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ビットコインキャッシュの今後にせまる!ハードフォーク後は? そして2019年の価格予想は?

11月16日にビットコインキャッシュがハードフォークし、ビットコインABCとビットコインSVが誕生しました。人気の高いビットコインキャッシュのハードフォークは当日前からさまざまな憶測を呼び、仮想通貨市場全体に大きな影響をもたらしました。あれからおよそ1ヶ月……今の現状にせまります!
目次
- 1 ビットコインキャッシュ(BCH)の誕生
- 2 ビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォーク前の著名人の価格予想
- 3 ビットコインキャッシュ(BCH)の3回目のハードフォーク
- 4 ビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォーク後の仮想通貨取引所の反応は?
- 5 ビットコインキャッシュ(BCH)の今後は? ビットコインABCは?ビットコインSVは?
ビットコインキャッシュ(BCH)の誕生

皆さん、もうすでにあちこちで読んでいると思いますが、改めてビットコインキャッシュ(BCH)の誕生を簡単に説明するにゃ!
2017年8月1日にビットコイン(BTC)から派生した仮想通貨です。それまでのビットコイン(BTC)の欠点であるスケーラビリティ問題※1 を補うために新しいルールをもったコインの誕生でした。
※1スケーラビリティ問題 ビットコイン(BTC)が実装しているブロックチェーン技術の1ブロックあたりの容量(1MB)に対し、格納する取引データー量が多すぎることで発生する問題です。
この問題が起こると、取引完了までに時間がかかり、送金時間がかかりすぎてしまいます。
そうなると、本来のビットコイン(BTC)の特徴である「送金速度の速さ」が鈍くなってしまいます。
この欠点を補うために、生み出されたのがビットコインキャッシュ(BCH)です。
ビットコインキャッシュ(BCH)誕生の背景
ビットコインキャッシュ(BCH)の誕生にはちょっとした前置きがあります。
ここまでは、「スケーラビリティ問題という欠点を補うために」としか書いていませんよね……。
この補う方法は2つありました。
- 「セグウィット/segwit」→ 取引データーそのものを圧縮してブロックの空き容量を増やす
- 「ビッグブロック」→ ブロックを大きくすることで、ブロックのの空き容量を増やす
イメージで言えば、「セグウィット/segwit」は布団を圧縮して袋に入れる感じで、「ビッグブロックは布団はそのまま入れる袋を大きくするといった感じでしょうか……。
「セグウィット/segwit」・・・ビットコインの開発者たちに
「ビッグブロック」・・・ビットコインのマイナーたちに
支持されました。
結局、解決策として選ばれたのが、「セグウィット/segwit」です。しかし!これに反発した人たちが現れました。その反発した人たちがハードフォークを行い、新しい通貨のビットコインキャッシュ (BCH)が誕生することになりました。
ちなみに、この反発した人たちというのは、中国のマイニング企業ビットメイン(Bitmain)とマイニングプール社のViaBTCです。

ここでも、中国……ん〜、問題解決にはいろいろな意見があってこそ新しいものが生れるんだにゃ〜!
ビットコインキャッシュ(BCH)の2回目のハードフォーク
2017年8月1日に誕生したビットコインキャッシュ(BCH)ですが、2018年5月16日には2回目のハードフォークが行われました。それにより、以下の点が実装されました。
- ブロックサイズ 8MB → 32MB
- 基礎的なスマートコントラクト(自動契約)
ブロックサイズもさらに拡張され、送金速度もバージョンアップしています。すごいですね!

