ホームアルトコインイーサリアムのハードフォークが完了!今回のコンスタンティノープルでは何が起こったの?!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2019.03.16 最終更新
はる

イーサリアムのハードフォークが完了!今回のコンスタンティノープルでは何が起こったの?!

イーサリアム,ハードフォーク

2018年から延期され不安視されていたイーサリアムのハードフォーク。今回は、遂に第3段階となるイーサリアムのハードフォーク「コンスタンティノープル」のアップデート内容や関連する情報を中心に考察していきます。

記事上「ランキングここを押してください」
記事上「コメントボタン」

目次

はるはる

こんにちわ『はる』です!今回は、昨年から延期が続いていたイーサリアムのハードフォークが無事完了したニュースを中心にご紹介します!!



イーサリアムのハードフォーク『コンスタンティノープル』が無事完了

イーサリアム,ハードフォーク

2019年3月1日(日本時間4時50分頃)、イーサリアムが「コンスタンティノープル」と「セントピーターズバーグ」2つのハードフォークを実施し無事に完了した事を発表しました。


過去、イーサリアムのアップデートでは、問題のあるアップグレードが実施され「イーサリアムクラシック」が分裂、一部のユーザーが古いソフトウェアで実行し続けていた事もありました。

はるはる

セントピーターズバーグのコードが、同年1月にさかのぼって、コンスタンティノープルの一部を無効にする事で悪意を持った外部からの攻撃などにより保管している資金を盗みにくくします!!



このように、ブロックチェーン機能を備えた仮想通貨にとって、誰もが新しい機能を使用するためにアップデートが必要となるのです。

今回は、イーサリアムの大型ハードフォークによるアップデートの詳細内容や、次のハードフォークなどについてご紹介していきます。

前日の仮想通貨相場は弱気だったが期待感も高まっていた

イーサリアムのハードフォークと言えば、2018年から延期が続いていましたが、今回遂にコンスタンティノープルとセントピーターズバーグという2つのアップデートが実施されました。

もともとコンスタンティノープルは、2018年末までに実施される予定でしたが、スマートコントラクト機能にバグが見つかり今まで延期されていました。

イーサリアム開発陣としては、ハードフォークを早く進めるという期待感が大きかったようで、前回のハードフォーク延期直前にイーサリアム(ETH)価格は高騰しました。

しかし、実際にはハードフォーク直前の2月28日の仮想通貨相場は弱気売りが目立ち、イーサリアム(ETH)価格は「前日比-3.3%」となり、ビットコインをはじめ全体が下落しました。

イーサリアム価格は下落していましたが、ハードフォークへの期待感は高まっていたと見られており、今回の発表時点でイーサリアム価格は15,100円~15,300円とわずかに上昇した結果となりました。

イーサリアムは今後『PoS』へ移行し、より効率的なシステムになる

イーサリアムのハードフォークは全部で4段階あり、段階的にシステムの移行を目指す点において、新しいアルゴリズム変更(PoW⇒PoS)に注目が集まっています。

はるはる

PoSは、現行のアルゴリズムであるPoWと比較しても、より効率的にブロックチェーンシステムを構築可能なメリットを持っています!!



現行のアルゴリズムをPoSに移行する事によって、仮想通貨を担保金として保有し信頼できるノード(ネットワーク上の接続点)に一部的ですが権限を委任できます。

その結果、従来かかっていた電力、ハッシュパワーなどといった無駄なリソース消費を抑制する事が可能と言われています。

しかし、こうしたメリットを持ち合わせている反面、ノードが与えられた権限を利用し不正行為をする可能性があると懸念されています。

ここまで、PoWからPoSシステムへ移行する点をご紹介しましたが、PoWと比較するとPoSは公正という観点から見ると問題を抱えているのが現状です。

はるはる

ただ、イーサリアムのコミュニティでは、PoSへ移行する事に対して歓迎の声が多いようですね!!



