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フェイスブックの独自仮想通貨グローバルコインはXRPを完全無用化する?経済ジャーナリストやアナリストが発言

最近話題になっているフェイスブックの独自通貨発行ですが、ある経済ジャーナリストによると「グローバルコイン発行によりXRPが無用化する」と発言しています。今回はそんな話題のフェイスブックの独自仮想通貨発行についてご紹介します。

こんにちわ、はるです!なんとフェイスブックが独自発行する仮想通貨によって、XRPをはじめとするアルトコインが無用化されるという経済ジャーナリストの発言があったようなのでご紹介します!!
目次
「フェイスブックの独自仮想通貨でXRPを不要にする」発言が大注目!
2019年6月7日、アメリカの経済ジャーナリストである「Max Keiser(マックス・カイザー)氏」が自身のTwitter上で驚きのツイートをした事が話題になっています。
The $FB global stable coin… FaceCoin obviates need for hundreds of alt-cons including XRP. The alt-coin apocalypse is nigh. This will drive Bitcoin higher, as BTC competes with Gold, not fiat. (Also, crypto ‘payments’ companies likely to wiped out). https://t.co/w38jmtn7RN
— Max Keiser, tweet poet. (@maxkeiser) 2019年6月7日
最近話題になっているフェイスブックが独自の仮想通貨を発行する事について、「フェイスブックのステーブルコイン登場によって、XRPを含むたくさんのアルトコインは不要になる」という内容のツイートをしたのです。

さらに続けて、ビットコインは法定通貨ではなく金と競合するため、高くドライブし、さらには仮想通貨の支払い企業も一掃される可能性があるとツイートしています!!
現状、フェイスブックが独自に発行予定の仮想通貨プロジェクトの詳細は明らかにはなっておらず、リップル(XRP)のように銀行間送金など国際間で使用されるかどうかはわかりません。
また、別の仮想通貨アナリストも、フェイスブックのステーブルコインが「XRPを完全に無用にする」と述べている事から、今後フェイスブックの公開予定である仮想通貨に注目が集まっているようです。
Facebook is launching their global crypto coin called “Libra”. What’s interesting is they are offering companies to pay $10m to become “validators”. If anything, it renders Ripple useless 😂. The first companies to create a LIBRA/BITCOIN exchange will make a killing!
— Charlie Shrem (@CharlieShrem) 2019年6月8日
フェイスブックの利用者は世界中に20億人以上存在しており、こうした登録ユーザーが仮想通貨に新たな価値を見出す事による影響は計り知れませんね。
フェイスブックの仮想通貨プロジェクト『Libra』は世界規模になり得るのか
近年、徐々に明らかになりつつあるフェイスブックの仮想通貨プロジェクトコードネームは「Libra(リブラ)」と名付けられており、世界中から注目を集めています。
ここでは、そんなフェイスブックの仮想通貨プロジェクトについてご紹介します。
徐々に明かされるフェイスブック仮想通貨プロジェクト
世界的なメディア誌「The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)」が、現在フェイスブックが開発している仮想通貨の支払いシステムについて報道しました。
前述したように、フェイスブック社内でのコードネームは「Project Libra」となっており、この名前の商標も取得した事が明らかにされています。

ちなみに、「Libra」とは古代ローマ時代に使用されていた通貨や質量単位、または英語では天秤という意味になります!!
フェイスブック陣営がかねてよりステーブルコインの独自発行を計画しているという噂はありましたが、今回はより詳細な内容は報道されています。
単なる国際送金手段として「Libra」を利用するだけでなく、あくまで全体のペイメントネットワーク志向であり、提携企業にも世界的に有名なVISA・MasterCard・FirstDataへ打診しているようです。
フェイスブックはこのプロジェクトのために10億ドル(日本円で約1,100億円)の出資者を募集しており、資金の使用用途は「発行予定のステーブルコインの裏付け資金」に使用するとの事です。
この計画が実現すれば、提携した大手クレジットカードのトランザクションコストを削減可能な上に、世界規模で利用ユーザー間の送金が可能となります。

その他にも、広告を閲覧したユーザーに対して、リワードでステーブルコインを報酬とする仕組みも検討されています!!
そういった意味で、多くのアナリストは同じ国際送金分野で一歩リードしているリップル(XRP)の価値が無用になるとの見解を示していると思われます。
フェイスブック『Libra』プロジェクトは世界最大のブロックチェーンアプリ!?
2019年2月フェイスブックは、初めてブロックチェーン関連のスタートアップ企業「Chainspace(チェーンスペース)」を買収しています。
ちなみに、この買収目的は技術ではなく人材獲得であると言われており、当時10人ほどだった「Chainspace」のチームを買収した事で、フェイスブックがいかにブロックチェーン分野に関心があったかがわかりますね。

