とは、ざっくり言うと配偶者が扶養に入っている場合は38万円分の控除が受けられるという制度です。

これに対して配偶者特別控除とは、利益(所得)の金額に応じて、一定の割合で控除額は変わるが、控除自体は受けられるという制度になります。

それぞれの条件によって確定申告の手間が若干違ってきますから、利確後の金額によっては注意が必要です。

フリーランス・個人事業主の人

フリーランス・個人事業主として仕事をしている方は、例外なく確定申告が必要です。というのも、自分自身が本業として行っている事業所得の確定申告をしなければならないからです。

2018年の段階で主流となっているのは、仮想通貨の所得は「雑所得」とする考え方であり、事業所得としては原則認められないとする向きが強いです。
※(将来的にどうなるかは分かりません!)

よって、利益の額にかかわらず確定申告をする必要があります。

確定申告する利益を確定するタイミングはいつ?

仮想通貨,確定申告,不要

確定申告をする条件についてはおさらいできました。
続いては、今年の利益を確定するタイミングについて、考察してみたいと思います。

移動平均法で利確ごとに計算するか、総平均法で1年単位で計算するか

他の仮想通貨女子の皆さんも記事で取り上げてくださっていますが、仮想通貨の利益を計算する方法には、移動平均法と総平均法があります。
実は、私もちゃっかり書いていたりするんですけど。

私は月の動向を見て利確を行っているため移動平均法を使っていますが、1年を通して固定額を購入しているなら総平均法でいいと思います。

重要なのは、確定するタイミングです。

移動平均法は、利確をその都度できるので、税金の支払いの見通しが立てやすいというメリットがあります。

ですが、利確が毎月積み重なるので確実に税金がかかりますし、金額がそれなりに大きいと、儲けても一部を残しておかなければなりません。

正直、欲望との戦いを強いられますし、計算の手間は自動計算ツールを使っていてもそれなりに必要です。

総平均法の場合、結果を出すまでに1年間待ちますから、投資目的で行っていて利確後の日本円を使わずに残しているなら、少なくとも税金の支払いについては安心でしょう。

もし利確してないなら、利益が出ていても日本円で確定しなければ確定申告は不要なので、先の見通しが立っている通貨なら一定のメリットはあるかもしれません。

ただ、今年はビットコインが暴落しましたし、株とは違って値動きは極端ですから、早めに利確したい気持ちはありますよね。

チャンスロスを覚悟している人・本腰を入れたトレードの機会が少ない人向けの方法だと私は思っています。

仮想通貨で買い物した場合はどうなるのか

仮想通貨,確定申告,不要

仮想通貨と聞くと、一時期は「億り人」が騒がれたように資産を増やすという側面から取り沙汰された例が多かったように思います。

これは別にFXでも株でも同じですから、特に問題があるというわけではありません。

ただ、けっこう個人的にはマイナーだと思っていたのが「買い物に仮想通貨を使う」ということでした。

自分で税金のことを調べてから、割と賢い使い方だとあらためて感心したのですが、使っている人は少ないんですよね……。

確定申告というテーマから離れるので詳細は省きますが、まだまだ仮想通貨を日常的に買い物などで使うにはハードルが高く、税金計算の面でも不便な点は否めません。

仮想通貨で商品を購入したら、その段階で「利確」扱いになるというのは、仮想通貨決済が普及しない理由のひとつになっているような気がします。

要するに、10万円で購入した仮想通貨の価値が50万円分購入時より価値が上昇している仮想通貨で50万円の商品を購入した場合、40万円の利益が出ることになるのですね。

面倒なのは、こういうやり取りをひとつひとつ記録していかなければならないことで、多くの方がネックに感じています。

ただ、もし仮想通貨でのやり取りが利確にならないように法律で決めてしまうと、税収上かなり重大な問題が起こりそうな気はします。

だって、仮想通貨で儲けた分を確定申告不要にしちゃったら、儲けた分だけ買い物できますからね!そして、仮想通貨での確定申告が可能になった場合、国際的な通貨全てが価値を失う可能性さえあります。

何だかSFの世界みたいな話ですよね……。

利確分を20万円以下に抑える努力は面倒かどうか

このように、仮想通貨を実生活に取り入れるにはいろいろと障害があることも事実ですが、私は幸い都心部に住んでいることもあって、仮想通貨の決済を試しています。

特に、家電のような大物を購入する場合など、手元に日本円がなくても決済できる仮想通貨は便利だと思います。

特に、利確した分(買い物した際の差額)の価値が20万円以下あれば、確定申告は不要ですから、現金化を面倒に思う人にとってはもっと広がってもいい方法だとは思うんですよね。

ただ、レートをチェックしながら仮想通貨で買い物をする人は、そんなに増えないような気もします。
利確分を20万円以下に抑えるのを買い物だけでやろうとすると、今の段階ではやっぱり面倒に感じる人が大多数だと思います。

