ホーム最新ニュースビットコインETFとは?承認されると価格が高騰するって本当?
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
さおりん

ビットコインETFとは?承認されると価格が高騰するって本当?

ビットコイン,ETF

2019年4月より突如上昇しだしたビットコイン価格とそれに連動するように全体相場も回復の兆しが見えてきましたね。今回はさらなる仮想通貨市場を活発化させるビットコインETFとSECの審査基準、承認によるメリットなどについてご紹介します。

記事上「ランキングここを押してください」
記事上「コメントボタン」

さおりんさおりん

こんにちわ、さおりんです。今回は、徐々に回復の兆しを見せ始めた仮想通貨市場をさらに活発化させるビットコインETF承認可否問題を中心にご紹介していきます。



目次

アメリカのSECがビットコインETFの可否判断延期を発表

ビットコイン,ETF

SEC(アメリカ証券取引委員会)は、アメリカ仮想通貨資産マネジメント「ビットワイズ」が申請中のビットコインETFの可否判断を延期する事を発表しました。


審査がスタートしたのが2月11日、延期判断により240日間の審議にかけられ、ビットワイズのビットコインETF審査期限は5月16日まででしたが、可否判断延期となりました。

また、もう一つビットワイズ次いでアメリカ運用会社ヴァンエックが申請していたビットコインETFの審査期限5月21日までとなっており、この可否判断についても依然注目されています。

「2019年内にはビットコインETF承認はされない」との意見を述べる専門家も居る中、SECは今回延期したビットワイズのビットコインETF審査期限延期とともに、パブリックコメントの募集を開始したようです。

今回は、そんな仮想通貨市場に機関投資家の資金が流入するきっかけとなるビットコインETFについてご紹介します。

SECによるビットコインETF可否判断はビットコイン価格には影響なし!?

ビットコイン,ETF

大手オンライン取引仲介業「eToro」のアナリストが、海外メディアでの独占インタビューにて「ビットコインETFは仮想通貨の目標にはほぼ影響はない」との見解を示しました。

ここでは、SECによるビットコインETFの可否判断・延期に関する影響がビットコイン価格とは別物であるとの意見をもとに考察していきます。

仮想通貨ビットコイン(BTC)とビットコインETFはあくまで別物

2019年3月に、SECは「ビットコインETFの審議には時間が必要」という理由で2つのFTF承認可否を正式に延期しています。

これにより、4月1日に予定されていたBitwiseのETF可否判断は5月16日、4月6日に予定されていたVanECKのETFは21日にそれぞれ45日間の延期となりました。

さおりんさおりん

ちなみに、最終判断での延期はあと2回(最大240日)まで可能となるので、Bitwiseの最終期限は10月13日、VanEckの最終期限は10月18日までとなります。



「eToro」の「Mati Greenspan氏」を含めたアナリストや専門家の一部では、「SECのビットコイン承認がビットコイン市場や投資家にとってさほど重要ではない」という意見もあるようです。

ビットコインETFがSECにより承認されれば、機関投資家の資金は仮想通貨市場に一気に流入する可能性が大きいのは事実でしょう。

ただ、仮想通貨業界の今後の可能性という視点から見た場合には歓迎すべき動向ではありますが、仮想通貨が目指している最終的な金融分野への目標に対する貢献度は低いとも言われているようです。

現実的にビットコイン市場はまだまだはるかに「小規模で規則正しい」

Greenspan氏によると、仮想通貨のメディアサイトで有名な「CoinMarketCap」のデータによれば、1日のビットコイン取引総額は約60億ドル(約6699億4663万円)という事です。

しかし実際は、2.73億ドル(約304億8257万円)と述べており、実際のビットコイン市場は一般的に思われているよりもはるかに「小規模で規則正しい」と指摘しています。

ビットコインETFが、アメリカSECの承認を得るには、アメリカの証券取引法第6条(b-5)を満たす事が必要です。

この条件を満たすためにSECは、

  • ベースとなるビットコイン市場が市場操作に対して独自の抵抗力をもっている
  • 仮想通貨取引所が、大規模で規制された市場間で監視協定を締結している

という2点を挙げているようです。

今後のビットコインETFが承認されるかどうかについて、ビットコイン価格が大きく変動した場合にはETF承認に大きな影響を与えると予想されていますが、あくまで「短期的な影響」と楽観視している意見もあるようですね。