ビットコインキャッシュ(BCH)についてもっと知りたい方は↓を見てにゃ!
ビットコインキャッシュ(BCH)誕生前の反応とその価格
ビットコインキャッシュ(BCH)は分裂して誕生する前から先物取引が活発でした。それが原因かどうかはわかりませんが、誕生前から様々な憶測を呼びました。本当に誕生するのか、誕生しても存続していけるのかといった懐疑的な見方が多かったのです。
そんな中、早くからビットコインキャッシュ(BCH)を取り扱った取引所がありました。中国と韓国の取引所です。ViaBTC、OKCoin、Bithumb、そしてKorbitなどです。
中国でビットコインキャッシュ(BCH)を真っ先に取り扱った理由
中国がビットコインキャッシュ(BCH)を真っ先に取り扱った理由は主に2つありました。
1つは中国内のマイニングプールの動向です。
中国はもともと電気代が安いことからマイニングが盛んでした。大手のマインングプールがたくさん存在し、ASIC BOOSTというマイニングを簡単にする手法を用いていました。
しかしその手法は、マイナーの寡占化につながるのではないかと、あまりよく思わない人々もいました。これがマイニングプール側の反感を買い、ビットコイン(BTC)がハードフォークした原因の1つとなりました。
中国のマイニングプールが関与しているということで、ビットコインキャッシュ(BCH) の価格が上昇するのを見込んだ中国の人々は、ビットコインキャッシュ(BCH)を支持するようになったと考えられています。
もう1つは中国当時のビットコイン(BTC)に対する規制強化です。
ビットコイン(BTC)への規制でビットコインの価格が下がるという見方が強まり、その代わりとしてビットコイン(BTC)と汎用的に似ているビットコインキャッシュ(BCH)への支持率が高まった考えらえています。
韓国でビットコインキャッシュ(BCH)を真っ先に取り扱った理由
韓国はアメリカや中国にくらべ、仮想通貨への参戦が遅めでした。そのため投機目的が多く、韓国以外の国で価格よりも高いプレミア価格でやり取りされた経緯がありました。
また、韓国では、短期差益を狙った投機家がたくさんいて、こういった人たちのビットコインキャッシュ(BCH)買い占めがあったのが ビットコインキャッシュ(BCH)の価格高騰に火をつけたとも言われています。
有名なビットコイン(BTC)から派生したコインなら大丈夫だと思っていた人がたくさんいたのかもしれませんね〜。

初期投資に何を選ぶのか、なんだかわかる気がするにゃ〜。
ビットコインキャッシュ(BCH)の価格変動
ビットコインキャッシュ(BCH)は過去にも著しい価格変動がありました。その当時はどのようなことが起きていたのでしょう?出来事とともに見ていきます。
ビットコインキャッシュ(BCH)誕生時
2017年8月1日ビットコインキャッシュが誕生した時点では暴騰し、一時はかなりの高値で取引されました。ですが、その一方で、親コインのビットコイン(BTC)を持っていることで、自動的に増えたこの新しいコインを売却(あまり興味のない人の方が多かったようです)した人がたくさんいたため、すぐに相場は急落します。
ビットコイン(BTC)のSegwit2×問題
同年11月、ビットコインのSegwit2×問題※2で予定していたハードフォークがなくなってしまいました。これに不満をもったマイナーたちがビットコイン(BTC)のマイニングを拒否して、ビットコインキャッシュ(BCH)のマイニングに移っていきました。その結果、2017年11月上旬には、ビットコインキャッシュ(BCH)の注文が集まり、価格が暴騰しました。
※2 トランザクション(取引記録)を圧縮し、ブロックサイズを1MBから2MBに拡張すること。これにより1ブロックあたりの処理量を増やすことができる。
ビットコイン(BTC)暴騰
その後は価格が安定し、2017年末から2018年初のビットコイン(BTC)暴騰に合わせてビットコインキャッシュ(BCH)もピークになり暴騰と暴落を繰り返しました。
アメリカ大手仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)の上場
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、そしてライトコイン(LTC)の3種類のみしか取り扱っていなかった大手取引所のコインベース(Coinbase)が、2018年1月にビットコインキャッシュ(BCH)を上場しました。
コインベース(Coinbase)はユーザー数1,000万人を誇る大手取引所ですが、信頼性を保つためにマイナーコインは上場していませんでした。そのコインベース(Coinbase)がビットコインキャッシュ(BCH)を上場したということは、将来性を見据えていると見ることができると思います。
ロジャー・バー氏の発言
Bitcoin.com(ビットコインの総合ポータルサイトを運営する会社)のCEOであり、仮想通貨の黎明期から仮想通貨に大きな期待と投資をしていた、通称「ビットコインの神」のバー氏。
そのバー氏が、自身のツイッターで、「ビットコインキャッシュ(BCH)こそが真のビットコインだ」と投稿したことをきっかけに、ビットコインキャッシュ(BCH)の価格が上昇しました。この時は、ビットコイン(BTC)の価格は下落しています。
また、バー氏は資産のほとんどをビットコインキャッシュ(BCH)で保有していることを明かしています。バー氏は、5人しかいないビットコイン財団の創始者の1人であり、ビットコインキャッシュ(BCH)にちなんだ彼の言動は大きな意味があるとされています。
出典:仮想通貨のこれから

