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bitFlyerでのビットコインの買い方をおさらい!新規口座開設の解禁までに理解しておこう!

現在国内の取引所であるビットフライヤーですが、新規口座開設は停止しております。しかし、半年も経過し再開の目途の噂もあるので今のうちにビットコインの買い方をおさらいしておきましょう。また、併せて口座の開設、日本円の入金など購入に必要な内容も確認していきます。
国内最大の取引所であるビットフライヤーですが、現在新規顧客の口座開設を停止しております。
しかし、ビットフライヤーはそろそろ新規の口座開設を復活するかも、という噂も出ています。
今のうちに、ビットフライヤーの買い方についておさらいをしておきましょう。
目次
ビットフライヤーが新規開設を再開する前におさらい!
ビットフライヤーはビットコインの流通量が国内ではトップクラスです。
また、資本金もユーザー数もトップクラスであるため、国内最大クラスの取引所と言えるでしょう。
まずはビットフライヤーの買い方のおさらいの前に、ビットフライヤーの基本情報を始め、メリット・デメリットについて解説していきます。
ビットフライヤーの基本情報
ビットフライヤーの基本情報を見ていきたいと思います。
項目 | 基本情報 |
---|---|
会社名 | 株式会社 bitFlyer |
設立 | 2014年1月9日 |
資本金 | 41億238万円 |
取り扱い通貨 | ビットコイン、ビットコインキャッシュ(Bitcoin ABC)、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、モナコイン、リスク |
日本円出金手数料 | 216円~756円 |
現物取引手数料 | ビットコイン:0.01%~0.15% アルトコイン:0.2% |
提携銀行 | 三井住友銀行/住信SBIネット銀行 |
資本金の41億円は、日本でもトップクラスです。
どのくらいすごいかというと、Coincheckの9200万の約40倍です。
DMMBitcoinの13億円、GMOコインの18億円と比較してもなお高い水準です。
資本金が多いということは、安心感にもつながります。
多くの大企業からの出資を受けており、三菱UFJやみずほフィナンシャルグループ、第一生命など大手企業の面々が名を連ねています。
やはりお金を預けていることもあるので、倒産リスクについても気にはなるところです。
このような体制であれば、ユーザーも安心することが出来ますね。
また、ビットコインの出来高はLiquidに次いで現在第2位です。
国内のビットコインFXではダントツの第1位です。
取引量が多いということは、売買したいと思った時に確実に行うことが出来る、とも言えます。
ビットフライヤーのメリット
すでに挙げている資本金の多さや取引量の多さはもちろんですが、他にもビットフライヤーが選ばれるメリットがあります。
一つは、セキュリティの高さが挙げられます。
bitFlyerはセキュリティで世界一と評価されました。https://t.co/JmhB5jv6AU pic.twitter.com/D4LeRUicPa
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) 2018年2月3日
セキュリティーアプリサービスを提供しているSqreenの仮想通貨取引所の調査結果によると、ビットフライヤーが米国大手のコインベースと並んで一位の評価がされました。
ビットフライヤーのセキュリティは、大きく分けて二つに分類されます。
システムと運用です。
システムでは、マルチシグネチャというビットコインのテクノロジーを導入しています。
これは、ビットコインを送付する際に複数の署名が必要な機能となっています。
最重要データであるプライベートキーが万が一漏洩した場合でも、複数のキーが必要となるため、攻撃者から資産を守ることが可能です。
また、最高強度の暗号化技術を導入しており、通信セキュリティは安全に確保されています。
SSL通信や複数の証明書の導入に加えて、SHA-2を採用しています。
SHA-2は米国政府でも標準で利用しているセキュリティ方式で、送受信の双方のハッシュ値を比較することで、データの改竄がないかをチェックしています。
実は、ほとんどの金融機関はSHA-1を採用しています。
しかし、SHA-1は近年セキュリティの脆弱性が指摘されています。
SHA-2では、ハッシュ値を見つけ出すのは約340潤(1潤は1兆×1兆×1兆)の中から一つを探すことが必要であり、世界中のチリから一つのチリを見つけ出す作業に例えられ、実質的には不可能でしょう。
運用においては、ウイルスチェック・ハッキングテストが挙げられます。
フルスキャンによる毎日のウイルスチェックを実施しています。
また、ビットフライヤーでは送られてくる全てのパケットに対してウイルススキャンも行っています。
さらに、ハッキングについては外部機関により数千回にわたるあらゆる攻撃を行い、セキュリティの脆弱性をチェックしています。
そして、顧客の資産はビットフライヤーが保有する資産とは別に管理しています。
もしもビットフライヤーがハッキング被害にあったとしても、顧客の資産は守られます。
コールドウォレットも採用されており、ネットワークとは隔離されたところで管理しております。
物理セキュリティロックと24時間の監視システムにより、強固に守られています。