そもそもビットコインETFとは|初心者でもわかりやすく徹底解説

ビットコイン,ETF

仮想通貨相場でも基軸となるビットコイン価格ですが、ビットコイン取引に興味がある人は特にETFの承認可否関連の動向にも要注目です。

ここでは、そもそもビットコインETFについてまだあまりよく知らない人も居ると思いますので、ビットコインETFについての知識をおさらいしておきましょう。

ビットコインETFと主な特徴

ビットコインETFとは、仮想通貨ビットコインを投資対象とする金融商品で、その中でも証券取引所に上場されている「投資信託」の事を指します。

投資信託とは、投資信託委託会社が投資家から集めた資金を運用し、その取引で得た利益を「分配金」として投資家に還元するサービスです。

現在、世間に出回っているほとんどの投資信託は証券会社と相対的に取引・購入する事が必要となっています。

また、上場投資信託とは、たくさんの投資家が集まり投資家同士で売買可能にするために、証券取引所に上場されている投資信託のタイプを指します。

つまり、一般的な上場している株式と同じく証券取引所が開催されている9時から15時までの時間帯に価格が変動するのです。

さおりんさおりん

価格を指定する売買である「指値注文」も可能なため、ットコインETFはビットコインよりも取引がしやすい金融商品になるという事ですね。



そして既に前述しましたが、SECに申請しているビットコインETFが承認される事で、機関投資家の持つ莫大な資金が流入される事が期待されています。

ビットコインETFを審査しているSEC(アメリカ証券取引委員会)

ビットコイン,ETF

SEC(Securities and Exchange Commission)とは、アメリカの証券取引委員会の事を指し、ビットコインETFの申請時における承認の可否・審査を行っている機関です。

SECは「投資家保護」を目的に設立されましたが、その主な機能も「市場において証券取引法に違反している行為がないかどうかを監視する事で投資家を保護する事」となっています。

アメリカの連邦政府機関の一つであるSECは、日本の株券取引等の監視委員会と同じ役割を果たしています。

さおりんさおりん

つまり、アメリカでも日本の金融商品取引法と似た法律である「証券取引法」があり、こうした法律に基づいた活動をしているのが特徴ですね。



近年、ビットコインETFの承認可否などの判断で話題になっているSECですが、市場を監視して証券会社の管理をする事により、投資家が損害を受けないよう保護の観点から日々活動しています。

ビットコインETF|これまでの申請と却下の経緯を考察

ビットコインETFに関しては、近年いくつか上場申請が行われてはいますが、いまだにSECから承認を得られた事がないのが現状です。

さおりんさおりん

つまり、ビットコインETFの申請後に却下されて「再審査中」という状態にあるという事ですね。



ここでは、過去ビットコインETF申請をした事例からその承認可否までの経緯をいくつかご紹介します。

『ウィンクルボス兄弟』のビットコインETF申請

2017年3月、仮想通貨投資で億り人になった事で有名なウィンクルボス兄弟が、ビットコインETF申請を行いSECに却下された経緯があります。

その後の2017年12月に「CBOE(シカゴ・オプション取引所)」にビットコイン先物取引が上場を果たし話題になりました。

先物取引が承認された事によってビットコインETFも上場認可される期待感が高まったわけですね。

しかし、そんな期待を裏切るかのように、2018年1月にSECはビットコインへの懸念点を発表し、その影響により申請中だった4つのビットコインETF申請が取消しになりました。

さおりんさおりん

SECが発表した内容、つまり上場が認められる条件を満たさないと判断して再度申請するためにいったん申請を取り下げたのです。



『CBOE(シカゴ・オプション取引所)』のビットコインETF申請

ビットコイン,ETF

そして、2018年3月、CBOEはSECにビットコインETF申請をする事になり、その後いくつものファンドが申請を行いました。

ただ、SECによるビットコインETFの審査基準は非常に厳しく、2018年8月にSECは申請された9つのビットコインETFの承認を拒否しましたが、その後SECの上級幹部がビットコインETFの再審査開始を発表します。

