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2019.09.14 最終更新
さおりん

分散型取引所IDEXとは?その特徴と使い方を徹底解説します!

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こんにちは、さおりんです!「仮想通貨って中央集権を持たないはずなのに、取引所はどうして民間企業なの?」って思ったことありませんか?

もちろん、そう遠くない時期にDEXが主流になるのかもしれませんが、ちょっと疑問ですよね。そこで今回は、イーサ系ナンバーワンと言われるIDEXについてみてきます。

分散型取引所IDEXとは?

そもそもDEX(分散型取引所)とは、資産の管理や通貨の取引をすべてブロックチェーン上で行い、秘密鍵は個人で完全に管理して行う仮想通貨取引所のことです。実際の取引の際にしか秘密鍵を使わないことから、資産は常に個人管理下にあるというシステムです。

ただし、資産が実際にハッキングなどにより流出しているという事実がある中で、本当に完全に分離したDEXでよういのかという議論もあり、現状では完全に分離していないハイブリッド型のDEXが増えてきています。

大手取引所にもDEX化する動きが出ていますが、誰からも管理されない暗号通貨が中央集権を持つ取引所で取引されるというのもおかしな話で、今後は中央集権を持たないDEXが成長すると期待されています。

その中でも注目されるべきDEXが「IDEX」です。Etherscanが公表する「Top DEX pie chart」で、2019年9月時点でトランザクションボリューム(取引高)60%前後という圧倒的なシェアを保有しています。

IDEXは、特にイーサリアムベースの取引所で、取扱通貨数が多いことでも有名です。(実際には、取引されていない通貨も多くあります。)

ハイブリッド型の分散型取引所

IDEXは、パナマで登録されたAurora Labs S.A.により運営されており、2018年1月に実施したICOで530万ドルを調達しています。

Aurora Labs S.A.はIDEXのことをDEX(分散型取引所)と定義していますが、厳密には中央管理型のオフ・チェーン・インストラクチャーに依存しています。

つまり、イーサリアムブロックチェーンのマイニングを待つ必要がなく、また一方では、IDEXのスマートコントラクトは、オフチェーンのトレーディングデータに基づいて、トラストレスに資金を保管し決済します。

分かりやすく言うと、IDEXは、通常の仮想通通貨取引所のようなスピーディで安定した取引システムを持ちつつ、セキュリティについてはDEX特有のシステムを有しているのです。他のDEXとは大きな差別化を図っているといえるでしょう。

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仮想通貨取引所に対するハッキングは増加していますので、トレーダーが資産を取引所に預けるのではなく、手元で保管しながらトレードできる分散型取引所(DEX)の需要が高まっているのよね。

IDEXのハイブリッドモデルは、他のDEX(分散型取引所)よりもユーザー経験値を向上させる一方で、資産をユーザーの管理下に置く重要な機能を実現しています。しかし同時にIDEXは「署名済み取引をイーサリアムに提出する」権限を与えられた唯一のエンティティである必要があります。

そのため、厳しい規制当局の規制対象となる可能性があります。

ニューヨーク向けのサービスが規制により中止に

IDEXとは、従来型の中央集権を持つ仮想通貨取引所とDEX(分散型取引所)のいいとこどりをすることで優れたサービスを提供したのですが、ここで問題が発生します。DEXのメリットの一つである、本人確認無しですぐに取引できるというシステムが悪用される可能性が指摘されるようになったのです。

すでに、IDEXではマネーロンダリングやテロ対策として、ワシントン州北朝鮮のユーザーに取引を禁じていましたが、2018年10月からはニューヨークでも同様の規制が取られています。(ニューヨーク州は、仮想通貨取引所にとって最も厳しい規制体制を取る管轄地域の一つです。)

IDEXは完全に分離されたDEXではない

ハイブリッド型のDEX(分散型取引所)を売りとするIDEXとは、言い方を変えれば、完全に分離された取引所ではないということになります。

完全に分離された取引所を希望するトレーダーは、オフチェーンサービスへの依存度が低いサービスを選択する必要がありそうです。

とは言え、増え続けるハッキング対策として有効なDEX(分散型取引所)の需要が高まっている事実は疑いようもなく、BinanceOKExHuobi、など主要な中央管理型の仮想通貨取引所ではDEXの開発を公言しており、最終的には、仮想通貨取引所といえば、DEX(分散型取引所)ということになっていくのではと思われます。

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ある意味では、IDEXの形が将来的な仮想通貨取引所に近いといってもよさそうですね!