メリットは、それ以外にもあります。
補償制度が充実していることも挙げられるでしょう。
ビットフライヤーは三井住友海上保険と提携しています。
ユーザーが不正アクセスによって資産が失われた場合、仮想通貨と円を合計した預かり資産が100万円以上の場合は最大で500万円まで、それ以下の場合は最大10万円まで補償してくれます。
仮想通貨取引所ではこのような補償を義務化はされておらず、ビットフライヤーはかなり手厚い制度を設けています。
またビットフライヤー経由でビックカメラでのビットコイン決済が可能となっています。
やはりビットコインなど仮想通貨決済に使えるようになってくると、日常的に使えるようになり今後さらに使える店舗が増えていくことが予想されます。
日本赤十字社への寄付も行うことができ、災害支援する際に自宅で手軽に行うことが出来ます。
使いやすさについても迷うことなく操作が可能なこともメリットの一つでしょう。
実際に操作方法は後述しますが、一度見ればすぐに取引することができるようになるでしょう。
使い方や、不安などなにかあれば、問い合わせもすぐにすぐことができます。
Web画面からの問い合わせと電話での対応が可能となっています。
以前は電話での対応が不可だったようですが、現在はその点は改善されています。
ビットフライヤーのデメリット
ビットフライヤーのデメリットとしては、手数料がかかることです。
各種取引や入出金の際、ビットフライヤーでは手数料がかかってしまいます。
しかし、BITPointなどは取引手数料が無料であったり、DMM BitcoinやGMOコインでは入出金手数料が無料です。
この点はデメリットになってしまいます。
また、アルトコインの取引はスプレッド手数料もかかってしまいます。
これは、アルトコインが販売所のみの対応しかないためです。
仮想通貨の扱いは販売所と取引所の2種類があります。
詳しくは「ビットコイン買い方の注意点!」で解説をしますが、販売所では販売元に取引手数料がとられてしまうため、普段より多くの取引手数料を取られてしまいます。
このあたりがビットフライヤーでのデメリットになります。
なぜ新規口座開設を停止しているのか?
2018年6月、ビットフライヤーは金融庁から業務改善命令を受けました。
その結果、口座開設など新規顧客の受け入れを停止する方針を発表しました。
現在も既存の顧客への本人確認状況の再点検が完了し、内部管理体制強化が整うまでは新規の受け入れを停止しております。
しかし、そろそろこの業務命令があってから半年近く経つことになります。
そろそろ再開の目途がたってもよい時期ではないでしょうか。
10月には「マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与の防止に関するポリシー」の策定、および「反社会的勢力等との関係遮断に関する基本方針」の改定を行った、とのニュースも発表されています。
この取り組みについては、6月時点で取り組む事項の一つとして挙げられています。
着々と新規口座開設再開の準備ができていることがうかがえます。
ビットフライヤーの口座の開設のやり方を解説!
ビットコインを購入するには、まず仮想通貨用の口座を開設することが必要です。
ビットフライヤーの開設の仕方もこちらでおさらいをしておきましょう。
口座開設には、メールアドレスを登録すること行うことが出来ます。
公式ホームページから、メールアドレスを入力して、アカウント作成をクリックしてください。
クリック後、ビットフライヤーから確認のメールが送信されてきます。
メールには、キーワードと初回パスワードが記載されています。
ビットフライヤーからメールアドレスを登録した後に、キーワードを入力する画面が表示されているので、そこにキーワードを入力してください。
これで、メールアドレスを登録することができました。
アカウントの登録は完了となります。
今回はメールアドレスで登録する方法を紹介しましたが、Yahoo!ID、Googleアカウント、Facebookアカウントで登録することも可能です。
しかし、このままではまだトレードはできません。
この段階だと「ウォレットクラス」というクラスで、単にウォレットとしての使い道しかできないので、他の情報の登録を進めましょう。
次は、本人情報を登録します。
ここでは、以下の情報を登録します。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 居住国
- 住所
- 電話番号
そして、上記で入力した内容にあった本人確認書類の提出をしましょう。
これらのどれかをWebページからアップロードします。
- パスポート
- 運転免許証
- 健康保険証
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 年金手帳(条件あり)
- 福祉手帳
- 印鑑登録証明書(発行から6ヶ月以内)
- 住民票(発行から6ヶ月以内)
アップロードを行い、ビットフライヤー側での審査が通ったらウォレットクラスがトレードクラスに変更されます。
ここまでくれば、トレードが可能となります。
但し、この状態だと銀行口座が登録されていないため、日本円の入金ができません。
忘れずに銀行口座の登録も行っておきましょう。
こちらもビットフライヤーのホームページから簡単に登録を行うことが出来ます。
ビットフライヤーでビットコインの買い方を解説!
