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2019.01.13 最終更新
研修生

時価総額の順位から何がわかる?仮想通貨市場の全体を俯瞰する力を

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仮想通貨の時価総額はご存知でしょうか?時価総額の知識は、仮想通貨に対して投資をする上で必須の情報です。今回の記事を読んで時価総額はなにかを理解しておきましょう。また、時価総額の調べ方や、それに付随する情報もあわせて紹介します。

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皆さんは仮想通貨の時価総額について、意識したことがあるでしょうか?
実はこの時価総額ですが、仮想通貨を扱う上では必須の知識です。

仮想通貨の時価総額がわかってくると、投資の判断材料となります。
特に、長期保有をするうえで重要な知識となりますので、時価総額についてはぜひ押さえておいてください。

時価総額とはいったい何だろう?

仮想通貨の時価総額とはいったいどのようなものなのでしょうか?
簡単に言うと、その仮想通貨の規模と価値を合わせたものです。

時価総額=流通枚数×市場価格

で算出されます。

流通枚数は、発行上限のうちその時に市場に出ている分を指します。
例えば、未発行分や運営がロックアップしている分については含まれません。

流通枚数が多いと、それだけ希少価値が薄まってしまうため、市場価格は低くなりがちです。

逆に、流通枚数が少ないと希少価値が高まることになりますので、市場価格は高くなる傾向があります。

この時価総額は、仮想通貨の本当の価値を知るのに役立ちます。

例えば、1枚あたり一万円の価値を持っている仮想通貨があるとします。
もう一方で、1枚あたり千円の価値を持っている仮想通貨があるとします。

一枚あたりの価値は違いますが、このようにしてみてみたらどうでしょう。

発行枚数×市場価格=時価総額

100枚×一万円=百万円
1000枚×千円=百万円

これを見ると、どちらも時価総額としては同じになります
そのため、安く買えた仮想通貨の方がお得である、というわけでもないことがわかります。

また、市場価格はその仮想通貨の一枚あたりの価格になります。
当たり前ですが、市場価格は需要と供給の影響によって変動されます。

買いたい人が多くいるのであれば、市場価格は上昇します。
売りたい人が多くいるのであれば、市場価格は下降します。

買いたい人が多くいるということは、その仮想通貨が人気がある、ということが言えます。
そのため、時価総額に影響してくる要素の一つとなります。

仮想通貨の時価総額を見る際に気を付けるポイントはこれ!

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時価総額について、注意すべき点も押さえておきましょう。
まずは、発行方法の違いがあります。

ビットコインの発行上限枚数ですが、2100万枚と決められています。

しかし、現在はすべてを発行しているわけではなく、現在80%程度が発行されています。

残りについては2033年までに発行される予定であり、毎年徐々に枚数が増えています。

仮想通貨はPoW方式やPoS方式など様々な方法でマイニングが可能な通貨も多くあります。
そのような通貨は発行上限がないものも多いため、流通量は常に変化しています。

発行方法によって発行枚数は大きく左右されるため、この点に注意が必要です。

他に注意する点は、ロックアップやバーンです。
リップルは発行上限枚数は1000億枚と決められています。

現在発行されている枚数は約900億枚ですが、現在流通している枚数は約400億枚です。

残りはすべてリップル社がロックアップしており、どのようなタイミングで市場に放出するかはリップル社によって決められます。

そのため、リップル社がリップルを市場に放出すると流通枚数が変わるため、時価総額に影響が出てきます。

バーンすることによって、流通枚数が変化することもあります。
バーンは仮想通貨の一部を永久的に使えなくすることを言います。

仮想通貨の運営側があえてバーンをすることにより、希少価値をあげる行為はよく行われる事です。

取引所だけを見ているとそのようなことが気づかないことが多いため、日頃から仮想通貨のニュースをよくチェックしておくと良いでしょう。

仮想通貨の時価総額の調べ方は?

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仮想通貨の時価総額ですが、計算すればいいのはわかりましたが毎回発行枚数や市場価格を調べるのは大変ですね。

そのため、時価総額を調べるのは「coinmarketcap」というサイトを確認しましょう。

このサイトを見ると、時価総額・市場価格・市場に出回っている枚数が全て掲載されています。
また、仮想通貨の時価総額の順位もわかるようになっています。

さらにマイニングが可能な通貨なのか、仮想通貨全体の時価総額(coinmarketcapに登録されている仮想通貨)なども確認できます。

グラフで時価総額の推移も見られるため、過去から今までどのくらいその価値が評価されているのかもわかります。

取引所ごとの取引ボリュームや値段などもわかる機能もあり、時価総額を確認するだけでなくどの取引所でトレードしたら良いかの参考にもなりますので、ブックマークしておきたいサイトです。

現在時価総額の順位はどうなっている?