分散型ハイブリッド取引所IDEXの使い方

ワシントン州やニューヨーク州などの一部の規制の厳しい管轄エリアでは利用禁止となったものの、ハイブリッド型のDEXとして人気の高いIDEXについて、その使い方を見ていきましょう。

イーサリアムベースのトークンのみ利用可能

ハイブリッド型のDEXということで人気したIDEXですが、スマートコインとラクトと相性の良いDEXは分散型プラットフォームとなり、イーサリアムベースのトークンのみ利用可能となります。

これは、DEX自体の問題でもありますが、ビットコイン(BTC)などイーサリアムベースではないトークンは利用できません。

取引所に登録の必要はない

中央集権を持たないDEXですから、従来型の取引所のように管理されることはありません。他のDEXと同じように、取引所にアカウント作成する必要はなく、自分の所有している(イーサリアム)ウォレットを取引所(DEX)に紐づけて利用します。

つまり、すでにお持ちの場合、例えば、MyEtherWalletMetaMaskなどイーサリアム系のウォレットを取引所(DEX)に紐づけて利用することができるわけです。

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MyEtherWalletやMetaMaskなどイーサリアム系のウォレットを持っていれば、すぐに利用できるなんて超便利なわけですが、ここがマネーロンダリングやテロ組織などに悪用されてしまうわけですね!

国内取引所もそうですが、現在の仮想通貨取引所は、取引所のウォレット内に各ユーザーのアカウントが存在する形になっています。これはこれで便利なわけですが、ここに預けている以上は取引所がメンテナンス中には入出金は行えませんし、取引所がハッキングに遭ったり、Gox(破綻)すると自分の資産もなくなってしまう可能性があります。

これに対して、DEXでは自分で管理するウォレットに資産を入れていますので、取引所が破綻しようがハッキングに遭おうが基本的には関係ないことになりますね。

IDEXがKYC(顧客確認)プロセスを導入

IDEXは、2019年7月に既存及び新規ユーザー向けのKYC(顧客確認)プロセス義務付けの導入計画を発表しました。

IDEXによると、「米国の法令順守という立場から、IDEXは米国の顧客に対して特定の資産へのアクセスを制限しなければならないと判断し、今後数週間以内に米国の顧客向けに、特定の資産へのアクセスを制限する予定です。」とのことでした。

同月の24日から30日間(8月23日まで)にKYCへの移行が完了しています。以前は、KYCなしでも取引と1日当たり最大5000ドルの出金が可能でしたが、8月23日以降は、Tier1、Tier2の検証を完了したアカウントだけが利用可能となります。

Tier1:メールアドレスによるアカウント作成、氏名、生年月日、国の入力

Tier2:住所、パスポート、自撮り写真

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私たちのような一般のコインホルダーには関係ないのですが、いかに多くのマネーロンダリングが仮想通貨で行われているのか、ということですね。

 

2019年8月24日からのウォレットの作成方法(登録方法)

イーサ系のウォレットを持っていない場合には、新たにイーサ系のウォレット(MyEtherWalletやMetaMaskなど)を作成して、その上でIDEXに紐づけると、一般的な取引所に登録したのと同じ状況となり取引可能となります。

IDEXの公式サイトからもウォレットは作ることが可能です。

公式サイトにとぶと以下の画面が出てきます。

英語記載ですが、簡単ですのでそのまま進んでウォレットを作成するか、すでにお持ちの場合には紐づける。次にウォレットからIDEXに送金すると、すぐに取引できるようになります。