条件を満たさない人は、原則として確定申告が必要

仮想通貨,確定申告,不要

少し話は脱線してしまいましたが、結局のところ先に挙げた条件を満たしていない方は、原則として確定申告が必要になります。

ただ、きっとこの記事をお読みになっている方は、私と同じで「少しでも確定申告をする可能性を減らしたい」と思っていると思います。

気持ちは分かりますが、もしそうする場合、仮想通貨による利確から目をそらさなければならないリスクがあるのです。

そうなると、確定申告が不要になっても本末転倒な結果になってしまうことも考えられます。

日本にいる限り、確定申告をしなくてもよくなる裏技は原則として存在しない

確定申告をすることは、サラリーマンにとってはあまり馴染みがありません。私も会社員なので、当然確定申告なんて面倒ですし、できればやりたくありません。

しかし、日本という国は確定申告によって税収を確保しているため、そこが揺らぐと国家として問題が多発する可能性があります。

具体的に言えば、貧富の差が、より顕著にあらわれることが予想されます。

ここまで考えて、私が昔通っていた学校では、

「もし税金がなかったらどうなるのか」

について話し合う授業があったことを思い出しました。

そこで出た意見は、だいたい以下のようなものでした。

  • 警察がいないので犯罪者だらけになる
  • ゴミを自分で片づけないといけない
  • 病院に行けない
  • 学校にいけない
  • 救急車が来ない
  • 火事になっても火が消えない
  • 図書館がなくなる
  • 温水プールに行けない
  • 地下鉄に乗れない(これは地域によると思います)

久しぶりに思い出してノートを探してみたら、他にもいっぱい面白いことが書いてあってしばらく書く手が止まってしまいました!

で、結果的にその話し合いの中では、極端な話公共機関が全滅してしまい、結局お金を持っている人に頼る流れができてしまったり、権力者がたくさん出てしまったりという、なかなか賢い結論にまとまっていました。
意外と子どもって頭いいんですね。

結局、税金をきちんと払うことは、長い目で見て自分を守ることにもつながるんだな、という結論に私は一度落ち着いています。

しかし、確定申告を合法的・意図的に行わないようにする方法はある

仮想通貨,確定申告,不要

ここまでは優等生の理論ですが、確定申告を合法的かつ意図的に行わなくてよい方法はあるのでしょうか。
結論から言えば、できる方法は全くないわけではありません。

要するに、サラリーマンは20万円以下に仮想通貨の収入を抑えればいいわけですから、それを見越して仮想通貨を購入すればよいという話になります。

20万円以下と聞くとできることは限られるように思いますが、地方なら車1台が買えるお金ですし、例えばこのお金でふるさと納税をすれば、美味しいものを食べたり素敵なお礼の品が届きつつ、住民税の金額を減らせたりします。

ちょっとした贅沢をするために仮想通貨取引をすることも、私は全然アリだと思います。

20万円を上限として利確をするのは、初心者向けの投資方法かもしれませんが、上手くいけば自信だってつきますしね。

ふるさと納税は、本当に誰でも簡単にできるので、節税対策としては非常におすすめです。お得な返礼品や、ふるさと納税のやり方については、以下の記事で紹介しています。

 

利確しないで仮想通貨を持っているのはリスク?

そのほか、あくまでも確定申告をしないのであれば、これはもう仮想通貨を持ったままでいるのが一番です。

ただ、値動きが激しい仮想通貨は、資産として保有するにはリスクは大きいと一般的には思われています。

そのうえ、ハッキングや取引所騒ぎが起こると一気に価値が暴落するので、ずっと持っているのはやっぱり不安ですよね。

日本国内でも正式に通貨のひとつとして認められれば、将来的には長期的に価値の変わらない保有専用の仮想通貨が生まれてもおかしくなさそうですが、まだそれはきっと先の話。

今のところは、利確→納税の流れさえ未知数な部分が多いので、それを理解して取引を行った方がいいでしょうね。

おわりに

以上、確定申告が不要な場合とそうでない場合について、私なりに調べたことをまとめました。

2018年は全体的に大幅な値下がりが続き、ビットコインの牙城も崩れましたが、落ちればまた上がるのが市場の常です。

逆に言えば今が買い時と言える仮想通貨もありますから、確定申告についてはまだ分からないことが多いうちに取り組んでおけば、後々収入が増えた時に楽になると思います。

くれぐれも、確定申告せずに逃げおおせようとは思わないで下さいね!

最終更新日:2018年12月26日

【この記事を書いた女子会メンバー】

あやめ
「仮想通貨はスピードが命」を信条に投資活動をしています。2016年に始めて早二年たち、去年は高騰の波に乗ることに成功しました。でも暴落が起きると胃が痛くなります(笑)。
あやめの他の記事を読む

フォローする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ランキングも応援してね♡

関連記事

SPサイド「ランキングここを押してください」

人気記事ランキング

  • Weekly
  • Monthly
  • Total

コインガールズ記事も配信中!

サイド「NEWS APP」

ランキングに参加してね♡

PCサイド「ブログランキング」 PCサイド「ブログ村」

マーケットレポート:市況記事

マーケットレポート:市況記事