それでは、このcoinmarketcapの順位を見てみましょう。
2019年1月現在、時価総額1位の仮想通貨はなんでしょうか?

もちろん、ビットコインですね。
時価総額はなんと、「¥6,967,389,745,535」となっています。

ダントツの1位となりました。
その後ろの2位争いが、現在苛烈になっています。

この時点での2位は、リップルでした。
その時価総額は「¥1,472,892,639,489」でした。

続いて3位がイーサリアムです。
時価総額「¥1,421,555,678,447」と、2位に迫る勢いです。

それもそのはず、以前はイーサリアムが2位でした。
それをリップルが追い抜いて2位となっています。

リップルの内訳は価格が¥35.89、市場に出回っている枚数が41,040,405,095枚です。
イーサリアムはというと、¥13,627.60、枚数は104,314,487枚でした。

リップルは価格は低いものの、枚数が多いため時価総額が高くなっています。
枚数が多く、希少価値が少ないにも関わらず人気の通貨ということもあり、イーサリアムの上をいっていますね。

今後も二位争いは仮想通貨を扱う方なら、楽しみの一つでしょう。
面白いところでは、バイナンスコインです。

取引所トークンながら、時価総額は13位をつけています。
バイナンスがいかに人気のある取引所か、ここからもわかります。

時価総額だけで順位は決められない?

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時価総額は仮想通貨の価値を決めるうえで広く知られている指標であり、それによって順位付けがされています。

しかし、時価総額だけではその価値が決められないのではないか、という説もあります。

時価総額は19世紀に株式市場で値取引される銘柄の価値を算出するために考案されました。
仮想通貨は新しい市場であるため、これに適さない可能性もあります。

時価総額の欠点、またどのように改善すれば良いのかを見ていきましょう。

時価総額の欠点は?

仮想通貨はボラリティが高い資産であるため、簡単に価値総額が変動します。
また、Pump and Dumpやクジラの存在により、市場操作が行われることもあります。

Pumpとは、煽りを行って仮想通貨の価格を一時的に上昇させる行為を指します。
Dumpは、仮想通貨を購入した後に買い煽りを行い、価格が上がったところを売る行為を指します。

クジラは、経済用語で市場に影響を与える巨額資金を動かすことのできる資産家を指します。

ビットコインでは、発行枚数の4割に当たる枚数を1000人のクジラ投資家が保有しているという噂もあります。

一時的にはは時価総額は正しいかもしれませんが、このような行為によっても価格が変動しすぐに順位も変わることもあるため、時価総額だけではそのプロジェクトを正しく評価できないとも言われています。

発行枚数についても、上限がない通貨や、徐々にバーンが行われて減っていくケースなど、バリエーションは様々です。

流通量は常に変動することが仮想通貨の要素の一つです。

さらに、仮想通貨は秘密鍵を紛失すると二度とアクセスできなくなるというデメリットもあるため、既にビットコインは200万~400万枚程度は紛失されている可能性も指摘されています。

時価総額は株式の指標として作られましたが、仮想通貨は株式と違ってプロジェクトの情報を正当に開示する義務は課せられていません。

そのために、正しく評価されていないという面も存在しています。

時価総額指標の改善方法は?

どのようにすれば仮想通貨の価値を正しく評価できるのでしょうか?
一つは、2050年時に想定される供給量を時価総額の指標にする方法が提案されています。

その理由ですが、2050年までに大半の仮想通貨の供給量が安定するため、2050年頃の流通量を一つの目安にする、としています。

2050年に全ての仮想通貨が発行を終了するわけではありませんが、より供給量が正確になる、としています。

他にも、仮想通貨では秘密鍵の紛失や送金誤りなど様々な理由により、再取得が不可能なものも多数存在しています。

そのため、UTXOと言われている仮想通貨の配分を考慮することで、より実際の価値に近い値になるとしています。

UTXOはUnspent Transaction Outputの略であり、未使用の仮想通貨を指しています。

それ以外でも、コミュニティの健全度も参考になるとされています。
coingecko」では、開発者とソーシャルメディアの活動を示す表記を明記しています。

これは直接的な市場の指標とはなりませんが、プロジェクトの進捗状況を確認することが出来ます。
コミュニティの活発度は人気の高さにもつながるので、これも重要な指標とすることも考えられます。

海外で新たな時価総額の算出方法が話題に?!