今回実施されたイーサリアムの『コンスタンティノープル』による変更点

イーサリアム,ハードフォーク

一言に、イーサリアムのハードフォーク「コンスタンティノープル」と聞いても、ピンとこない人も居るかもしれません。

また、ハードフォークが予定されていた「7,280,000ブロック」は、同日朝には無事にマイニングされ、日本時間の2019年3月1日11時頃には問題なく採掘されました。


なお、今回イーサリアムのハードフォークによる新通貨の発行(分裂)は行われていません。

そこで、ここでは今回発表されたイーサリアムのハードフォーク「コンスタンティノープル」実施後の5つの変更点についてご紹介します。

はるはる

「EIP」はハードフォークに実装される改善提案(Ethereum Improvement Proposal)の事を指します!!



変更点①【EIP1052】ネットワーク利用コストが削減

「EIP1052」は、イーサリアム仮想マシンと言われる「EVM(Ethereum Virtual Machine/EVM)」の処理性能を向上させるための一つです。

これにより、主にイーサリアムのネットワーク利用時にかかるコストを軽減する事が可能となり、コードのハッシュを検証するだけで済むようになります。

変更点②【EIP1014】オフチェーン上でアドレス生成前に取引可能

「EIP1014」では、従来のスケーラビリティ問題を改善するための技術「ステートチャネル」に重要なプロセスが追加されます。

ステートチャネルとは、ブロックチェーン上行う操作などを、ブロックチェーンから完全に切り離さず、あくまで部分的にブロックチェーン外で行う機能です。

はるはる

つまり、ステートチャネルはオフチェーン(ブロックチェーン外で行う操作や機能)の一種とも言えますね!!



これにより、オフチェーンでアドレス生成がされる前に「アドレスを決めて取引が可能」となり、まだブロックチェーン上(オンチェーン)には存在しないアドレスと取引ができるようになります。

変更点③【EIP145】EVM(イーサリアム仮想マシン)の処理能力アップ

「EIP145」では、「(ビットワイズシフティング)」と呼ばれる効率的な演算処理方法が、上記でご紹介したEVMに実装される事により、EVMの演算処理能力が飛躍的にアップします。

はるはる

これにより、従来かかっていたGas(トランザクション処理やプログラムを実行するために必要なガソリンのようなもの)コストを大幅に削減可能になるのです!!



具体的には、今まで「35Gas」かかっていたものが「3Gas」にまで削減する事ができます。

変更点④【EIP1234】ブロック報酬の減少とディフィカルティボムの延期

「EIP1234」は上記の変更点3つとは違い、一般ユーザーにも関係してくるもので、主に「ブロック報酬の減少」と「ディフィカルティボムの延期」が変更内容に含まれています。

ディフィカリティボムとは聞きなれない言葉かもしれませんが、マイニングの難易度を意図的に上昇させる事によりブロック生成時間を徐々に長くするアルゴリズムと言われています。

また、ハードフォークを実行した時にブロックチェーンが分離しないような設計になっています。

ブロック生成時間が長くなると、各チェーン上でブロックを生成する難易度が上がり、結果的にアップデートをしなければそのチェーン上でマイニングが不可能となるので、アップデートの促進につながると言われています。

ではなぜ「ディフィカリティボムが延期された」のでしょうか。

その理由については、イーサリアムの従来のアルゴリズム「PoW」を「PoS」へと移行するための開発が遅れたためとの見解が強いようです。

変更点⑤【EIP1283】Gas(プログラム実行に必要な燃料)コストの削減

「EIP1283」では、「SSTORE」と呼ばれるオペコードに関するGasコストの算出方法に変更が加えられ、結果的にこの変更によりGasコストをより削減する事が可能となります。

『コンスタンティノープル』と同時実行された『セントピーターズバーグ』内容

もう一つのアップデートである「セントピーターズバーグ」は、イーサリアムのテストネットワークから前回のアップデートである「EIP1283」を削除するためのものになります。

はるはる

具体的には、2019年1月に発見されたコンスタンティノープルのコード上で発見された脆弱性に対処するアップデートとなっています!!