ビットフライヤーで新規口座の開設を行ったら、ビットコインの購入を行っていきます。
ビットフライヤーの画面はとてもわかりやすくできていますので、買い方を解説していきます。
左側に表示されている各メニューから、自分の行いたい操作をクリックして、それぞれの画面で操作を行います。
ビットフライヤーでビットコインを購入する際は、日本円が必要となりますので、まずは入金からスタートしていきます。
また、併せて別の取引所への送金や、ビットコインを売った時の日本円の出金の仕方も確認していきます。
まずはビットフライヤーに日本円を入金しよう!
ビットコインを買うために、まずは日本円を入金します。
画面の左下の方にある「入出金」をクリックしてください。
すると、入金に2種類あることがわかります。
「日本円ご入金(銀行振込)」「クイック入金」です。
先にクイック入金の方から説明します。
クイック入金は、指定されているネットバンクかコンビニ、Pay-easyなどで入金する方法です。
24時間入金できるため非常に便利です。
銀行の営業時間外などにどうしても入金したいときにはよいですね。
1件あたり324円の手数料がかかる、という点が注意すべき部分です。
銀行振り込みの場合は、指定の振込先口座がありますので、そこに振り込めば大丈夫です。
しかし、注意点があります。
必ず「登録してある銀行口座」から入金を行うことです。
最初のトレードクラスの変更後に銀行口座を登録しましたが、それ以外の口座から入金すると反映されません。
登録してない口座からの入金を行うと、入金元不明となってしまいます。
この点に注意しましょう。
ビットコイン買い方を具体的に解説!
それでは、いよいよビットコインの購入です。
左側に「ビットコイン販売所」と「ビットコイン取引所」の2種類が表示されています。
どちらでもビットコインの購入ができます。
しかし、販売所と取引所では、買うのに大きな違いがあります。
それについては、次の項目の注意点で説明します。
今回は、取引所の画面を使って買い方の説明をします。
ASKとBidが並んでいて、間に挟まれてBTC/JPYと表示されています。
これが、現在売買されているビットコインの価格を表示しています。
これは、リアルタイムに取引状況を表示しています。
この価格を参考に、自分の買いたい価格を下に表示されている「価格(BTC/JPY)」に入力します。
そして、ビットコインの数量を入力します。
そのまま自分で入力してもよいですし、「1」「0.1」「0.01」から入力をして、買いたい数量を合わせても問題ありません。
買いたい数量が決まれば、後は「コインを買う」ボタンを押せば終了です。
その買値に対して誰かの売値がマッチしたら、無事ビットコインの購入ができます。
マッチしなければ、いつまでたっても購入することが出来ません。
このように、価格を指定して購入することを「指値」で購入する、といいます。
株やFXなどでも使う単語なので、知っている方も多いかもしれません。
もしもビットコインの価格が60万円だった場合、まだ安くなりそうだと思ったら指値で58万を入れておく、などといった買い方ができます。
相場の状況を見ながら、適切な値段を入れて購入しましょう。
売り方は、買い方とほぼ同じです。
買い方と同じように価格とビットコインの数量を選んで、「コインを売る」ボタンを押すだけで取引が完了します。
ビットコイン買い方の注意点!
ビットフライヤーでビットコインの買い方の注意点ですが、販売所と取引所の違いが大きな点です。
デメリットにも書きましたが、販売所では販売元に取引手数料がとられてしまいます。
そして、その価格はバカにならない手数料となっています。
画面を見てみると、購入価格が370,808円となっています。
この時の取引所の価格は365,155円でした。
これは、ビットフライヤーが手数料を取っているため、差額が発生しているのです。
そのためにビットコインをビットフライヤーで購入する際には、必ず「取引所」で購入することをおすすめします。
しかし、ビットフライヤーで購入する際の注意点としては、これくらいだと思います。
この点だけ気を付けて、ビットコインを購入しましょう。
ビットコインを別の取引所に送金してみよう!