現在もフェイスブックは、利用ユーザーのプライバシー管理については世間から非常に強い批判を受け続けている状況です!!
プライバシーやアカウントIDなどの個人情報を自分で管理可能なブロックチェーン関連に詳しい人物に間では特にその批判は顕著に出ているようですね。
フェイスブックも、こうした自社のプライバシーに対する批判は受け入れており、2019年4月に実施された開発者会議で、Mark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏自身が「プライバシーを重視する」発言を何度も繰り返しました。
2018年度のフェイスブックの決算報告書によれば、第四半期に4つのアプリ「Facebook、Instagram、Messenger、WhatsApp」のうち1つ以上を毎月使用したユーザーは27億人にのぼるとされています。
こうしたフェイスブックの「Libra Project」が実現すれば、その利用ユーザーの多さからも世界でもっとも使用されるアプリケーションになる可能性があるのではないでしょうか。
フェイスブック独自仮想通貨の提携企業が100社に!?
6月中にも独自の仮想通貨プロジェクトの正式発表をすると予想されているフェイスブックですが、6月14日にアメリカの仮想通貨メディア「The Block」の報道により提携企業の一覧がリークされました。
実は同日、ウォール・ストリート・ジャーナルが、クレジット大手のVISAやマスターカード、ウーバーが出資すると報道されていましが、The Blockは、改めてパートナー企業を明らかにしています。
提携先企業の中には、有名VCの「アンドレーセン・ホロウィッツ」「ユニオンスクエア・ベンチャーズ」、アメリカ最大の取引所「コインベース」、NPO団体の「Mercy Corps」、音楽配信サービス企業「Spotify」などなど…。

全貌は来週にも明らかにされるようですが、かなりの有名企業が含まれていますね!!
こうしたフェイスブックの提携社数については、関係筋の話によると「企業連合となるコンソーシアムを100社ほどにする予定」だと言われています。
そして提携先企業ごとに1,000万ドルの出資をしてもらい、100社で10億ドルの資金調達を予定しているようです。
フェイスブックの独自仮想通貨『グローバルコイン』の特徴と拡がる可能性
アメリカの「Forbes」など有力なメディア報道によれば、フェイスブックは自社メッセージングアプリ4つのプラットフォーム上で、独自の仮想通貨となる「Global Coin(グローバルコイン)」を発行するそうです。
おそらくですが、上記プラットフォーム上にアカウントを持ったマーチャント(ネットショップ運営業者など)は、同アカウントを持ったユーザー缶で、独自仮想通貨を使用した取引が可能になると言われています。

つまり、このフェイスブックの独自仮想通貨構想が実現すれば、世界的にも非常に大規模な取引空間が新たに誕生する事になり、仮想通貨業界にも大きな影響を与えるでしょう!!
ご紹介したように、フェイスブックが独自発行する仮想通貨はステーブルコインになると思われ、利用ユーザーはATMに酷似したマシンを利用する事により仮想通貨を購入可能となります。
既にフェイスブック側が出した発表文、「Libra」プロジェクト関連の情報をまとめると、グローバルコインには以下のような特徴があります。
主に発展途上国に影響力のある仮想通貨になる
実は、発展途上国に存在する中央銀行は、「自国の法定通貨価値を維持する規律に欠けている」という共通点が挙げられます。
実際に、発展途上国のベネズエラでは、政府が信じられないハイパーインフレーション(急激なインフレの進行)を抑止できていません。
フェイスブックが独自発行するグローバルコインは、こうした発展途上国に対して間接的にですが、金融や財政上の規律執行に影響力を与えますので、こうした国々で利用が増加する可能性が高いと言われています。
仮想通貨保有者に利息が還元される可能性
フェイスブックは、仮想通貨の裏付け資産から金利を得る可能性があるとされているため、グローバルコインを保有する利用ユーザーに対しては保有数に応じた利息が還元される可能性が大きいと見られています。
一般的にフェイスブック利用ユーザー規模の観点からみても、独自発行するステーブルコインから発生する莫大な利益に関して、利用ユーザーに還元しなければ逆に問題になりかねないからです。
フェイスブック23億人の利用ユーザーが実数かどうか判明する!?
仮想通貨取引を行う投資家は、その身分を証明して「KYC(身分証明)コンプライアンス」を申告する必要があります。

つまり、これにより現在推測されているフェイスブックの利用者数23億人という数字が実数かどうかを判別できるというわけですね!!
そして結果的に、様々な情報の気密性や金融面でのプライバシー問題、海外資産の報告、税務上のコンプライアンスなど、様々な議論が必要となってくる可能性が考えられます。
フェイスブックの独自仮想通貨ゴローバルコインはXRPを完全無用化まとめ
今回は話題のフェイスブックが今月中にも詳細を発表する予定の独自仮想通貨「Global Coin(グローバルコイン)」発行によりXRPなどのアルトコインが完全無用化になるニュースをご紹介しました。
ビットコインが誕生して以来10年経過しましたが、いまだ消費者のほとんどが仮想通貨を決済に使用してはいません。
フェイスブックにすれば、こうした状況を独自の仮想通貨「グローバルコイン」を発行する事により、決済システムを構築して一新させたい様子ですね。
ほとんどの企業にとって、フェイスブックの利用ユーザー約23億人という月間PV数の魅力には対抗しがたいと言えます。
この機会を狙ってクレジットカード会社なども自社を、フェイスブックの仮想通貨決済ビジネスに参入し、従来とは切り離された決済オプション開発を狙っているようです。

今後も、6月中に詳細が発表される予定のフェイスブックの動向からは目が離せませんね!!
2020年までに世界数十か国で発行予定のフェイスブックの仮想通貨「グローバルコイン」については、以下の記事でも詳しくご紹介していますので参考にして下さいね。
【この記事を書いた女子会メンバー】

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