これにより、2018年10月に、SECが再審査中のビットコインETFに修正案を提出し、やっと承認の可能性が出てきたという経緯がありました。

ただ、2019年5月現時点、まだSECによるビットコインETFの申請は一つも承認されていないというのが現状となっています。

ビットコインETFが承認される事によるメリットをわかりやすく解説

ビットコイン,ETF

では、SECがビットコインETFを承認する事で、仮想市場にどのようなメリットがあるのかをいくつかみていきましょう。

メリット①仮想通貨としての信頼性が高まる

一つ目のメリットとして、仮想通貨としての信頼性アップの可能性が見込まれます。

ビットコインETFは、SECの厳しい基準・審査に合格してはじめて証券取引所へ上場されるため、取引時の透明性や投資家保護の観点からのセキュリティ確保といったある一定のレベルを超えないと申請は通りません。

逆に言えば、SECによるビットコインETF申請が承認される事で、投資として魅力のある金融商品として取引所が認めた事になり、結果として信頼性は高まる事につながるのです。

メリット②機関投資家の資金が仮想通貨市場へと流入する可能性がある

2つ目のメリットは、前述した「ファンドなどの機関投資家資金の流入が期待できる」点です。

基本的に、機関投資家は顧客から預かった大切な資産をより安全に運用する義務があるため、投資家保護が低いものには投資できないのです。

つまり、ボラティリティ(価格変動)が高い仮想通貨取引所ではビットコインを購入できなくても、投資家保護が認められSECの認可がおりたビットコインETFが上場する事で投資対象として見る事ができます。

その結果として、ビットコイン(BTC)にも機関投資家の資金が流入する事になり、価格が上がる期待ができるのです。

メリット③信用取引が可能である

3つ目は、信用取引が可能になるという点です。

ビットコインETFが承認されると、信用取引が成立しやすくなって全体の下げ相場でも売りから入る事で利益を上げやすくなるため、市場に流動性をもたせる事ができます。

現時点では、仮想通貨取引所がFXや信用取引に対応していないところは多いですので、この点はメリットと言えるでしょう。

メリット④従来よりも税金面での負担が減少する

そして4つ目が、税金面で投資家への負担が軽減する点です。

現在、仮想通貨は法律上で金融商品ではなくいわゆるモノ扱いとされており、税制上仮想通貨取引で得た利益は「雑所得(総合課税)」に分類されます。

総合課税は、所得税が高ければ高いほど税金も高くなる累進課税方式で、税制面でみてもっとも税金が高い部類に該当します。

しかし、ビットコインETFとして承認されれば、株式と同じ「申告分離課税」対象となりますので、税率が一定となりその分投資家への負担は軽減されます。

さおりんさおりん

年間で見た場合、莫大な利益を上げている投資家ほど、こうした税金面での負担が減少する点ではメリットと言えるでしょう。



ビットコインETFがことごとく上場却下になっている現状と理由

ビットコイン,ETF

2019年5月現時点になっても、まだビットコインはETF承認がいまだされていないのが現状ですが、そもそもなぜSECによる承認がこれほどまで却下されるのか不思議に思う人も居るでしょう。

ここでは、ビットコイン(BTC)のETFがSECにより承認されない理由やSECの反応などを中心にみていきましょう。

SECが求めている基準をビットコインETFが満たしていない

既にご紹介したように、アメリカSECはビットコイン(BTC)のETF承認を過去に却下しており、いまだ申請が通ったETFはありません。

ビットコインETFが却下される理由は、ビットコイン(BTC)は顧客資産として位置付けるには、現状あまりに市場のボラティリティ(価格変動)が大きく資産の安全を確保するのが難しいと判断されている点にあります。

また、2017年にはビットコインをはじめ仮想通貨取引において億単位の資産を一気に築いた「億り人」が誕生しており、プロジェクト内容に根拠のない価格高騰をあおる話題が頻繁に出た事も要因の一つと言われています。

こうした背景によって、仮想通貨はギャンブル要素が強い面があるモノであり、金融商品として認知されていない事もかなりのビットコインETF承認にはかなりのデメリットと思われますね。

ビットコインETFに関する偽ニュースとは!?