国内の取引所では扱っていない仮想通貨を購入する場合、海外の取引所にビットコインを送金して購入する必要があります。
そのために、送金方法も覚えておきましょう。
まずは、送り先の送金アドレスを登録する必要があります。
登録したアドレスを選ぶことによって、誤送信を防ぐ役目にもなっています。
入出金のページから「BTC ご送付」ボタンをクリックし、ラベルと取引所のビットコインアドレスを入力します。
ラベルには任意の名前が入力できるので、自分のわかりやすい名前を付けましょう。
取引所の名前などを入れるとわかりやすいでしょう。
ラベルとビットコインアドレスを入力したら、「追加する」を入力し、登録を完了します。
登録を行ったビットコインアドレスを選択し、送金するビットコイン数量を入力し暗証番号を入力します。
優先度を選択することもできますが、急がない場合は特になにもする必要はありません。
「高い」「やや高い」「最高」など選択すると、送金スピードを上げることが出来ます。
入力した後に、「ビットコインを外部アドレスに送付する」ボタンをクリックすると、送金が完了します。
ビットコインを売ったら日本円で出金!
これで日本円の入金からビットコインの買い方はわかったと思います。
ビットコインを売った際の、銀行口座への日本円の送金についても押さえておきましょう。
右側にある入出金メニューから、「日本円ご出金」をクリックします。
すると、登録済みである銀行口座が表示されますので、口座を選択します。
あとは、金額を入力をして「日本円を出金する」をクリックすれば終了です。
特に迷うことなく、簡単に出金ができると思います。
ビットフライヤーで困った時のFAQ!問い合わせも可能!
ビットフライヤーでは、困ったときのためにFAQが用意されています。
FAQとは「Frequently Asked Questions」の略で、頻繁に出る質問に対しての答えを用意しておくことです。
その名の通り、「新規アカウントの作成」から「ビットコインの取引」「入出金」など初めての人でも困らないように、FAQが手厚く用意されています。
また、それでも解決しない場合には問い合わせをすることが出来ます。
問い合わせはWebのフォームから行う場合と、電話で行う場合の2種類が用意されています。
内容によって使い分けるのがよいでしょう。
急ぎの場合は電話、翌日でもよければWebフォーム、などとサポートを使い分けることもできます。
ビットフライヤーのスマホアプリの買い方も解説!
ビットフライヤーでは、スマホアプリも提供していますので、どこでもビットコインを買うことができます。
買い方もWebページとの使い勝手は変わりません。
値動きの激しい仮想通貨ですので、出先でトレードすることも多いかもしれません。
そのような時は、スマホアプリで使えるのがうれしいですね。
スマホアプリでは、指紋認証でのロックを行うことが出来ます。
スマホを置き忘れてしまったり、落としてしまったりしてもビットコインなどを盗られることはありません。
また、QRコードを表示したり読み込むこともできるので、知り合いに送金したり外出先で決済で使うこともできます。
あたりまえですが、Web画面で行った取引や入出金はスマホアプリとも連動しています。
そのため、Webで購入したビットコインなどを、外出先で価格が上がった時に売る、といったこともできます。
Webとスマホアプリで、うまく使いこなしましょう。
ビットコインを無料でもらえる!
ビットフライヤーのWebページから買い物を行ったり、カードの新規発行を行ったりするとビットコインがもらうことが出来ます。
買い物額の1%前後のビットコインがもらえたり、クレジットカードを作成すると数千円分のビットコインがもらえます。
単に買い物するよりは、ビットコインを同時にもらった方がお得ですね。
商品のバリエーションも幅広くカバーしているので、なにかネットで買うときはまずはビットフライヤーのページを見るのもよいですね。
ビットフライヤーでのビットコインの買い方まとめ
ビットフライヤーでのビットコインの買い方を中心に、いくつかの特徴やサービスを紹介しました。
これから新規に開設しようと思う方でも、イメージがわいたのではないでしょうか?
Coincheckでも既に取引は再開されています。
Zaifについても、12月から取引再開のニュースが出ております。
まだビットフライヤーの新規口座開設再開のニュースは出ていませんが、近いうちに良いニュースが聞けるかもしれません。
取引所のセキュリティ対策についてですが、こちらの記事が参考になります。
併せて読んでおきましょう。
また、文中に出てきたコインベースについては、こちらの記事を見ることで理解が深まります。
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