仮想通貨の価格には著名人の発言が大きい影響を与えるにゃ〜。
ビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォーク前の著名人の価格予想
ビットコインキャッシュハードフォーク前(2018年7月)に著名人が予想していた価格と現在(2018年12月)の価格を比較して見てきたいと思います。
12月23日付けのチャートを見て見ると、ビットコインキャッシュの価格は約2万円となっています……。
出典:CoinMarketCap
Lisa GUS(WishKnishの創業者兼CEO)の予想
Lisa GUS氏はビットコインキャッシュの価格が2018年末には、39万円に達すると予想していました。
11月のハードフォーク直後の値動き予想が難しかったですね〜。
Tim Lea(イギリスのコンピューター学者)の予想
Tim Lea氏は、発言していた時期(2018年7月)の価格8万円から見ると、大幅な下落になると予想していました。
「下落」という意味ではそうなっていますね……。
Tim Lea氏はビットコインキャッシュ がビットコインの代わりになることはないと言及している人物です。
Wallet Invester(仮想通貨の価格予想サイト)予想
仮想通貨の価格を予想するサイトのWallet Investerは、5年後までの価格を予想しています。
このサイトによると、今後、ビットコインキャッシュ(BCH)は少しずつ価格を伸ばし、2018年末には9〜10万円まで上昇すると予想していました。