近年、ビットコイン(BTC)のETF申請、およびSECによる承認可否判断の延期、上場却下といったニュースで、「ビットコインETFは承認されなかった」というニュースが報じられていますよね。

さおりんさおりん

しかし実際には、一部のビットコインETF申請が通らなかっただけなのです。



こうした内容を誤認させるようなフェイクニュースの中にも、ゴールドマンサックス社CFOの仮想通貨取引デスクの開設中止については大きく報じられました。

このニュースの影響によって、仮想通貨であるビットコイン(BTC)価格は一時的に暴落しています。

ただ実際には、ビットコイン(BTC)のデリバティブ商品(金融派生商品)の開発は進めており、前述した仮想通貨トレーディングデスクに関しても中止はしていないのが現状となっています。

他にも、アメリカ最大の仮想通貨取引所コインベースが、資産運用会社として世界に有名な「ブラックロック」と提携し仮想通貨ETFの検討中とのニュースが流れた事もありました。

このニュースに関しても、実際には具体的な内容は一切決定されていないフェイクニュースとの見解が多いようです。

さおりんさおりん

ただ、ブラックロックの運用資産はなんと6兆円を超えるため、実際これが実現した時には非常に有力なETFの候補になると多くの専門家が期待を寄せているようです。



ビットコインがETFとしてSECに承認されるまでの課題

ここまで、ビットコインETFが承認された場合の市場への影響などをご紹介しましたが、投資家の中には、やはり仮想通貨市場がさらなる盛り上がりを見せるためにETF承認を期待している人はたくさん居ます。

ここでは、ビットコイン(BTC)がETFとして承認されるための課題をいくつか考察してみましょう。

具体的に、ビットコインETFが承認するために懸念されている要因は以下になります。

  • ビットコイン(BTC)の適正価格評価が難しい
  • ハッキングされた場合の投資家保護(カストディ)
  • 市場価格操作への対処方法
  • 取引時の不正や詐欺的行為のモニタリング方法
  • ビットコインの流動性が足りない

SECは、ビットコインETFが承認された時、実際に投資信託がビットコインの価格を正しく評価する事は難しい点をまず指摘しています。

仮想通貨であるビットコインは、金や原油などを代表する様に実物が存在するものではなく、かつ何かに裏付けされた通貨ではない点が懸念されているようですね。

さおりんさおりん

つまり、連動する価値のないビットコインをETFとして承認するにあたり、適切な判断をするだけの情報がまだまだ足りないという見解が多いようです。



ビットコインの流動性が足りない点については、ビットコイン先物の取引高が先日承認されたばかりの貨物ETFよりも多い事がわかっていますので、承認された場合の市場における流動性は十分あると言えるかもしれません。

つまり、ビットコインETFに対してSECがもっとも懸念している事項であり、承認されるための要因として「カストディや市場価格操作などへの対応が重要」という事になります。

こうした要因は、それぞれが各国当局や取引所の対策により解決可能な課題ですが、最近では取引所での取引高水増しニュース等も報道されている事から、全ての懸念を払しょくするにはまだ時間が必要と言われています。

ただ、2018年9月以降は、SECによるビットコインETF審査は却下ではなく延期が多くなってきている事から、承認に向けてかなり前進したのではないかとの意見もあるようです。

ビットコインETFとは?承認されると価格が高騰するのは本当かまとめ

ビットコイン,ETF

今回は、仮想通貨市場に大きな影響を与える可能性のあるビットコインETF承認問題やSECの審査基準、承認による市場へのメリットなどを考察しました。

ビットコインETFの申請段階で、当然ですがビットコインはSECから非常に厳しい審査・対応を受けているのは事実です。

ただ、ビットコインETF承認をよりか簡単にする提案が出されているなど、今後は外部の様々な状況変化によって2019年にはSECからビットコインETFが承認される可能性もあります。

仮想通貨市場は、現在徐々にですが上昇傾向にあり、市場がさらに拡大していく事によって、ビットコインETF承認に近づく可能性も十分あると言えるでしょう。

さおりんさおりん

ビットコインETFがSECに承認される=機関投資家の莫大な資金が流入する」という図式が成り立つため、ETF承認に関しては今後も要チェックと言えますね。



近年、SECによるビットコインETF承認が世界中で期待されている要因については、以下の記事をぜひ参考にして下さいね。



【この記事を書いた女子会メンバー】

さおりん
いつも暴走するゆいに手を焼かされてるゆいの相方のさおりんです。大変だけどおかげで仮想通貨を早く始められたし良い友達です(๑•᎑•๑)今はけっこう真面目に仮想通貨に取り組んでます。
さおりんの他の記事を読む

フォローする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ランキングも応援してね♡

関連記事

SPサイド「ランキングここを押してください」

人気記事ランキング

  • Weekly
  • Monthly
  • Total

コインガールズ記事も配信中!

サイド「NEWS APP」

ランキングに参加してね♡

PCサイド「ブログランキング」 PCサイド「ブログ村」

マーケットレポート:市況記事

マーケットレポート:市況記事