仮想通貨イーサリアムとハードフォークの関連性についておさらい

イーサリアム,ハードフォーク

ここまで、今回通貨分裂もなく無事完了したイーサリアム、ハードフォークの関連性などをおさらいとしてみていきましょう。

ビットコインとイーサリアムの違いを徹底比較

まずは、同じ仮想通貨としてもっとも有名なビットコインとイーサリアムの違いをみてみましょう。

比較項目 イーサリアム ビットコイン
通貨単位 BTC ETH
開発者(起案者) Vitalik Buterin Satoshi Nakamoto
公開日 2009年1月3日 2015年7月30日
通貨発行上限枚数 未定 2,100万BTC
初期発行枚数 7,200万ETH 2,100万BTC
時価総額(2019/3/7時点) 約1兆6073億円 約7兆6696億円
コンセンサスアルゴリズム PoW(Proof of Work) PoW(Proof of Work)
言語 Solidity言語 スクリプト言語
送金時間 約15秒~17秒 約10分
取引手数料単位 Gas BTC
DApps 無数に存在 なし



いざ両者を仮想通貨として様々な角度から比較してみると、全く違う機能、システムである事が改めてわかります。

はるはる

特に、イーサリアムには通貨発行上限枚数が設定されておらず、ビットコインに比べて送金時間が非常に短い事がわかりますね!!



また、イーサリアム最大の特徴と言えば、Dapps(分散型アプリケーション)と呼ばれるイーサリアムのブロックチェーンを利用したゲーム等のプロダクトサービスが多数ある点です。

イーサリアムの開発者と財団

仮想通貨イーサリアム(ETH)を開発したのは、今では若き天才と呼ばれる当時20歳の大学生「Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)」でした。


ヴィタリック・ブテリンは、スイスの高校「Aberald School」を卒業後にアメリカの大学に通っており、2017年6月、仮想通貨に興味を持ちその面白さや将来性といった魅力にはまって投資を始めます。

ある日、彼が気にいって没頭していたゲーム「World of Warcraft」が、運営会社によってキャラのステータスを突如変更され、そのことから「中央集権への不信感」を抱き始める要因となったようです。

こうした経緯が後の彼の人生にとってターニングポイントとなり、仮想通貨イーサリアムという分散構造ブロックチェーンを活用した技術の世界へ引き込んだと言われています。

また、イーサリアム財団は2014年6月、仮想通貨イーサリアムの開発・マーケティング活動に必要な資金を調達(ICO)するために設立された団体です。

実際にイーサリアム団体は、イーサリアム開発に携わっているわけではありませんが、設立後の2014年7月に当時主流だったICOを実施して、なんと「31,000BTC(当時のレートで約20億円)」もの資金調達に成功しました。

ICOとイーサリアムトークンの関連性

イーサリアムは、仮想通貨としての「決済機能」だけでなく、ある契約書を保管したり、資産として保存する事も可能な点、つまり通貨以外にも利用できる点から「トークン」と呼ぶ方が適切かもしれません。

仮想通貨を利用する企業が、資金調達する手段として「ICO」を実施する場合、イーサリアムトークンを利用する事がほとんどと言われています。

ではなぜ、ここまでイーサリアムトークンがICO実施時に選ばれるのでしょうか。

はるはる

それは、イーサリアムトークンを受け取るウォレットを開発するのが他の通貨に比べてはるかに簡単だからと言われています!!



2019年に入ってからは、徐々に少なくなってきている資金調達手段「ICO」ですが、イーサリアムを使用する事で、「MyEtherWallet」などのような無料ウォレットで誰もが簡単にICOに参加できるのが特徴です。

イーサリアムのハードフォークは4段階|次の『セレニティ』ではどうなる!?

イーサリアム,ハードフォーク

イーサリアムがシステムとして完成するまでには、前述したように4つのハードフォークを実施するスケジュールが用意されています。

今回イーサリアムが発表したハードフォーク「コンスタンティノープル」は第3段階となりますが、全体のイーサリアム開発スケジュールはそれぞれ名前があり、以下のようになっています。

  • 【ハードフォーク第1段階】フロンティア(未開拓)
  • 【ハードフォーク第2段階】ホームステッド(開墾)
  • 【ハードフォーク第3段階】メトリポリス(都市)※今回のアップデートはココ!!
  • 【ハードフォーク第4段階】セレニティ(安定)

以上のような4段階スケジュールとなっており、過去に実施されたフロンティア・ホームステッドでは、テスト版から本格稼働となるサービスリリースまでが可能となりました。

はるはる

そして、今では当たり前となりつつある「イーサリアム上でアプリケーション開発ができる環境」が整ったわけですね!!