価格予想サイトはあくまでもデーター上の結果になるにゃ。1つの参考だにゃ!
EFA(経済予測期間/The Economy Forecast Agency)の予想
EFAは世界的な金融市場(仮想通貨、株式など)について、多くのデータから今後の市況価格を予想する国家機関です。
7月には同年末には5万円まで下落すると予想していました。イギリスのコンピューター学者のTim Lea氏と同じ“下落”予想でしたね。
ただし、EFAは長期的には上昇すると予想もしていて、2019年末には16万円、2020年末には32万円になるとのことです。
ですがまた、その後は、2021年末に21万円、2022年末には18万円と徐々に下落していくとの予想も打ち立てています。
約半年前の著名人の予想から実際に出た価格を比較して見ました。
こうやって見てみると、近かったのもあれば、そうでなかったのもありでしたね。だた、誰にも予想できない未来なのですから、一概に「ちがう!」「当たってた!」と言い切れるものではないと思います。
ほんの5年前の今頃、仮想通貨がこれほど世にでるとは誰が想像していたでしょうか……。
ビットコインキャッシュ(BCH)の3回目のハードフォーク
そしてついに、2018年11月16日、仮想通貨界隈がそぞろに動いている中、3回目のビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークがなされました。ハードフォーク直後の動きをまとめてみました。
ビットコインキャッシュ(BCH)から派生したビットコインABC
ビットコインABCは、Bitcoin.comのCEOであるロジャー・バー氏がリーダーとなってビットコインキャッシュ(BCH)から派生したコインです。
ビットコインABCはハードフォーク直後、市場価格とマイニングの量でビットコインSVより優勢の地位を占め、取引所からも信頼のあるコインとして見られていました。
米大手仮想通貨取引所のコインベース(Coinbase)は11月20日、「ビットコインキャッシュ(BCH)で期間限定の取引を再開する準備ができており、相場速報表示機に『ビットコインABC』と表示する予定です」と言及しています。
また、仮想通貨関連サイトのコインダンス(Coin Dance)のデータによれば、「ビットコインABCは、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)の点からいうと、ビットコインSVより先を進んでいる」と言及していました。
ですが、現在のビットコインABCはハードフォーク直後の勢いは収まり、現在では価格上昇をしている動きはありません。ビットコインABCという名称でチャートも11月20日以降が見られないようです。
チャートを見るのであれば、Alphabitという名称として探すことができます。
出典:CoinMarketCap
12月23日現在の価格は約500円です。
これには次のような事情があると思われます。
ビットコインABCはビットコインキャッシュ(BCH)のティッカーシンボル※2 で今後はビットコインキャッシュ(BCH)=ビットコインABCと見る傾向があるためといわれています。
つまり、ビットコインABCとビットコインSVは今後、別の目的で開発されていくものであり、今回の2つのコインの戦争は一旦、終わりということになるようです。
また、バー氏はビットコイン推進者です。もしかしたら、ビットコインABCとかビットコインSVといった内輪の競争よりも、ビットコイン(BTC)を筆頭に、仮想通貨全体を盛り上げるといったような、壮大な目的がある人物なのかもしれませんね〜。
ここら辺は次のビットコインSVでもっと詳しく取り上げたいと思います。
※2 名称コードのこと。ここでは「ビットコインキャッシュ(BCH)」という名前のことをさす
ビットコインキャッシュ(BCH)から派生したビットコインSV
出典:ブルームバーグ
ビットコインSVはnChain(ビットコインキャッシュコミュニティの有力企業)の科学者であるクレイグ・ライト氏が支持者となって作り上げたコインです。ビットコインSVを強く支持し、ハードフォーク後も敵対するビットコインABC側にアグレッシブな発言を繰り返していました。
当初のビットコインSVは価格が上昇していたので大いに期待されていましたが、ハードフォーク直後一気に下落傾向になり、最悪の場合はその存在すら危ぶまれていました。
ハードフォーク直後のクレイグ・ライト氏の発言です。
「私たちはまだ戦いの途中である。そしていつか勝ち取ることができる未来が来るにと確信している。分岐はなく、2つのブロックチェーンのうち、1つは生き残り、もう1つは生き途絶える。そう、消えて無くなるのはビットコインSV側ではない」
その発言が功を奏したのか、あるいは、ビットコインSVのもう1人の有力な支持者であるCoingeek社のカルヴィン・エアー氏の発言がターニングポイントになったのか、ビットコインSVの価格が大きく変動しました。11月24日には前日比で50%を超えて価格が上昇しています。
出典:CoinMarketCap
エアー氏は11月23日、自身のホームページに「本物のビットコイン(BTC)はビットコインSVである(Original Bitcoin will live on as Bitcoin SV)」と題したページを載せました。
「ビットコインSVはあくまでもビットコインキャッシュ(BCH)を引き継ぐという動きはなく、ナカモト・サトシ(Satoshi Nakamoto)が提案したビットコイン(BTC)の理念を追求することに努めるとしています」引用:CoinPost
また、クレイグ・ライト氏も自身のツイッターで、このエアー氏の表明に反応しています。
「カルヴィン氏と彼のチームとの議論では、これからやってくる新しい年に向けてビジネス上のアプリケーションに集中したいとことだった。僕はカルヴィン氏のアドバイスを重視している。カルヴィン氏のメッセージをかりて言うなら、リプレイプロテクション※3を実装し、市場の決定に任せよう」11月23日
また、エアー氏はブルームバーグ社のインタビューでも次のように応えています。
「我々にはビットコインSVを今後も維持していく準備は整っている。我々が考える“勝利の定義”はビットコインSVが今後も存続し続けることであり、ビットコインABCの目的とは完全に違う。すでに我々は新たなエコシステムの成長へ向けた準備を整えている」引用:CoinPost
今後は、ロジャー・バー氏とジハン・ウー氏が支持するビットコインABCが「ビットコインキャッシュ(BCH)」の名前を引き継ぐことになるようです。
そして、これを境目にビットコインキャッシュ(BCH)のティッカーシンボル争いが収束に向かうのではないかとされています。
※3 二重支払いが起こらないようにすること