これがIDEXの取引画面です。

8月24日からはKYCプロセスが導入されていますので、まずアカウント作成する必要があります。

右上の「CREATE ACCOUNT」をクリックして登録を行います。

1.IDEX公式サイトのトップページ右上の「CREATE ACCOUNT」をクリック
2.メールアドレスとパスワードを入力
3.メールが届きますので、メールアドレスを認証
4.氏名、住所、国籍を入力
5.利用規約の同意にチェック
6.アカウント作成完了

イーサ系のウォレットを持っていない場合には、ログイン後に、「NEW WALLET」から作れます。

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アカウントを作成してログインした状態にすると、画面右上に「NEW WALLET」というリンクが表示されます。ログインしていない状態だと、「NEW WALLET」と表示されずに「CREATE ACCOUNT」と「LOGIN」と表示されますので注意しましょう

 

1.ログイン後のトップページ画面右上に表示される「NEW WALLET」をクリック
2.パスワードを入力
3.「Yes-CREATE WALLET」をクリック
4.Keystore Fileのダウンロード画面に移行
5.ダウンロード完了後、「GOT IT. GET MY PRIVATE KEY.」をクリック

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秘密鍵が表示されますので、忘れないように必ずメモなどに保存ですよ!

6.「ETURN TO EXCHANGE」をクリック

これでウォレットが作成されました。

既存のイーサ系ウォレットや、新たに作成したウォレットをIDEXに紐づけるには以下の方法で行います。

ログインした状態でトップ画面右上に表示される「UNLOCK WALLET」から紐づけます。

1.トップページ右上の「UNLOCK WALLET」をクリック
2.Keystore Fileをチェック
3.「SELECT WALLET FILE」を選択
4.パスワードを入力
5.「UNLOCK」をクリック
これでIDEXでの取引が可能となります。

大手取引所もDEX化へ!暗号通貨取引に広がる分散型取引所化

私たちが普段利用している国内取引所や、Binance、BitMex、Bittrexなどの海外取引所の大半は中央集権型(中央管理型)の取引所で、証券会社やFX会社同様にユーザーに対して非常に利便性の高いサービスを提供しています。

現状ではメリットのほうが多いのかもしれませんが、デメリットとして、セキュリティの問題があり、ハッキング事件は減ることがありません。また、良い悪いは別として、管理されていること間違いない事実であり、取引所が主であり、ユーザーに主導権があるわけではありません。

これに対して、DEX(分散型取引所)は、まさに中央集権を持たない暗号通貨のための取引所ともいえるのですが、現状では、イーサ系のトークンしか取引できない、あるいは、一般取引所と比べるとユーザー数も少なく、取引高が少ないなどの問題があります。

そんな中で注目されるのがIDEXとなります。今回、思い切ってKYCプロセスの導入に踏み切りましたが、少なくとも現時点では、取引高は減少傾向にはなく、逆にDEXとしてのシェアは上昇しているところです。

この理由としては、やはり、自分のマイウォレットから直接スムーズに取引可能というのは非常に魅力が大きいと思われます。

こんなことから、前述のように、海外の大手取引所はDEXを開発することを公言していますし、暗号通貨の取引といえばDEXというのが当たり前の時代になっていくのでしょう。

さおりんさおりん

最先端を行くIDEXに大注目というところですね!

分散型取引所IDEXのまとめ

分散型取引所のIDEXは、完全に分離したDEXではなく、通常の取引所と分散型取引所(DEX)のいいとこどりをしたようなDEXであり、そのために分散型取引所を希望する多くのユーザーに人気の高い取引所となっています。

KYCプロセスの導入が義務付けられることは、賛否両論あるでしょうが、私たち一般のホルダーにはそれほど大きな影響はないようですね。

 

最終更新日:2019年09月14日

【この記事を書いた女子会メンバー】

さおりん
いつも暴走するゆいに手を焼かされてるゆいの相方のさおりんです。大変だけどおかげで仮想通貨を早く始められたし良い友達です(๑•᎑•๑)今はけっこう真面目に仮想通貨に取り組んでます。
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