イーサリアムのハードフォーク『セレニティ』実施による開発計画

上記でご紹介したように、最終段階となるイーサリアムのハードフォーク「セレニティ」では、主に「シャーディング」や「オフチェーン(Plasma)」技術導入によりスケーラビリティを向上させる予定となっています。

シャーディングとは「データを複数のサーバに分散させる機能」、Plasmaとは「イーサリアムのスケーラビリティ問題を改善するための技術」の事を指します。

近年、たびたび話題になっているビットコインのライトニングネットワークは、二重支払いの保護やブロックチェーン外での取引が可能な点、マルチシグネチャによる安全対策が特徴です。

はるはる

イーサリアムはこうしたビットコインのライトニングウネットワークに関連した将来有望となる開発計画を立てているんですね!!

そこで、上記に挙げた「シャーディング」や「オフチェーン(Plasma)」といった技術を使用して無数のブロックチェーンを繋ぐ事で、膨大な取引処理が可能となる予定です。

イーサリアムの新機能!「Monoplasma(モノプラズマ)」という技術を発表

イーサリアム,ハードフォーク

2019年2月中旬に、仮想通貨ブロックチェーン技術のデータプラットフォーム提供企業であるスイスの「Streamr社」が「Monoplasma(モノプラズマ)」と呼ばれるイーサリアムのスケーリング技術を発表しました。


この「モノプラズマ」技術を用いると、「一対多決済」と呼ばれる機能が使用可能となります。

はるはる

「一対多決済」とは、複数のアドレスに同時にトークンを何度も送信できる機能を指します!!



Streamr社現CEO「Henri Pihkala氏」によると、モノプラズマを活用する事でユースケース(機能的要求を含む振舞を把握するための技法)が幅広く使用できると述べています。

取引などで得た収入をシェアしたり、オープンソースのDApps(分散型アプリケーション)を利用する事で、通貨保有により報酬を貰ったりエアドロップを継続的に実施したりできるんですね。

はるはる

現状、独自通貨を管理しているプロジェクトは世界中にたくさんあるため、上記のようなサービスを展開する事で大きな需要が見込めるのではないでしょうか!!



また既に、Streamr社はモノプラズマ技術を使用して20万アドレスにデモ用のトークンを贈るなどのテストを実施したようですね。

今後このような機能が実用化されてくれば、2019年のイーサリアム(ETH)価格が上昇するための好材料となる可能性があります。

イーサリアムのハードフォーク『コンスタンティノープル』実施後のまとめ

イーサリアム,ハードフォーク

今回は、遂に実施されたイーサリアムのハードフォーク「コンスタンティノープル」が完了したという発表と、今後のイーサリアムの展望などをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

2019年から今後のイーサリアム(ETH)のについては、ICOやDAppsなどにおいて、これまで障壁となっていた問題を改善していく事が求められます。

2018年には、ICOの詐欺が横行して勢いが止まり、結果的にイーサリアム(ETH)価格が下落するという大きな影響を与えました。

仮装通貨の全体相場が下落中とは言え、こうした意味でも今後のイーサリアムのハードフォークを含む動向が注目されているのです。

近年、セレニティという大幅アップデートを控えており、これに伴ってイーサリアムの提携、システムの実用化ニュースも徐々に増えてきています。

はるはる

近い将来、イーサリアムのこうしたアップデートに伴うシステム改革は、仮想通貨業界にまったく新しい価値を創出できる事が期待できそうですね!!



今回イーサリアムのハードフォーク記事内でご紹介した「DApps」に関連した、最近発表された話題の「BinanceがBNB約1200万円分の賞金コンテスト」について、以下の記事をぜひ参考にしてくださいね。

最終更新日:2019年03月16日

【この記事を書いた女子会メンバー】

はる
今年の春から大学生ですo(^▽^)o仮想通貨は将来がちょっと不安で、投資の勉強を始めたのがきっかけ。目標はうちにお猫様をお迎えすること!仮想通貨は楽しんでやっていきます。
はるの他の記事を読む

フォローする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ランキングも応援してね♡

関連記事

SPサイド「ランキングここを押してください」

人気記事ランキング

  • Weekly
  • Monthly
  • Total

コインガールズ記事も配信中!

サイド「NEWS APP」

ランキングに参加してね♡

PCサイド「ブログランキング」 PCサイド「ブログ村」