現在の時価総額の算出方法は、前述のとおり欠点もあるとされています。
それを踏まえて、新しい時価総額の算出方法も出てきています。

ドイツに拠点を置く企業家のピンケート氏が示した算出方法で、「RealCoinCap」というものです。

この新しい算出方法であれば、インフレに影響を受けない通貨の価値を算出でき、効果的かつ正確に時価総額を比較することが出来る、としています。

計算式は、このようなものになります。

RealCoinCap=通貨の値段 x 正しい供給

既存の時価総額の算出方法は正しい供給量が決まっていないため、それを補うような計算式となっています。

このRealCoinCapで算出された順位や時価総額については、こちらから確認できます。

RealCoinCapサイトページ

この算出方法だと、ビットコインの1位は変わりませんが、リップルが17位、バイナンスコインが5位となっています。

イーサリアムは、2位に浮上しています。

ただし、こちらの順位が正しいかというと、そうとも言い切ることはできません。
市場供給量の観点は加味されていないためです。

どちらが正しいかは、なにを前提にするかで変わってくることでしょう。
そのため、ある意味どちらも正しいというべきなのかもしれませんね。

ビットコインの時価総額を表す指標「ドミナンス」とは?

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coinmarketcapのサイトをみてみると、「Dominance」という単語が出てきます。
これは「ドミナンス」と読みます。

また、ドミナンスといえば、「ビットコインドミナンス」のことを指します。
それではドミナンスとはどういうことでしょうか?

ドミナンスをチェックすることでなにがわかるかも、あわせてみていきたいと思います。

時価総額にもつながるドミナンスの定義

ドミナンスの意味は、「占有度」「優勢度」です。
すなわち、仮想通貨全体の中で、ある特定の通貨がどのくらいの価値に値するか、ということになります。

また、単純にドミナンスと表現するときはビットコインドミナンスを指しています。
それは、ドミナンスの中でも市場の80%以上をビットコインが独占してきたためです。

2019年1月現在、ビットコインドミナンスはcoinmarketcapを確認すると、52.4%となっています。
仮想通貨の半分以上の価値は、ビットコインによって支えられています。

ビットコインのドミナンスが低くなると、アルトコインの市場勢力が増してきているということを指します。

2015年1月の時点では、ビットコインドミナンスは80%でした。

2017年6月にビットコインドミナンスは約40%、イーサリアムが約30%とビットコインの一強時代ではなくなってきています。

リップルも約10%、主要通貨以外のドミナンスも14%となっており、投資の分散が見られるようになってきました。

ドミナンスをチェックすることでなにが見えてくるのか?

ドミナンスをチェックすると、なにがわかるのでしょうか?
ドミナンスは、仮想通貨全体の占有率を表します。

そのために、ビットコインドミナンスが下がってくると「今はビットコインからアルトコインにお金が流れている」ということがわかります。

その時は、ビットコインの価格が下がり、アルトコインの価格が上昇していることがわかります。

逆にビットコインドミナンスが上がってくると、「アルトコインのターンが終わってビットコインにお金が流れている」ということになります。

その時は、アルトコインの価格が下がり、ビットコインの価格が上昇している時です。

しかし、それも深読みするとビットコインドミナンスが下がっている時はビットコインの価格が下がっているため、買い時とみて一気に買い増しをすることも考えられます。

それが、もしもクジラが一度に買い増しをすると、急激にビットコインドミナンスが上がることもあり得ることですね。

ビットコインを含む仮想通貨を投資する際には、そのようなことも考えながら、どの通貨を買うべきかを考えましょう。

仮想通貨の時価総額との付き合い方

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仮想通貨の時価総額について解説をしてきましたが、いかがだったでしょうか。

仮想通貨投資をする際、時価総額の順位はもちろんドミナンスについても意識しなければ!と思った人も多いのではないでしょうか。

投資目的であればもちろん時価総額についてもチェックは必要ですが、応援したい仮想通貨を購入するのも一つの判断基準でもあります。

また、時価総額だけでは判断できないことも多くあります。

時価総額を参考にしつつ、自分で気になる仮想通貨の進捗状況をソーシャルメディアなどでチェックしながら、これというものに投資するのが良いのではないでしょうか。

2019年、注目すべき仮想通貨を探している方はこちらの記事を参考にしてみてください。



ビットコインドミナンスを知り、改めてビットコインについて知りたい方はこちらもあわせてみてみてください。

最終更新日:2019年01月13日

【この記事を書いた女子会メンバー】

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