は〜、ようやく終わるのにゃね〜。
ビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォーク後の仮想通貨取引所の反応は?
ビットコインキャッシュ(BCH)が11月に分裂してしばらくは、ビットコインABC側とビットコインSVとの“ハッシュ戦争”が続き、他の仮想通貨の価格にも大きく影響を及ぼしてしまいました。
ハードフォーク前後の国内外の仮想通貨取引所の反応と取り扱い方法をみていみましょう。
ビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォーク後のアルトコイン取引所ポロニエックス(Poloniex)の対応
世界最大級のアルトコイン仮想通貨取引所のポロニエックス(Poloniex)はリプレイプロテクションが実装されていないハードフォーク直後の対応を12月7日の公式ブログに公開しています。
ブログによりますと……
- 11月14日 ビットコインABCとビットコインSVの配布を決定
- 11月16日 ハードフォーク後は取引停止。2つの新コインのビットコイン(BTC)と米ドルと連動したステーブコイン(USDC)建の取引を開始
- 11月21日 ビットコインABCとビットコインSVの入出金再開
- 11月28日 ビットコインABCの入出金一時停止、再開に向けたメンテナンスを実行
ビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォーク後 他の国内仮想取引所の対応
他の国内仮想通貨取引所やウォレットサービスもビットコインキャッシュ(BCH)の入出金を徐々に再開しています。
以下が主な各々サービスの対応内容です(2018年12月5日時点)。
【取引所】
■bitFlyer
分岐チェーンが発生した場合、bitFlyerのサービスにおけるビットコインキャッシュ(BCH)はビットコインABCを指す。ただし、ハードーフォークの状況に応じて表記を変更する可能性あり。15日午後10時頃からビットコインキャッシュ(BCH)の送受を停止していた。送受再開日は決まり次第別途連絡。
■コインチェック
ビットコインABCが参照するチェーンをビットコインキャッシュ(BCH)として表記する。誤ってビットコインSV入金を行なった場合は、残高反映や送金対策等はできない。
■Liquid by QUOINE
12月4日より、ビットコインABCはLiquid上でビットコインキャッシュのティッカーシンボル(銘柄のこと)のもとに、トレーディング・入出金を再開。日本でのビットコインSV取扱い開始に関して、加盟している認定協会の日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)と調整中。
■bitbank
資産保全の観点よりビットコインキャッシュの預入、引出しは一時停止中。
■GMOコイン
2018年12月4日の午後12時より、仮想通貨FX BCH
■DMM Bitcoin
16日0:00から3:00頃に取引を一時停止。取引停止対象銘柄は日本円とビットコイン建の取引ペアで、価格は「ビットコインABC」をサポートすることを表明している取引所価格を参照価格にする予定。
■BTCBOX
安全の確認が取れたため、11月30日より、ビットコインキャッシュ入金のみ再開。
参照:CoinPost
【ウォレット】
■Ledger
11月23日、アカウントの追加や送金などのビットコインキャッシュ関連サービスを再有効化。現時点でLedger LiveではビットコインSVはサポートされていないため、ビットコインキャッシュトランザクションを行う前に、ヘルプセンターの記事で説明する「ビットコインSVの請求」を先に行うことを推奨。
■Trezor
TrezorのサーバーはビットコインABCのソフトウェアを採用しているため、ビットコインABCの実装案を基準とする。リプレイプロテクションはないため、ユーザー自身の判断で新コイン、またはチェーンを選択する必要がある。
■ Ginco
取引所等とは異なっていて、仮想通貨資産の所有の証明となる秘密鍵(プライベートキー)は、顧客のもとにあるため、通貨がハードフォークした場合、自動的にビットコインキャッシュ(BCH) の保有量と同量の新コイン量が付与される。Gincoアプリでの新コインの表示について対応は未定。
参照:CoinPost

取引所によってビミョーに対応が違うにゃね〜。気になる人は自分で調べて見てにゃ!
ビットコインキャッシュ(BCH)の今後は? ビットコインABCは?ビットコインSVは?
11月にビットコインキャッシュ(BCH)がハードフォークし、ビットコインABCとビットコインSVがたことで、仮想通貨市場全体に大きな影響を与えました。
ですがハードフオーク後の「ハッシュ戦争」もようやく終わりと告げようとしています。
ビットコインABCがビットコインキャッシュ(BCH)のティッカーシンボルで、ビットコインSVがビットコイン(BTC)の名前を引き継ぐ仮想通貨として動き出すとするなら、両コインは存続の可能性が高く、今後の動きが気になるところです。
そして、親コインのビットコインキャッシュ(BCH)です。現在(2018年12月末)は時価総額4位をキープしています。2017年8月に誕生してからこれまでの価格推移を見ると、またその親コインのビットコイン(BTC)の動きと蛇行しているようにも思えます。
ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH) 、ビットコインABC、ビットコインSV……と、2018年の仮想通貨世界を騒がせた同族の動向に、2019年も目が離せません!

ビットコインファミリーの今後に期待するにゃ!
最終更新日:2018年12月25日
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